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『麒麟が来た!』(2021年5月30日掲載)

2021年3月15日、アミメキリンのサンタロウくんが高知県立のいち動物公園からやって来ました。現在は一般公開も無事に終え毎日落ち着いた様子で過ごしています。サンタロウくんが来園し、あっという間の二ヶ月となりました。サンタロウくんを迎えるまでに多くの方のご協力や準備が行われてきたので今回はその様子を少し振り返ってみたいと思います。

はじめに、2020年2月10日、当園で22年飼育していたアミメキリンの桃花(ももか♀24歳)が亡くなりました。長きにわたり飼育していた桃花は多くの方に親しまれ、亡くなった後には多くの手紙や献花が届きました。桃花が亡くなり悲しみも多かったのですが今後キリン舎をどのようにするかということも同時に考えなければならなく、職員の中でも話し合いが行われていました。

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そんな中、公益社団法人岡山青年会議所より、創立70周年記念事業として池田動物園にキリンを導入したいという計画が提案されました。また新たなキリンを導入するにあたり、獣舎の改良、輸送費等の資金確保が問題となりました。そこで岡山青年会議所の皆さんのご協力の下、当園初となるクラウドファンディングを使用した資金確保を行うこととなりました。クラウドファンディングでは当初の目標金額300万円を開始1週間で達成し、最終的には約600万円のご支援をいただきました。

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施設改修において、寝室では老朽化が目立っていた天井板の張替えや寒さが苦手なキリンの為に床暖房を設置したり、キリンの身長に合わせた給餌台、飼育管理を行いやすいよう足場を設置しました。展示場においてはフェンスの張替え、新たな給餌台とともに来園者も利用可能な高台からのエサやりスペースも増設しました。

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いよいよサンタロウくん来園の日。サンタロウくんは当日朝に高知県を出発したため到着は昼過ぎとなりました。到着後のサンタロウくんは長時間の移動にもかかわらず落ち着いた様子でした。輸送業者の方のスムーズな作業とサンタロウくんの性格に助けられ新しい部屋へすぐに移動することが出来ました。

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当日の夜は、餌は少し食べる程度でしたが夜間は落ち着いており、座って休んでいる姿もみられ、適応の早さに驚きました。翌日も部屋内での生活でしたが落ち着いた様子で過ごしていました。
来園1週間後からは展示場への慣らしを行いました。始めは短時間でしたが少しずつ外の環境にも慣れてくれ一週間もするとほどんどの時間を外で過ごすようになりました。

そして1ヵ月後の4月16日には岡山青年会議所創立70周年記念事業セレモニーが行われ翌日からは無事に一般公開が始まりました。

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人懐っこい性格でもあるサンタロウくんはどのスタッフに対しても興味津々で寄ってきてくれることが多く、また来園者にもよく近づいていく姿がみられます。来園者はもちろん職員からもとても可愛がられており早くも当園の人気者となっています。

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今回キリン導入の際には多くの方のご支援やご協力により無事にサンタロウくんを迎えることが出来ました。
クラウドファンディングにおいては多くの方のご支援により新たな施設を整えることが出来ました。岡山青年会議所の皆様をはじめ施設改修にあたってくださった業者の皆様ありがとうございました。またとても愛情を込められて元気に育ったサンタロウくんを送り出していただいたのいち動物公園の皆様にもこの場を借りて改めて感謝申し上げます。

最後になりましたが、岡山青年会議所のキリン導入の際に掲げられた「子どもから大人の方まで多くの方に親しまれてほしい」という目的の言葉とともに、これからサンタロウくんが元気に成長していけるよう飼育管理の維持や向上、キリンの魅了についての発信等について取り組んでいきたいと思います。

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清水拓矢

『アカハナグマの引越しを行いました』

 2020年7月に2頭のブチハイエナの引っ越しを行い、その後旧ハイエナ舎のリニューアルの準備を整え、このたびアカハナグマの「ハナ坊(♂)」の引っ越しを行いました。ハイエナの移動後より、まずは担当職員とどのような獣舎作りをするかを話し合い少しずつ手を加えていきました。



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 新獣舎にはこれまで用意できなかったアカハナグマ本来の土を掘るという行動ができるように土の部分を準備しました。他の特徴として、木登りも得意なため複数の木や高い位置での休憩場なども設置しました。また以前より大きな水場も用意しました。



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 移動に関してはこれまでにケージに入る練習もしており、スムーズに移動を行うことが出来ました。


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 移動後どのような行動をするのか楽しみにしていると早速ハナ坊は土掘りを始め、土の中にいた虫を見つけると、その後もしばらくの間は夢中になって土掘りを行っていました(^^) 動物本来の行動をする姿やそれを用意できた際には準備して良かったなと、とても嬉しく思いました。



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 まずは移動が問題なく終わり、ハナ坊の様子も落ち着いているので一安心です。今後もこの個体にあった獣舎作りを少しずつ取り入れていけたらと思います。
ハイエナの移動もそうですが、以前より空き獣舎についてどのようにしていくかスタッフ内で話し合いを行い、今いる動物においてより良い環境を準備できたらという目的で移動を行いました。今後またアカハナグマがいた獣舎はリニューアルを行い、他の園内動物の移動を予定しております。
またぜひ楽しみにしていてください。

2020.8.31 清水拓矢

『ブチハイエナがお引越ししました☆』

 先日,二頭のブチハイエナのお引越しを行いました。
場所はホワイトタイガー舎となりの獣舎です。(旧トラ・ホワイトライオン舎)
環境の変化に慣らすためしばらくの間は室内を開放しご覧いただけない場合がございます。
ご了承ください。移動による体調の変化は現在はみられてはおりません。

清水拓矢

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「キリンのももかちゃん大満足ツアー2020を開催しました!!」

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2019年秋に,中国デザイン専門学校の学生さんによる動物園魅力アッププロジェクトとしてこのイベントが企画されました。当日までにキリン担当者とイベント内容を含め、オリジナル商品や記念品、グッズなどを決める打ち合わせを何度か行ってきました。参加募集は事前申し込み制となっており募集掲載を開始するとあっという間に定員に達し、みなさん楽しみにしているんだなぁと、期待と緊張が膨らみ当日をむかえました(^^)

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参加者はバックヤード見学やエサやり体験、ももかちゃんとの記念写真撮影を行い、それぞれの体験を終えた後にスタンプを3つ集め、最後に記念品のプレゼントと交換するというイベント内容でした! 参加者は小さなお子様から小学生、大人の方までいましたが、普段は入れないバックヤードをみたり、ももかちゃんを間近で見れたりとみなさまとても楽しそうにしていました♪(*^_^*) バックヤード見学やエサやり体験は他のイベントでも行っていましたが、すべてまとめて行うイベントは今回が初めてだったのでタイトルの通り、ももかちゃんづくしの1日となりました。

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最後になりましたが、企画からグッズ制作、準備までしていただいた中国デザイン専門学校の清水様、ありがとうございました。この企画は、今後も継続して開催できるように低予算で、動物や職員に合わせていただいた企画内容となっています。


これからまた第二回の開催も準備していきたいと思います。


担当 清水拓矢

「ホワイトタイガーのサンちゃんが来園しました」

2019年4月14日にホワイトタイガーのサンちゃんが群馬サファリパークより来園しました。
来園して二ヶ月が過ぎ、サンちゃんはだいぶ環境に慣れてきました。今回、サンちゃんがやって来るまでの様子や来園後のサンちゃんの様子などを紹介していきたいと思います。

昨年亡くなったエゾヒグマの大地君の獣舎を改良し、サンちゃんを迎えることとなりました。
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大地君が使っていたプールは浅くし、笹や植物を植えることができる部分を取り入れました。
工事は約3週間ほどで、あっという間に完成を迎えました。

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サンちゃん来園
搬入当日は飼育係全員での作業となりました。朝7時ミーティングを終え、輸送トラックの到着を待ちました。業者の方のご協力のもと、すぐに輸送箱が動物舎に設置されました。
これからが緊張の瞬間。輸送箱の扉を開け、サンちゃんが部屋へ移動してくれるか職員全員で見守ります。

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心配も関係なく、サンちゃんはすぐに部屋へと移動してくれました。移動後しばらく部屋の中をウロウロとしていましたが、しばらくすると落ち着いた様子で座って休みました。搬入後にエサを食べてくれるか心配しましたが、当日から食欲もあり安心しました。その日1日はゆっくりとした様子で過ごしていました。

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来園してから、しばらくは寝室で過ごしていましたが、4月18日から展示場へ慣らす練習を始めました。
ゆっくりと展示場に出できて、周りの様子を確認していました。

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4月26日 一般公開式が行われました。
多くのお客様と報道陣が集まり無事公開式を終えました。

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はじめてのGW。多くののお客様がいましたが、少しずつ人前も慣れてきたようで、展示場でエサを食べている姿も見られました。

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最近のサンちゃん①:朝や夕方の涼しい時間は外でゆっくりとしていることが多くなりました。

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最近のサンちゃん②:食欲もあり、相変らずよく食べています。

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最近のサンちゃん③:健康管理を目的としたトレーニングにも取り組んでいます。(無麻酔での採血練習の様子です)


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池田動物園の環境にもだいぶ慣れ、落ち着いた様子で日々過ごしているサンちゃんです。
来園後から現在まで寝室内を出入り自由にしており、サンちゃんの姿がご覧いただけない場合があることにつきまして、皆さまのご理解を頂きありがとうございます。また、来園後からサンちゃんの様子をいつも気にかけてくれているみなさま、「サンちゃん!」と、いつも会いに来てくださるみなさま、ありがとうございます。
来園後より落ち着て過ごしているサンちゃんに一安心していますが、飼育環境や飼育管理をしていく部分ではまだ足りないところもありますので、サンちゃんの様子に合わせながら少しずつ整えていきたいと思います。
みなさまサンちゃんにぜひ会いに来てくださいね☆

ホワイトタイガー担当 清水(2019/6/25掲載)

2人合わせてチョコミントです!!

コツメカワウソのミントちゃんに続いてチョコ丸君が昨年12月10日に福井県の松島水族館からやってきました。ミントちゃんのチョコ丸君仲良くお友達になってくれるか来る前から心配していました。しかしお友達になる前に大きな問題が・・・ それはチョコ丸君、水族館では23~25℃の暖かい環境で生活していたからです。12月と言えばこれから冬本番、とても外での飼育は厳しいと思いました。しかし、少しずつ岡山の冬に慣れてもらうしかありません。と言う事でライトを付けて風邪をひかないように注意!!そしてさらにもう一つ問題が・・・それはミントちゃんのごはんが違っていたことです。ミントちゃんはアジ、チョコ丸君はネコ缶、(獣医さんお勧めの栄養管理食)。どうしようか?・・・ひとまず環境に慣れるまでネコ缶を与えることにして、それからアジを少しずつ与える事にしました。そんなこんなでチョコ丸君が来てそろそろ4カ月が経ち、気温も暖かくなって、アジも食べてくれるようになったのでミントちゃんとの同居を始めようと思いました。ケンカをしたらどうしよう・・・少し不安でしたが、そんな心配をよそに2人はいきなり仲よし!!と言うか、ミントちゃんの「遊んで!遊んで!」が始まり、その勢いにチョコ丸君がとまどう様子でした。2人のかけ引き?の様子は見ていてとてもおもしろいです。色々あった2人ですが、今では仲良くハンモックでお昼寝をしています。その姿はとてもかわいくて見とれてしまいます♡♡♡池田ZOOのトップアイドルになろうとしているカワウソコンビ〝チョコミント"をどうぞよろしくお願いいたします。((^。^))

コツメカワウソ

ペンギンさんと記念撮影!

4月7日
マゼランペンギンは南アメリカの太平洋と大西洋に生息し、小魚を食べています。池田動物園では現在10羽のマゼランペンギンを飼育し、1日2回アジを与えています。ペンギンのよちよち歩きはとても人気者です。
ペンギン

ペンギン

ペンギンさんが待ってるよ!

池田動物園では昨年秋、ペンギン舎のリニューアルを行いまして、身近でペンギンが見えるようになりました。数羽のペンギン達は好奇心旺盛で、今春は皆さんの前まで良く遊びに来てくれます。皆さんも動物園に来た時はぜひ、ペンギンたちと記念撮影にチャレンジしてみてください。きっと記念に残る1枚になるでしょう。ペンギンたちも皆さんが遊んでくれるのを楽しみに待っています。

レッサーパンダの赤ちゃん 成長日記  ルナ編

2010.1.30
はじめに
  池田動物園では、2年ぶりにレッサーパンダの赤ちゃんが誕生しました。
今回は2頭のお母さんが相次いで出産しました。出産したレッサー母さんは、2003年 2月に、東京の多摩動物公園 からやってきた7歳になる 『フィンフィン( タンポポ )』と、2005年 4月に愛媛県のとべ動物園からやってきた5歳になる『ルナ』です。ともにレッサー父さんは、長野県の茶臼山動物園から昨年の1月に来た『ツバサ』です。
『 ルナ 』の性格は、少し神経質なところがあって、しかも今回が初産ということもあり担当者としても少し不安なところがありました。
レッサーパンダは妊娠期間が90日~120日で出産します。最終交尾を確認してから自分なりに計算した出産予定日を少しすぎた7月7日夕方、収容すると同時に寝室内に設置した巣箱へいきなり入りました。その後も巣箱の中からはまったく音もせず出ても来なかったので、その日はそのままそっとしておきました。
その夜は満月だったので『今晩中には産まれるんちゃうかなぁ?』と、なんとなく思いました。
7月8日の朝、いつものようにレッサーパンダ舎に入り、ルナの寝室を覗くといつも餌を待っているベッドの上にはいませんでした。『おっ!もしかして・・・』
しばらく静かに聞き耳を立てていると、寝室のなかに置いている巣箱の中から一瞬『ピーピー・・』と鳥の鳴くような甲高い声が聞こえてきました。『ん?』と空耳かと思い、もう一度息をこらしてよく聞いてみると、やっぱり鳴いていました。レッサーパンダは普段鳴かない動物なので、すぐに『子供が産まれたっ!!』とわかりました。出産したことはうれしかったんですが、と同時に『ちゃんと子育てしてくれるんやろか?』と不安になりました。出産してからの4日間、ルナはまったく巣箱から出てくる様子もなく、餌で与えているリンゴ・ペレット・笹をまったく食べませんでした。
初産は、その動物にとって未知の出来事です。自分の置かれている状況をちゃんと把握出来ないと育児放棄や食害( お母さんが出産に驚いて子供を食べてしまうこともあります。) と言うことも起こりかねません。
5日目のお昼にやっと巣箱から出てきているルナを見ました。リンゴを与えて、その隙に巣箱を覗くと2頭の赤ちゃんを出産していました。その後は、ルナは赤ちゃんを順調に育て、無事公開日を迎えることが出来ました。
双子の赤ちゃんをみなさんに公開するというのは、池田動物園では、実に10年振りの出来事です。その記念として成長日記を公開したいと思います。

2009年7月15日

レッサーパンダ
出産してから約1週間。やっと写真に収めることが出来ました。
手足がすでに黒くなってきています。この時点では、雄雌の区別が出来ていません。

7月29日

レッサーパンダ 赤ちゃん
100円ライターと比べてください。 この時、♂1頭・♀1頭であることが確認できました。

8月12日

レッサーパンダ 赤ちゃんレッサーパンダ 赤ちゃん
♀ 610g                     ♂ 600g
生まれて2ヶ月。どちらもずいぶんレッサーパンダの特徴が現れてきました。
写真で、どっちが♂・♀区別できますか?
正直、担当者である私もこのときは区別が出来ませんでしたよ。

8月18日

レッサーパンダ 赤ちゃん

『 猫 鍋 』ならぬ『 レッサー鍋!? 』
まだ小さくおとなしいので、こうやって体重を量ります。
ちなみにこの子は、男の子。

9月9日

レッサーパンダ 赤ちゃん
左が♂・右が♀。
顔と尻尾が、レッサーパンダらしくなってきました。
ちなみに、♂960g ♀860g

9月23日

レッサーパンダ 赤ちゃん
行動範囲が広がってきました。
2頭はとっても仲良しです。
左側にいるのが、♀
ちなみに、上にいるのがお母さん。

9月30日

レッサーパンダ 赤ちゃんレッサーパンダ 赤ちゃん
このころになると、ようやく♂♀の区別が出来るようになってきました。
目の下のクマドリの濃く太いのが♀。細いのが♂。
皆さんは区別できますか?

10月21日

10月23日の一般公開に向け、慣れてもらうため
15分ほど運動場探検をさせてみました。

何もかもが初めてのものばかりで興味津々。
レッサーパンダ 赤ちゃん

運動場でも仲良く2頭でいつも一緒にいました。
レッサーパンダ 赤ちゃん

お母さんになにか聞いているのかな?
レッサーパンダ 赤ちゃん

10月23日

 無事に一般公開を迎えることが出来ました。
 1時間ほどですが、晴れていれば運動場に出ています。
 ぜひ、可愛らしい姿をみに来てくださいね。

レッサーパンダ 赤ちゃんレッサーパンダ 赤ちゃんレッサーパンダ 赤ちゃん

レッサーパンダの名前が決まりました!!

12月6日
レッサーパンダ 命名レッサーパンダ 命名
3頭のレッサーパンダの名前を募集しましたところたくさんの応募を頂き誠にありがとうございました。今年 6月に産まれた赤ちゃんもすくすく成長して最初の子供はもうすっかり親と同じぐらいまで成長しました。後で産まれた双子はまだまだ子供らしく可愛い姿が見れます。
レッサーパンダ 命名レッサーパンダ 命名
園内で名前を募集したところ919通の応募があり、レッサーパンダにふさわしい名前を命名させていただきました。 皆さんたくさん応募頂きましてありがとうございました。感謝状と記念品が贈られました。立派な名前も付き今後の活躍が楽しみです。

レッサーパンダ 命名


命名 ひなたくん
       命名者 浅越 陽太君

レッサーパンダ 命名


命名 ひよりちゃん
      命名者 岡北保育園のみなさん

レッサーパンダ 命名


命名 のかぜちゃん
      命名者 川先 健太郎君     


ひなた君が姫路市立動物園に行きました。

2010年6月16日
レッサーパンダ ひなたレッサーパンダ ひなた
ひなた君が生まれて約1年がたちました。体つきも立派になり、お婿さんに行くことになりました。行先はお隣、兵庫県の姫路市立動物園と決まりました。レッサーパンダの担当者が車で迎えに来られました。新たな動物園で立派に活躍し、皆さんに喜んで頂きたいと思っております。ひなた君ファンの皆さんぜひ姫路方面にお出かけの際は会いに行ってあげて下さい。

アメリカバクの赤ちゃん成長日記

2009年3月6日 アメリカバクの赤ちゃん誕生です。

3月6日
9時20分ごろ、飼育員の前で出産しました。15分後に立ち上がりましたが、すぐに座ってしまいました。
お母さんは少し落ち着かないのか、何度も赤ちゃんを顔で押していました。できるだけ興奮させないよう、あまり近づかないように世話も最低限の範囲で行いました。

3月10日 
アメリカバク 日記
身体測定をしました。
体重8.6kg 体長65cm


3月28日
アメリカバク 日記
お母さんが食べているごはんを食べるようになってきました。
最初は口の中で転がして遊ぶだけでしたが、ちょっとずつ飲み込むようになったので赤ちゃんのごはんも用意してあげることにしました。とりあえずはやわらかいバナナとリンゴを小さく切ってからあげます。

4月8日 
身体測定をしました。
体重23kg 体長80cm
1ヶ月で3倍くらい重くなりました。

4月9日
アメリカバク 日記
暖かくなってきたので運動場デビューをしました。
シャッターを開けても外の様子を見るばかりで出て行こうとはしなかったので抱っこして出してあげました。
いろんなものに近づいてにおいをかいでいますが、やっぱり怖いのか歩き方が少しぎこちなかったですね。

5月10日
アメリカバク 日記
今日は「母の日」。お母さんに感謝の気持ちをこめてフルーツでデコレーションしたケーキをプレゼントしました。2匹でいっしょに仲良く食べていましたよ!
体重もどんどん増え、持ち上げることができなくなってしまいました。

6月14日
アメリカバク 命名アメリカバク 命名
命名式を行いました。夢が実るようにという意味で「実夢(ミーム)」に決まりました。3月6日産まれだからと言う意味もあります(^ω^)
命名式に参加してくれた皆さんからカシの木をプレゼントしてもらいました。もう固い木の枝まで噛んで食べられるようになりましたよ!

12月10日
アメリカバク 命名アメリカバク 命名
産まれてから9ヶ月が過ぎました。もうしま模様もほぼ無くなり、足先に少し残っているだけになりました。
体もずいぶん大きくなったので、現在お嫁の貰い手を探しています。行き先が決まるまでもうちょっとの間、お母さんに甘えて暮らす子供の姿を見ることができますので、今後の成長を見守ってくださいね(^o^)

2010年7月7日
アメリカバク
昨年生まれたミームちゃん、すくすく大きくなり1歳と4カ月。お嫁に行く日がやってきました。クレーンで移動檻を慎重にセットしました。初めて見る檻を警戒してなかなか入ろうとしません。4人がかりでミームちゃんを何とか押し込みました。
アメリカバク
お嫁に行く先は、長崎バイオパークです。新しい新居で皆さんにかわいがってもららって下さい。そして、長崎県の子供たちの悪い夢を食べてあげて下さい。近いうちにお婿さんもやってくるようです。早く仲良くなって、元気な赤ちゃんを産んでくれることを願っています。長崎に行かれる方はぜひミームちゃんの姿を見てきて下さいね。