生き続ける角膜 |
呉市 70歳代女性 自ら角膜移植を受けご主人の角膜を提供された方からの手紙(抜粋) |
(中略)
平素から万一の時にはご恩返しに必ず角膜提供をという切なる願いがございましたもので、
すぐに提供させていただきました。
主人の肉体は消滅し深い悲しみの中にも、角膜だけは生き残り、新しい視力となってどこかでお役に立っていることを思う時、
淋しさの中にも幾らか救われるような気持ちが致します。
この手術のために救われ、幸福を得た一人として、盲目のため暗い人生を歩まなければならない方々の少しでもお役に立てたらと、
心から願っております。
アイバンクに寄せる皆様方の温かいご理解とご協力によって、一人でも多くの方々を闇から救ってあげることができれば、
この上ない喜びでございます。
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暗闇から救われて |
黒瀬町 50歳代男性 |
私は25年前頃から両眼を病んでいました。角膜がボロボロにめくれて、光がまぶしくて痛くて瞼を開けることもできませんでした。
角膜変性とかで、症状が強くなるたびに眼科へ入院を繰り返してきました。仕事はもちろん自分のこともまともにできなくなり、
失明を覚悟して点字を習うことにしました。
(中略)
そんなある日、ラジオでアイバンクのことを耳にし眼科を受診しました。「角膜移植をすれば見えるようになる」の言葉を信じ、
一日先週の思いで角膜移植を待ちました。幸運にも3年前右眼に移植を受けることができました。
眼帯がとれた日、世の中がこんなに明るく美しいものか…言葉にはならない感激でした。
今では左眼の移植も終わり視力(1.0)の世界にかえりました。28年間の長い暗い人生を振り返り、ただ感謝の毎日です。
「透明な角膜」というすばらしい贈り物を残して逝かれた献眼者のご冥福を祈り、医師やバンク皆様にお礼を申し上げます。
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