人工透析(人工腎臓)
1)治療方法sc3.gif (11223 バイト)
腕の血管から血液を導き、人工腎臓の半透膜を用いて血液中の老廃物を除去し、浄化後の血液を腕の静脈に戻すとう方法で行います。

2) 治療時間
透析施設で週に2〜3回,4〜5時間かけて行うものと,透析液の入ったバッグを携帯して3〜4時間おきに自分で交換するCAPD(腹膜灌流)があります。

3) 人工透析の問題点
最近は透析器の性能が向上し,延命期間が長なりましたが,時間の制約と透析による合併症は患者さんの生活に大きな負担となっているのも事実です。
また、現在の人工腎臓では,身体に不可欠な成分の流出や,本来の腎臓のもつ造血,骨代謝の機能までは補えないため,特に成長期の患者さんでは身体の生育が妨げられるなどの問題点もあります。

4) 根治療法
腎不全に対し患者さんの命を救う根治治療としましては、健康な臓器を移植する腎臓移植が唯一の方法となります。

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