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12月17日(土)

いやはやなんとも・・・。数ヶ月も開いてしまった(笑)

すでに冬ですよ。それもハンパじゃなく寒い!!大河ドラマもとっくに終わってしまったしな。なんと下を見れば、一の谷がどうのこうのとなってるし。

しかし、「義経」はなんとも消化不良の大河ドラマだった。正直、やっと終わってくれたという気持ちが強い。

去年の「新選組!」は、まったく違和感がなかったわけじゃないが、わりと好意的に意見を書いてきた。歴史ドラマとしてはどうだったか微妙だが、単純に「群像劇」として楽しめた。

今年の「義経」。いちおうベーシックは、宮尾登美子原作の「宮尾本平家物語」ということだったが、やはり平家物語で源義経の物語を描くのは無理があったといわざるを得ない。

最悪だったのは、なんといっても『安徳天皇とりかえばや事件』である。それもよりによって守貞親王と入れ替えるという前代未聞の設定だ。

たしかに守貞は、平家とともに西海に連れて行かれるが、無事に京都に帰り、史実では後に後高倉院として北白川院とのあいだに後堀河天皇をもうけるのである。

それを安徳天皇と入れ替えるなど、荒唐無稽もはなはだしい。

が、それ以前に「平家の血筋を残したい。 by時子」などとふざけたことを抜かしてくれるが、清盛の孫である平維盛の息子、六代は少なくとも生き残っている(ま、最終的には鎌倉に殺されるが・・・)。

つまり直系の子孫がちゃんと存在するのだ。

確かに安徳帝は実は壇ノ浦では死なずに生き延びた、とする伝説は多く残っている。しかし、伝説はあくまでも伝説である。平家物語を名乗る以上は、幼い先帝の入水という悲劇をきっちりと描くからこそ、その世界観が存在する。

それをよそ様の子どもを身代わりにして自分のところの子どもを救うとはあまりに理不尽というものだ。

それでも最後まで見続けてしまったわしもわしだがな・・・。

壇ノ浦以降の物語は、もう語る気もしない。無意味な「船弁慶」や、まったく泣けなかった勧進帳。最終回などは、笑いながら見てしまった。

まさか、これが源平物の大河とは・・・。

今年の冬は寒いぜ・・・。




7月9日(土)

またまた大河ドラマ関連の話だ。

「義経」は木曽義仲を滅ぼし、いよいよ一の谷へと向かう。相変わらず脚本はグダグダで、義経自身もなんだかよくわからんキャラのままだ。

そんななかで、数少ない注目キャラだったのが木曽義仲と巴御前だった。それまでわしの中では、義仲&巴といえば、「武蔵坊弁慶」のときの佐藤浩市と大地真央のコンビだったが、「義経」の小澤征悦と小池栄子のコンビもなかなかのものだった。

特に小澤征悦は、これまで全く知らない役者だったが、今回の義仲役の演技を見て注目するようになった。

で、昨日の金曜日。久しぶりにレンタルビデオ店をのぞいてみたら、小澤征悦の出ている作品を偶然見つけた。タイトルは『ほたるの星』

舞台はここ山口県だ。

ここ数年、山口県を舞台とした映画が何本か作られている。庵野ちゃんの『式日』しかり、「半落ち」の佐々部清監督(下関出身)の『チルソクの夏』や今年公開された『四日間の奇跡』しかりだ。

この『ほたるの星』の菅原浩志監督は山口出身ではないけど、以前他作品で山口を訪れたことがあったということ。舞台も特に山口県のどこそこというふうに特定はしていない(モトネタは防府市)。

小学校は萩の明倫小学校で撮影し、町並みは柳井市。田舎の風景では油谷町(今は長門市油谷)の棚田がでてくる。いわば心象的な山口の風景という感じだ。

(以下はちょっとしたあらすじ)

山口県で実際にあったことがモトネタの映画で、撮影も山口県の全面協力の下、おこなわれた。
そうえば、以前、地元のニュースで紹介していたなあ。あの頃は、小澤征悦なんて俳優は知らんかったのさ。

都心の巨大ビルの地下で、メンテナンスのバイトをしながら三輪元(みわはじめ:小澤征悦)は小学校の教員を目指している。そして、三度目の採用試験でやっと受かり、地方の小学校へ赴任する。
受けもちは、3年生の33人。小うるさいPTAや、点数稼ぎの管理職、こまっしゃくれたクラスの子どもたちに振り回される毎日だったが、ふとしたことからみんなで「ほたるを自分たちの町へ呼び戻そう」ということになって、クラスのみんなが一致団結。三輪先生の奮闘が始まる。

そんな中、2年生の時に東京から転校してきた一人の少女だけ、みんなの中に入れない。彼女は幼い頃に母親を病気で亡くし、父親は娘に暴力を振るっていたため、この田舎町に住む親戚に引き取られていたのだった。ちなみにこの親戚のおばあさんは、とってもいい人。

実は、三輪自身も小学生の時に両親が離婚してひとりぼっちになり、自暴自棄になったときがあった。そんなとき、彼をやさしく包んでくれたのは、担任の先生(役所広司)だった。彼が小学校の先生を目指したのはその先生の影響で、三輪は少女の中に過去の自分を重ね合わせていたのであったのよ。

そんな少女も、同級生の男の子の「ほたるが光る時、一番会いたい人に会える(彼の祖母談)」という言葉をきっかけに次第に心を開き、積極的にほたるの世話をするようになる。

しかし、道は険しい。なかなか理解を示さない学校のほかの先生や、川の環境を悪化させている不法投棄や、生活排水。そして一番の難関は、護岸工事をたくらむ『山口県』だった(苦笑)

彼ら、彼女らは、そんな難関に一つずつ立ち向かっていく。ついにラスボスの山口県も護岸工事を条件付ながら延期した。ところが、そこに大雨が降り続き、放流したほたるは流されてしまう。おまけに県も工事再開をするという。

それでも彼らは諦めず、みんなで夕闇の中、ひたすらほたるを待ち続ける。

しかし、時間はすぎてもほたるは現れず、やがてひとり、またひとりと家路についてゆき、とうとう三輪先生とくだんの少女の二人だけになってしまった。その時、・・・!!

溢れる無数のひかりの瞬き。ふたりはその中に何を見たのだろうか・・・。

はっきりいって、小澤のセリフは棒読みだし、共演の少女の方が上手なくらいだ。あらすじも悪くいえばありきたりで、結果も予測できる。

でもねえ、なんつーか、先生のひたむきさみたいなものが、ガンガン伝わってくるのよ。東京生まれという設定なんだけど、ボクトツ感全開なんだよね。いい意味で洗練されていない、みたいな。
もうひとつ、舞台が山口って部分もあったのかも。見慣れた風景もあったしね。

気がつけば、わしは涙ぼろぼろだったんよ(微笑)

聞けば、小澤はかつてNHKの朝の連続ドラマ「さくら」でも先生役だったとか。それは見ていなかったなあ。

いろいろと文句ばかりつけている今年の大河ドラマだが、小澤征悦という役者を知ったことは良しとしたい。






5月14日(土)

うお〜!すげー間が空いてしまったぞ(爆笑)

実は、4月の一ヶ月間またまた『別荘』に行っていたのだー。今度は、「リバーサイドホテル」9階(微笑)

ちょいと不整脈が出てしまってな。おかげさまで今はおさまっていて、5月の連休明けからは仕事にも復帰している。しかし、困ったもんだまったく。

ところで、最近は「平家物語」の世界にちょいとばかしハマっている。ちょうどNHKでも大河ドラマ「義経」が放送中だ。

この時代には昔から興味があって、名古屋からこっちに帰ってきてまだ仕事にも就かずプータローをやっていたときに、吉川英治の「新・平家物語」を買ってきて一気に読んだものだ。

この度の入院中も、病室には新・平家物語を持ち込んでずっと読みふけっていたのだよ。

当然大河ドラマで源義経が取り上げられると知った時は、非常に楽しみにしていた。同時に、最近の大河ドラマの傾向を考えて一抹の不安もあったけどな(笑)

ま、去年の「新選組!」も賛否両論沸き起こったが、わしの場合、あまり幕末という時代に思い入れがなっかた分、けっこうドラマ自体は楽しむことが出来た。

ところが今度の「義経」の場合、『思い入れのある時代の作品』になるわけで、そこはどうしても去年とは違う見方をすることになる。

「新選組!」の場合、例えば近藤勇と坂本竜馬が友達だったりとか、従来の幕末物にはない設定だったが、「義経」でも思いっきりNHKはやってくれた。

なんつうか・・・、悩み多き義経というか。ま、そりゃ清盛のことを『父親のように慕う』つうんだからな。

そんな義経が、どのようにして平家を倒すことを決心するんだろう???と見ているこっちも毎週悩みながらTVの前に座っているが、そのあたりがはっきりと描かれないまま先週清盛が死んでしまった。

ドラマなんだから、多少の脚色は当然だし、そうでなければ作品自体面白みがなくなってしまう。だから、たとえ義経が清盛のことを父親のように慕っているとしても、それによって作品が既存の源平物を凌駕するほどのものに仕上がってくれればそれでいい。

ところが残念ながら、ここまでの「義経」にはそれが期待できなかった。

なんつうか、場面だけを切り取れば『おっ!』と思わせられる部分もあるんだけど、通してみると非常に流れがギクシャクしている。

いうならば、『一品料理としてはそこそこだけど、コース料理にするとバランス崩れまくり』ってなドラマだ。

結局義経の「意思」とか「志(こころざし)」といったものが、全く伝わってこないんだね。主人公がこんなカンジじゃ、ドラマを見ているこっちは疲れるだけだ。

役者の技量の問題なのか、脚本・演出の問題なのか、それとも意外にわしの理解力の問題なのか(微笑)

ま、これでも読んでくれ(笑)


【 一の谷の合戦 】

義 経 「ねえみんな、聞いて聞いて。すっげー作戦思いついちゃった!」
郎党ズ 「おお!さすがわが殿!」
重 忠 『・・・なんかやな予感』
義 経 「範頼にいちゃんがさ、正面から突っ込んだらね・・・」
郎党ズ 「ふむふむ」
義 経 「ぼくたちが裏手の『ひよどり越え』を一気に下って平家の背後を突くのさっ!」
郎党ズ 「ををー!それはすごいっ!」
義 経 「でしょでしょ!やっぱぼくって天才!」
郎党A 「でも殿〜。あんな崖、馬で駆け下るのって、ちょ〜危険なんですけどぉ」
義 経 「てぃっ!問題ないの!」
郎党B 「その根拠は?」
義 経 「きのうスカウトした鷲尾三郎くんに聞いたらね・・・」
郎党ズ 「ふむふむ」
義 経 「あそこは鹿さんたちが、ぴょんぴょん飛びながら降りているんだってさ!」
郎党ズ 「ほうほう」
義 経 「馬さんはあんよが四本、鹿さんもあんよが四本。だからOK牧場!」
郎党ズ 「おー、やっぱり九郎の殿は目の付け所が違いますな〜。」
重 忠 『げー!まじっすか?よりによって「馬と鹿」?』

それで畠山重忠どのは、御自分の馬を担いで『ひよどり越え』を下られたのでございます。byお徳


【 足摺 】

あるラヂオ番組

「さーて、「ディスクジョッキー hey!an an!六波羅で会いましょう」も、そろそろお別れの時間がやってまいりましたー。
それでは、今日最後のお葉書を読んでみたいと思いまーす。えーと、喜界が島の俊寛さんよりいただきましたー。」

『こんばんわ。いつも楽しく聞いていましたが、そろそろラジオのバッテリーが切れそうです。
一緒にこの島に来た、平判官康頼くんや丹波少将成経くんは、中宮様の御安産祈願だとかで都からお迎えが来ました。
でもぼくは連れて帰ってもらえませんでした。いまは本当にこの島にひとりぼっちです。
都に帰りたいです。都が無理なら、せめて九州まで帰りたいです・・・・・・』

「う〜ん、俊寛さんお気の毒ですー。まだまだ相国様のお怒りはすごいですよー。ま、気を落とさずにね〜。
さて、今日お別れの曲は、そんな俊寛さんからのリクエストです。

曲は、ポリスで「メッセージ イン ア ボトル」で〜す。

おー、懐かしいですね〜。それじゃあ曲を聴きながらお別れです〜。また来週〜サヨナラッ」




お後はよろしいですか?





2月11日(金)

去年、入院中は点滴だけで栄養補給され、いろいろと脳内で『退院したら食べたいものリスト』を作っていたところ、BSE騒動で「吉野家牛丼の販売を中止!」のニュースを聞き、びっくりした。

学生時代からヨシギューの世話になり、宇部に吉野家が出来た時には頭を転がして喜んだものだ。

もちろん、上のリストの上位に「吉野家の牛丼」はランクされていた。

そんななか、『2月11日に一日限りで牛丼復活』の知らせが!

これは何を置いてでもいかねばなりません!(桂小枝ふう)

早速11時の販売開始にあわせ、行ったですよ。

開始時間の15分前に店に行ったら、すでに長蛇の列。

買ってきたのは「大盛牛丼弁当」

これだ。

麗しの牛丼大盛(らぶっ)くりっくくりっく

1年以上食べていなかったんだよな〜。

なんだかアメリカ産牛肉の輸入に向けて動き出したみたいだが、牛丼食いたし、命は惜しいし・・・


ところで、今日は「建国記念の日」だ。よく「建国記念日」という人がいるが、それはいいまつがい

そもそも日本という国が、2月11日から始まったということは、日本書紀にある「神武天皇が橿原宮で即位された日」というのが典拠で、戦前は「紀元節」とされていた。

その紀元節が戦後になって「建国記念の日」となった。「記念日」ではなく「記念の日」となったのである。

ところで、うちのばあ様が、「わたしらの歴史の時間は、歴代の天皇様の名前と、大化の改新と、大政奉還と、明治維新を覚えておけば優をもらえた。」ってなことを言っていたのを思い出し、今日試しに「歴代の天皇の名前を言ってみ?」と言ってみたら、「神武 綏靖 安寧・・・」と言い出したが、ちょうど後醍醐天皇の辺りで挫折していた(笑)

それだけ覚えているのもまあ、たいしたものだが、

わし    「じゃーよー、皇極天皇と斎明天皇が同一人物って知っとるか?あと孝謙天皇と称徳天皇もだけど?」というと、

ばーさん 「は?なにそれ?」

わし    「・・・・・」

ちなみに大化の改新の中大兄皇子と皇極天皇が親子だということも知らなかったらしい。

ばーさん 「そんな細かいことまで習わんかった」

だそうだ。





1月28日(金)

あっというまに1月も終わるのだ。1月はイクとぞいひける(笑)

先日CDを衝動買いしてしまった。

しかし、毎度のことながらまた古い歌なんだな、これが。

買ったのは、井上陽水のCDを6枚。それも30年くらい前のやつだ。

このHPで、音楽関連のことを書くと、どうしてもハード・ヘヴィロックのことばかりになるが、わしが最初に影響を受けたのは、まぎれもなく井上陽水だった。

たぶんはじめに聞いたのは、「夢の中へ」か「心もよう」あたりだったと思う。

「夢の中へ」は、いろんな人がカヴァーしているので、若い人も知っていると思う。庵野ちゃんも、「彼氏・彼女の事情」でエンディングに使っていたしな。

中学生の頃、当時学校の給食時間に、放送部が和洋折衷いろいろな曲をかけていて、それがきっかけだった。

その頃のフォークソングといえば、『吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる』あと、かぐや姫あたりが有名どころだったが、わしが魅かれたのは、井上陽水だった。

実際にレコードを買い始めたのは、高校生になってからで、ギターを弾くようになったのもその頃だ。

当時は、YAMAHAのフォークギター(2万円)をかき鳴らしながら、井上陽水ばかりコピーしていた。

ただし、そのレコードは、のちにエレキギターの一部となった(笑)

陽水のどこに魅かれたか、といっても正直自分でもはっきりとは答えられないんだけど、拓郎や泉谷よりは、陽水を選んでしまったとしか言えん。

とりあえず、買ったCDを紹介しよう。


「断絶」

「陽水Uセンチメンタル」

「陽水ライブ もどり道」

「氷の世界」

「二色の独楽」

「招待状のないショー」





1月3日(月)

方々、新年おめでとうござる。

年末から、関東でも雪に見舞われ、こちらも大晦日、元旦は朝からうっすらと雪に覆われた。ま、ある意味正月らしいかもしれんが、交通機関にはかなり悪影響が出たようだな。

また、昨年は鳥インフルエンザに始まり牛丼の販売中止(これもか?)、台風や洪水、果ては新潟の地震にインド洋の大津波と、まさに「災」の1年間だった。なんとか今年はこの空気を吹き飛ばしてもらいたい。

さて、例によって元旦はSHADO恒例の宴会から始まった。わしも昨年の新年会は欠席だったので、2年ぶりの宴会だ。初日の出の儀式は雪のため中止となってしまったが、まあそれはやむを得ない。

中にはこのときにしか顔を合わせることが出来ない友人もいるが、逆に言えばこの時になれば顔を合わせることが出来る、ともいえる。

わしは、昨年それが出来なかった。それだけに今年の宴会は、とても大切なものだったって感じだ。

まあ、あまり昨年のことは「自分への戒め」としなければならないが、だからといっていつまでもそれを引きずるわけにはいかんしな。

ま、正月気分は今日までで、明日は仕事始めだ。そろそろ現実に戻らんとな(笑)。

ってことで、今年もよろしくなのです。