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お話6・・・物資の輸送

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大陸の気候は過酷なんだそうです。特に冬は ぶち寒いとのこと。

その寒さのなか、夜、山の中(敵地)を物資と

自分の荷物・銃器をかたいでひたすら歩くのは大変なんですと。

万が一にも倒れてしまったら、生かしておいてはくれません。

捕まって拷問にかけられれば、ゲロってしまいます。

仲間を殺さなくてはいけない・というのは、何とも辛いことでしょう。

やっとの思いで宿営地に着けば着いたで、先輩兵の

ウップンのはけ口です、初年兵は辛いのです。

このミッション、極秘扱いなんだそうです。

詳細は”最後の初年兵”という本に書かれていると思いますが、

ひょっとするとデフォルメしてあるかもしれません。

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”わしは どうしても天皇陛下を敬う気持ちにはなれんのじゃ”

天皇陛下の名の下に先輩兵たちから戦地で暴行を受けてきた、

ある初年兵の偽らざる気持ちだと思います。

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07年10月4日***富豪乞食

ドラマで”富豪刑事”というのがあったような・・・。

これは富豪乞食の話です。

上記の初年兵をA、Aの富豪の同級生をBとしましょう。

Aが尾道駅周辺を歩いていたとき、”おーい”とAを呼ぶ声がしました。

振り向きましたが該当する人物がいないので、通り過ぎようとしたところ、

”おーい、わしよぉ、わしぃ” その声の方を向くと一人のみすぼらしい

乞食がゴザをしいて座っていました。

よく見ると、何と富豪の同級生Bではありませんか!

”一体これは・・・?”とAが聞くと、Bは答えました。

”こうやってここに座って乞食をしていると、人間というものが良く分かる、

勉強になる、楽しくてやめられない、だからお前もやれ”と・・・。

しかし、Aは乞食にはなれませんでした。

私は万が一、富豪になったら乞食道をまっとうする所存です・・・はい。

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