
岡山高教組は,岡山県の公立高校・中等教育学校・特別支援学校で働く教職員が加入する組合です。1956年に結成された歴史と伝統をもつ教職員組合です。
何よりも子ども・青年のしあわせな未来のために,憲法・子どもの権利条約にもとづく教育の推進,平和・民主主義の擁護,貧困や格差の拡大から子どもと教育を守るとりくみ,教職員の暮らしと教育活動を支える労働条件の改善やはたらくルールの確立,国民生活の改善などのとりくみをすすめています。
子どもたちの意見,父母・国民との共同、教職員組合の共同を大切に,教育研究活動、教育条件整備の運動、学校づくり・地域づくりなどのとりくみを,職場を基礎にすすめています。
全教(全日本教職員組合)・県労会議(岡山県労働組合会議)に加盟しています。
岡山高教組結成70年の年明けに寄せて

岡山高教組は1956年4月25日に結成され、今年で結成70年となります。1956年は、10月に日ソ共同宣言が発せられ、12月に国連加盟が実現するなど、日本が国際社会に復帰する節目の年でした。経済白書に「もはや戦後ではない」という言葉が記され、戦後復興から高度経済成長に向かう時期に高教組は結成されました。
タモリさんが2022年の年末に、23年は「新しい戦前」になるのではないかと発言しましたが、戦後80年の昨年は、タモリさんの言葉が現実になるのではないかと危惧されるような状況が生じました。7月の参議院議員選挙では排外主義的な主張が支持を集め、10月に女性初の内閣総理大臣となった高市早苗さんが、台湾有事について「どう考えても存立危機事態になりうる」と発言し、中国との関係悪化を招いています。官邸幹部による「核保有」発言も看過できません。
私は地理歴史・公民科の教員として、広い視野を持って主体的に生きることができ、平和で民主的な社会の形成者になりうる市民を育てていくために努力してきたつもりですが、昨今の世論を見ると、私たちの教育実践のあり方も再考しなければならないのではないかと感じています。
昨年の確定交渉では、すべての教職員の賃上げを勝ち取ることができましたが、この間の物価高騰には追い付いておらず、残業代を支給しないという給特法の問題点も解消されていません。文部科学省は、所得制限なしの高校授業料無償化を実現する方針で、公立高校への支援の拡充を打ち出していますが、予算等の具体化はこれからです。教育DXには巨額の予算が計上されていますが、35人学級の前倒し実施など教職員定数改善にこそ予算を割くべきです。高教組結成70年の今年を、要求実現の年にしていきたいものです。
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