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お話8・・・少女”K”
************** 終戦後、1950年頃でしょうか。少女”K”の話です。 当時 彼女は洋裁学校に通っていました。学校の向かいには ダンスホールがあり、船員が遊びに来ていました。確かこの辺には 赤線もあったと聞きます。”K"は学校の帰り 船員によく誘われて いたそうです。船員たちは”K"を”ベイビーさん”と呼んでいました。 あるときコックさん(コックリさんではありません)に船に招待され、 サイダーをいただきました(コックなら料理を出しなさい!)。 味もソッケもなく、まずくて飲めなかったそうです。ひょっとして、 そのサイダー・・・アルコールと割って飲むものでしょうか? ******** 黒人は優しいから、家までついて来ても”帰れ”と言ったら 素直に帰るそうです。問題は白人の船員です。 悪質なストーカーそのものです。”帰れ”と言っても帰りません。 と聞き及んでいます、だから インド人は大歓迎、でもソ連人が怖かったのは この過去の出来事が原因なのでしょうか? ******** ”K"は曲がった事・外れた事を絶対許さない真面目の塊のような人間です。 そんな彼女を 極道の方々が恐れて避けて通るほどの人物が”ねえさん”と 呼んでいました。不思議でなりません。 |
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