― まえがき ― | ||
しまなみ海道の開通を半年後に控え、又、尾道松江線の施工命令が出た今、尾道は瀬戸内の十字路として新しい役割を担おうとしています。 今や尾道は観光なくしては語られないまちとなっています。多くの人が尾道に魅力を感じて訪れています。 しまなみ海道開通後はますます多くの人が尾道を訪れるものと思われます。 しかしながら、尾道に魅力を感じなくなった場合には、尾道は単なる通過都市に過ぎなくなるおそれもあります。 これから先も尾道が独自の趣を残した魅力的なまちである続ける為には何をすべきか。我々はそれを深く考えてみる必要があるのではないでしょうか。 今回、その解答を見つける一つの糸口として、山手地区で観光客を対象にしたアンケートを実施しました。 山手地区は、もっとも尾道らしい魅力のあるところとして、また、尾道の象徴として市民のみならず多くの人の知るところです。 その魅力がどこにあるのか、観光客の人達は何を目的としてここを訪れているのか、山手地区が魅力的であり続けるためには何が必要なのか、それを整理する事によって今まで見えなかったものも見えてくるのではないかと考えます。 今回のアンケートは、以上のような考えのもとで実施させていただきました。この報告書が、今後の尾道を考えていく上で多少なりとも参考になれば幸いです。 |
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― 目 次 ― | ||
T.調査概要 | ||
U.調査結果(収集サンプル数517枚)
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V.アンケートを終えて |