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山手地区の“魅力”を構成する要素については、寺、路地、家並みなど古くからあるものから、ロケ地などの新しいもの、坂及びそこから海に向かっての眺望等々多様であることが確認できました。 |
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観光客は、山手(特に千光寺南斜面)について開発よりはむしろ現状維持を望む傾向であり、今のままの雰囲気の中で、何かしらの安らぎを得ることを求めているようです。 |
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また、20代30代の来尾者が多く、渇、その半数の方は1ヶ月以上住んでみたいという意見であることが確認できました。
今後の山手の活用に特に考慮すべき事と思います。 |
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ただ、今回はあくまで観光客を対象としたアンケートであるため、山手の活用については当然の事ながら居住者サイドの意見調査も必要であると考えます。
その点については市が平成5年に行った「山手地区住民意向アンケート」や、昨年調査された結果を本年まとめられた福山大学の足立富士夫教授の論文「丘陵都市の居住環境と景観整備の研究―坂の町尾道の場合―」等のデータも参考にすべきだと考えます。 |