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退職後も輝いて!岡山県高校・障害児学校退職教職員の会

岡山高退教作品展

目次
岡山高退教の作品展を振り返る 事務局次長小川澄雄
会員による作品展が始まった頃 旭東支部 荒木敏和
 各回作品展の紹介
第22回作品展(2022年)
第21回高退教作品展(2019年)
第20回岡山高退教作品展(2018年)
第19回岡山高退教作品展(2017年)
第18回岡山高退教作品展(2016年)
第17回岡山高退教作品展(2015年)
第16回岡山高退教作品展(2014年)
 

岡山高退教の作品展を振り返る 事務局次長小川澄雄

高退教の作品展は,高退教岡山の結成20周年の総会の際,総会会場に会員創作の作品群を展示することで始まったと聞いています。
一般に公開して行う本格的な作品展は,生涯学習センターを会場にして実施された第3回(2001年)からのようです。会員31人・協賛出品4人が78点の作品を出品したと記録に残っています。
第4回は58点,第5回は40人が85点,第6回は33人が87点,などと大きな変化はみられませんが,2007年の第8回作品展には62人が120点を出品と,この年に大きな飛躍があったことが記録されています。
当初から高退教作品展には絵画・写真・書・木工・服飾・手芸・著作など,多様な作品が寄せられていましたが,第8回作品展ではその多様性がさらに広がり,版画・盆栽・農産加工などの分野の作品も加わっています。この時には,会員以外の協賛出品者も大きな広がりをみせています。
高退教作品展の高揚期は第8回〜第12回で,この時期130点・120数点などと100点をはるかに上回る展示点数の記録が続いています。会員各氏が旺盛に制作意欲を発揮した結果といえるでしょう。
ところが,第13回作品展の頃から出品者数・展示点数の減少が目立つようになります。2012年の第14回作品展では,出品者44人・展示点数92点と100点を割り込むようになり,その後この傾向が続きます。2017年の第19回には32人が60の作品を出品,第20回には出品者が24人にまで減少しています。
これは,作品展を支えてきた方がたが亡くなられたり,加齢や病気によって出品を断念せざるを得ない会員が増えたこと,それに比べて新しい出品者を十分開拓できていないことが響いているといえるでしょう。
出品者・展示点数の減少はあるものの,2019年の第21回作品展には魚拓が初めて出品されるなど,作品の多様性はむしろ広がりをみせています。
展示作品を見れば,退職した後も会員諸氏がそれぞれの趣味を生かして多方面に活躍し,豊かな精神活動を続けていることがわかります。展示点数の多少にかかわらず,ここにこそ高退教の作品展の大きな意義があると考えられます。

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会員による作品展が始まった頃 旭東支部 荒木敏和

私は,岡山高退教の2つのささやかな改革に関わった。
高退教・岡山 第64号(1999年9月発行)には,会員名簿の作成をコンピュータ化したことが紹介されている。その経緯は,次の通りである。
岡山高退教の事務局の一員になった次の年(1999年),私から申し出て,会員名簿を,手書きに近い状態から汎用性が高く,誰でも扱える市販のソフトウエア(商品名「筆まめ」)を使って編集する方式に変えさせてもらった。この後,言い出しっぺの私には300人余のデータをキーボードで打ち込む作業が待っていた。その後9年間にわたり,会員名簿の管理・編集・作成を担当した。(因みに,私の退任後は,高垣さんによって, Microsoft Office の Excel でプログラミング(マクロ≒(VBA)機能を使用)した方式に変更され,よりきめ細かい対応が出来るものに進化した。)
さて,本題の作品展黎明期の取り組みである。今でも生きている,「高退教」の望ましい運動の在り方を端的に表現した言い回しに,「運動3分,楽しみ7分」というものがある。
事務局入りして仕事をしていくなかで,私の役割は,楽しみ7分の充実を担うことだと悟ったので,あるとき,幹事会で,次のように提案した。「会員の方々は,公務の合間に実技とか趣味で,さまざまな分野の創作活動をしてきておられるであろうし,現在も活動を継続されているに違いないので,岡山高退教として,このような取り組みが発表できる場を提供したらどうだろうか。」
この発議に対して,克服すべき様々な問題点はあるが,楽しみ7分に適う内容なので,とにかく取り組んでみようということになった。
さっそく,ぜひ成功させたいという思いを込めて,念入りに準備をした第20回定期総会(1999年7月10日)では,会場(教育会館)の後部の窓際と壁面の長机に所狭しと並べられた出品作品を総会参加者に鑑賞して頂いた。ありがたいことに,この新しい試みに,会員の評価は,おおむね好意的であった。
当時を振り返ってみて,全国的に,会員による作品展をやっているところは,ほとんどなかったのではないかと推測するが,認識不足で勘違いしているかも知れない。なお,当時の会長は,故片山照恵さん,事務局長は,吉永隆光さんであった。
最近のこと,事務局の山本和弘さんが,故岩本浩可さんの遺品から見つけてくださった高退教・岡山(第64号,2〜3ページ)に私の駄文があった。
「『初の会員作品展』と題した一文に,「高退教のモット−は『明るく,楽しく,元気の出る退職教職員の会』ですが,退職後に,特に熱を入れ始めた特技・趣味を発表する会員の共通の場がないことに注目して企画したのが,今回の作品展でした。会員の皆さんからの葉書に目を通しながら,出品予定者数が多いことに驚かされ,また感激いたしました。今回の作品展が,出品者にとって,新たなる制作意欲への大いなる刺激になっていくことを切に願っております。」
一日限りで,しかも展示時間が限られているにもかかわらず,出品者は,絵画5人,写真8人,著書・随筆原稿など5人,ガラス容器ペインティングと押し花1人,手芸3人,民芸品・木工品4人であった。なお,作者名の一覧はあるが,作品名の表記がないなど,改善すべき点の多い作品展の発足であった。
(このページには,窓際と壁際に並べた長机に絵画とか写真などの作品を立てかけて展示した当時の記録写真が載っている。絵画とか写真の額が滑り落ちないように,長さが30p,横幅が2pほどで,両端が3pのところで反対方向に直角に折り曲げられている金具をホームセンターで見つけ,それを使って,額を長机に固定したのである。)
作品展の企画の行く末を占う第2回作品展はどうであっただろう。たまたま,手元に「第2回 岡山高退教会員創作作品展目録」があり,それによると,2000年6月25日に,現在のピュアリティーまきび(旧まきび会館)で定期総会が開催されており,同じ会場の壁面と机上に作品が展示されたことを思い出している。出品作品は,絵画と写真が多く,これ以外に,教育実践・教具,木工,著作物,服飾・手芸,押し花,生活雑貨と分野は多岐に亘り,出品総点数は,65点となっている。
第3回以降の作品展会場は,岡山県生涯学習センターの展示スペースを使わせてもらっていて,現在に至っている。
追記 正確を期すために,岡山高退教にある資料のコピーを送って頂いたり,資料に当たったりして下さった事務局の山本和弘さんに篤く,お礼を申しあげる。(2019年11月)

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【各回作品展の紹介】

 第22回作品展(2022)

<展示作品目録>

分類

氏名

作品名

絵画

花田千春

絵てがみ

絵画

萱栄次

旅行先でのスケッチ

絵画

三宅通明

水彩画

絵画

中村清子

 

花 1

絵画

中村清子

花 2

絵画

中村清子

花 3

絵画 水彩

水間正雄

日本の100名城の旅T

絵画 水彩

水間正雄

日本の100名城の旅U

絵画 水彩

水間正雄

日本の100名城の旅V

絵画 水彩

水間正雄

日本の100名城の旅W

絵画 水彩

武田芳紀

シュバルツバルトの時計売り

絵画 墨彩画

滝本洋三

毒だみ

絵画 墨彩画

滝本洋三

ひまわり

絵画 油絵

島田宏恵

蕎麦の花咲く村

絵画 油絵

島田宏恵

窓辺の静物

絵画 油絵

島田宏恵

ベンガラの町吹屋

絵画 油絵

鈴木操子

舞妓

絵画 油絵

鈴木操子

向日葵

絵画 油彩

武田芳紀

ミャンマーの民族衣装をまとう女

絵画アクリル

武田芳紀

青いカーディガンの女

絵画クレパス

美甘晃

牛窓にて

絵画パステル

武田芳紀

ヴィトンのバッグを持つ女

魚拓

岡田憲朗

アコウ

工芸

木村徳子

漆器のペン皿

工芸

木村徳子

備前焼の器(金継ぎ)

工芸

木村徳子

漆器の皿

詩集

曽田康載

花になろう

写真

井上俊清

再び熊野古道へ

写真

井上俊清

孫と遊ぶ

写真

犬飼繁

西安市長安区教育委員会表敬訪問

写真

犬飼繁

兵馬俑坑スケールの大きさに驚愕

写真

犬飼繁

関羽の墓 墓にもランクあり

写真

犬飼繁

西安市吉備真備記念公園に献花

写真

荒木敏和

街角

写真

荒木敏和

写真

山本和弘

セイタカシギ

写真

山本和弘

タカブシギ

写真

山本和弘

トラツグミ

写真

赤座匡

 

湖畔の春

写真

赤座匡

ファンタ―ジョン

写真

中山実典

春の風景

写真

中山実典

護摩供養

写真

中山実典

アオバズクのひな

手芸

衣笠祥子

御殿まり

手芸

衣笠祥子

パッチワーク

手芸

河原和子

手芸

河原和子

手染・手織りのストール

手芸

河原和子

パッチワークのタペストリー

手芸

田中豊子

帆布を使った手提げ袋

手芸

内田恵子

刺子のクロス

手芸

内田恵子

サークルフラワーブランケット

小川澄雄

杏花飛簾散餘春

小川澄雄

千里猶對面語

小川澄雄

何處春江無月明

西野恵子

山僧對

西野恵子

忍耐

赤野博子

わかのうらに

盆栽

田中博

皐月の盆栽

木工

島田保弘

欅拭漆一文字

木工

島田保弘

?小箱

木工

島田保弘

楓拭漆椅子

クラフト

難波欽子

自然物で遊ぶ 小作品

トールペイント

西野恵子

月と兎

 

 お名前の後に*がある方は協賛出品してくださった方です。

 

 



 第21回作品展(2019)

退職後の心豊かな私生活を示す作品展
民主的な運動とかかわる生活をも反映

岡山支部 小川 澄雄

岡山高退教の第21回作品展が、2019年6月25日(火)搬入、26日(水)から30日(日)までの日程で生涯学習センターを会場に開催されました。7月が、三年毎の参議院選挙の時期と重なるため、例年より1週間程度早い開催となりました。

今年は、30人が出品(第20回は24人)。以前に比べ、出品者や出品数は少なくなったものの、今回も絵画・写真・書・服飾・手芸・工芸等々内容豊かな作品群が展示されました。

第21回作品展で特筆すべきは、“平和運動・民主運動のなかで高退教会員が作った豆ポスターやチラシ”(産賀さん)、“釣り上げた魚の魚拓”(岡田さん)が出品されたことです。いずれも高退教の作品展には初めてのものです。これらは、高退教会員が、退職後もそれぞれ心豊かに私生活を送るとともに、社会とのつながりを切らさず、より良い社会をつくっていく活動を続けていることを示すものです。「この出品は作品展に幅をもたせたな〜」との声も聞こえてきました。
また、水間さんは、ここ数年大河ドラマをヒントに水彩画を出品されてきましたが、今回も「韋駄天」を寄せてくれました。この作品は、その後他の展覧会でも展示され、NHKニュースでも取り上げられていました。

新たな傾向を示した作品展でしたが、豆ポスター・チラシはファイル1冊に綴じたままの展示になってしまい、ファイルのページを繰らない人には、ポスター・チラシの一枚々々が見えるようになっていませんでした。展示の仕方の工夫が求められるところです。

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<第21回作品展出展作品一覧>
【写真】
犬飼 繁 八女投江烈士
〃 元七三一部隊兵士の悔恨
〃 謝罪と不戦兵士の誓い
〃 山羊の放牧
荒木 敏和 Ballroom Dancing
〃 髪飾
井上 俊清 旅三つ
赤座 匡 陽春
〃 共生
〃 躍動
中山 実典 きじ
〃 令和の夜明け
〃 孫
山本 和弘 早春の吉備路眺望
〃 庭のアマドコロ
〃 ブログに載せた小鳥たち
岡田 憲朗 アコウ
板津 定邦 オコジョ
〃 ライチョウ
〃 コマクサ
〃 エゾツツジ
三宅 茂子* 野鳥
藤原 美代 ハンガリーの思いで
〃 ガリバー現わる
【絵画】
中村 清子 ティワナク遺跡(ボリビア)
〃 ウユニ塩湖(ボリビア)
〃 シャウエン(モロッコ)
島田 宏恵 木曽 妻籠宿
〃 木曽 馬篭宿
〃 雪の妻籠宿
鈴木 操子* バラ
〃 バラ
渡辺 暉夫* 裸婦
三宅 通明 ボタン
〃 那岐山
〃 私の一本桜
美甘 晃 恩原湖の雲
水間 正雄 韋駄天・金栗四三と加納治五郎の足跡を訪ねて
〃 出会いの旅・ノートルダム寺院パリ
武田 芳紀 帯江に特攻機が(組み絵)
〃 エッシャー風のデザイン
【布絵】
難波 欽子 蘭 2点
【墨彩画】
板津伊智子* 円空さん
〃 海霧
【書】
小川 澄雄 道者萬物之奥
【魚拓】
岡田 憲朗 アコウ
【押し花】
藤原 美代 春
【チラシ】
産賀 俊治 平和・民主主義的諸行事の案内チラシ等
【手芸・服飾】
衣笠 祥子 手まり
〃 パッチワーク タペストリー
田中 豊子 布製手提げ袋
河原 和子 パッチワークのタペストリー
〃 手織りのパンツとベストのアンサンブル
花田千春 刺し子の布巾
【工芸】
木村徳子 漆器
土井 彰  小物掛(柿とモロ松)

お名前の後に*がある方は協賛出品してくださった方です。

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 第20回作品展(2018)


退職後も多方面に活躍示す作品群
〜高退教第20回作品展開催される〜   岡山支部 小川 澄雄

                        
岡山高退教の第20回作品展は、7月3日(火)搬入、7月4日(水)から7月8日(日)までの日程で生涯学習センターを会場に開催されました。耐震工事のため、展示コーナーがやや狭められましたが、会場いっぱいに作品が展示されました。数年前から出品者の減少が指摘されてきていましたが、今回もこの傾向に歯止めがかからず、出品者は24人(第19回は32人)にとどまりました。それでも出品された作品群は、絵画・写真・書・服飾・手芸・工芸等々内容豊かで、高退教会員が退職後も多方面に活躍していることを示す作品展となりました。


高齢になった先生方がだんだん作品を出せなくなっています。高退教の作品展の維持発展を図るためには、退職後間もない比較的若い先生方に作品展への参加を促すとりくみを本気になって行うことが求められます。

西日本集中豪雨の時期と重なったこともあり、見学者が例年より少なかったことが残念でした。事務局の不手際で、木村徳子先生の漆器作品群が作品目録から漏れていたこともお詫びしなければなりません。申し訳ありませんでした。


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 第19回作品展(2017年


「味があるなぁ」と作品群に感心―岡山支部 小川澄雄

 岡山高退教の第19回作品展は、7月4日(火)搬入、7月5日(水)から7月9日(日)までの日程で生涯学習センターを会場に開催されました。4日の搬入の際には作品を持ち寄った制作者は勿論、事務局・地区幹事の先生方が会場づくり・展示作業に汗を流しました。
 第19回作品展には32人が60の作品を出品しました。
 前回の作品展と異なり、地区活動の紹介コーナーを設けませんでしたが、ご遺族のご厚意により、最近お亡くなりになった花谷純夫氏の木彫作品・道信千昭氏の水彩画も出品していただきました。遺作展の性格も併せ持つ作品展となりました。
事務局には数年前から「年齢を重ね、作品を作れなくなった」とか「毎回作品を出していた先生がお亡くなりになった」などの声が寄せられていました。一方、退職したての人たちへの出品働きかけが十分でないのか、若い層の出品申し込みがなかなか増えていません。
 とはいえ、絵画、写真、書、服飾・手芸・工芸、ペーパークラフト、論文・・・と多分野にわたる作品群が会場いっぱいに並べられました。
 会場を訪れた人たちは、展示全体をゆっくり見て回る人、写真コーナー重点の人、油絵重点の人など、それぞれの興味に従って見学していました。

 「なかなか味があるなぁ」と木工作品のテープカッターの前を動かなかった男性、「論文“戦時中の国民学校教科書の実相”は時間があればじっくり読んでみたい」と女性。「田圃の中の牧草ロールは魅力的、あの風景は自分が撮ってみたいショットだった」と写真講座に通っている女性・・・などのことが、受付係のメモに記されています。
 また、行事を終えてやってきた小学生がペーパークラフトを見て「僕これ欲しい」とペーパークラフトのボールを手放さず、親を困らせていたことも耳にしました。さらに、絣の着物やタペストリーなど手間をかけた作品群に感心していた女性たちの姿も見られました。
 前年に続き、今回も藤原洋平さんデザインの案内はがきを用意しました。「はがきをもらって見に来たよ」という人もあり、それなりの効果はあったようです。とはいえ、見学者が爆発的に増えたとはいえず、例年とほぼ同じくらいの人数でした。

第19回岡山高退教 作品展  出品一覧表
分類 氏名 会員・協賛 作品(題)名
アクリル画 武田芳紀 会員 驕りの春に1・2・3
絵画 島田宏恵 会員 十和田湖
絵画 島田宏恵 会員 五月の水田
絵画 島田宏恵 会員 紫陽花
絵画 鈴木操子 協賛 倉敷風景
絵画 鈴木操子 協賛 バラ
絵画 武田昭一 会員 山湖―五月
絵画 武田昭一 会員 花―六月
絵画 濱越唯利 会員 宇野港
絵画 濱越唯利 会員 直島港を出港
絵画 美甘晃 会員
絵画 三宅茂子 協賛 野鳥
絵画 三宅瑞枝 協賛 吉備路
絵画 三宅通明 会員 花の水彩画
絵画 森定博美 会員
絵画 森定博美 会員 バラ
絵画 渡辺暉夫 協賛 裸婦
水彩画 水間正雄 会員 ニュージーランド 出会いの旅
デッサン 武田芳紀 会員 裸婦
写真 荒木敏和 会員 決別
写真 荒木敏和 会員 立ち話
写真 荒木敏和 会員 雨の日のシャクナゲ
写真 犬飼 繁 会員 泰緬鉄道に乗る
写真 犬飼 繁 会員 クワイ河鉄橋を歩いて渡る
写真 犬飼 繁 会員 カンチャナブリ戦争博物館
写真 犬飼 繁 会員 カンチャナブリ連合国共同墓地
写真 井上俊清 会員 北海道一周の旅
写真 中山実典 会員 メジロ
写真 中山実典 会員 モズ
写真 中山実典 会員 醍醐桜(真庭市)
写真 三宅茂子 協賛 野鳥
写真 山本和弘 会員 花と虫たち
写真 山本和弘 会員 田園の四季
写真 山本和弘 会員 湖辺の四季
写真 山本和弘 会員 惨劇
クラフト 難波欽子 会員 自然物でのお雛様
工芸 木村徳子 会員 漆器作品
工芸 織物 鳥取純子 会員 作州絣の着物
工芸 織物 鳥取純子 会員 手つむぎ糸の名古屋帯
手芸 内田恵子 会員
手芸 金田光代 会員 パッチワークのショルダーバッグ
手芸 河原和子 会員 パッチワークのベビーキルト
手芸 衣笠祥子 会員 パッチワーク タペストリー
手芸 衣笠祥子 会員 手まり
手芸 田中豊子 会員 布キルティング、手さげ袋
手芸 田中豊子 会員 布折りたたみ、手さげ袋
手芸 田中豊子 会員 布製、帽子
手芸 田中豊子 会員 ミニ ポーチ
服飾 河原和子 会員 手織りのスカート
服飾 河原和子 会員 手織りの半コート
ペーパークラフト 綾野保晴 会員 新聞紙で作るジオデシックドーム
木工 島田保弘 協賛 テープカッター(欅)
木工 島田保弘 協賛 ペンケース(屋久杉)
木工 島田保弘 協賛 花入れ(欅)
木工 島田保弘 協賛 名刺入れ(屋久杉)
論文 吉永隆光 会員 戦時中の国民学校教科書の実相
小川澄雄 会員 依帰鳥影風外遠鐘残花落夕陽寺春山生暮寒

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第18回作品展(2016年)



注目を浴びた絣織物
ー糸繰りから織り、仕立てまで
第18回作品展をふりかえる

6月29日(水)〜7月3日(日)、例年と同様岡山県生涯学習センターを会場に岡山高退教の第18回作品展を開催しました。628日(火)が作品搬入でしたが、当日会場に宅配便で作品(申込用紙同封)が届いたり、作品展のことをすっかり忘れて友人からの連絡を受けて作品を届ける会員がいたりで、いかにも「高退教らしい」搬入となりました。

2016-07-04T11 51 47-ce818「高齢のため新しく作品が作れなくなった」と出品を断念する会員もあり、出品者の人数はやや減少しましたが、会場一杯に展示された作品は力作ぞろいで、充実した作品展となりました。

2016-07-04T11 51 53-aa41c今回の作品展で見学者の注目を浴びたのは、糸繰りからはじめ、織、仕立てまでを完成させた大人用、子供用の絣着物の作品群でした。女性たちの「スゴイ」「スゴーイ」の声が印象的でした。また、「会員・支部の活動紹介コーナー」を設置したことも注目を集めていました。

今回、作品展の案内はがきを用意し出品者に配布しました。「はがきをもらって見に来たよ」という人も何人かあり、はがきの効果を一定感じましたが、鑑賞者の爆発的増加にはつながりませんでした。鑑賞者を増やすいっそうの工夫が求められます。(小川澄雄)

なお、出品作品の一覧は次ページのとおりです。


  


第18回作品展出品一覧


    【絵画】 

「野の花」3       三宅通明

「水門のある風景」   島田宏恵 

「早春の湖畔」     島田宏恵

「椿」         島田宏恵

「果物」        森定博美

「ぶどう」       森定博美

「バラ」        鈴木操子☆ 

「コスモス」      鈴木操子☆ 

「山里の春」      三宅瑞枝☆

「裸婦」        渡辺暉夫☆

「秀吉の大阪城」    水間正雄 

「幸村と父が流された寺」

                  水間正雄     

「当時と今の上田城」 水間正雄 

西本願寺飛雲閣」   水間正雄 

「由加山蓮台寺1」   濱越唯利 

「由加山蓮台寺2」   濱越唯利 

「並び立つメタセコイア」

          濱越唯利

「椿」       武田昭一

「牛窓漁港」    武田昭一

「ジーンズガール」 武田芳紀

「初夏」      武田芳紀

「暖」       武田芳紀

 

【写真】  

うしろ姿」2     荒木敏和

「水路をゆく」     荒木敏和

「ステンドグラス」 荒木敏和

「下津井のたこ物語」3

          藤原美代

「初夏の風」2    藤原謙次☆ 

「葉っぱのいたずら」藤原謙次☆

「テオティワカン太陽のピラミッド」2      犬飼 繁

2015830日、国会前」2      犬飼 繁

「野鳥写真」2   三宅茂子

「匠」          赤座 匡

「秋の陽ざし」         赤座 匡

「レッツジャンプ」    赤座 匡

「道北エリアの旅」     井上俊清

「ちひさきものはみなうつくし 2016」         山本和弘

「緑雨の智頭−自然歴史探訪」            山本和弘

【書】

「長楽無極」     小川澄雄

 

【木工】

「硯箱」3      花谷純夫  

「欅四方転び花入れ」島田保弘☆ 

「欅六角椎菓子器」 島田保弘☆ 

 「欅寄木小箱」   島田保弘☆

 

【ペーパークラフト】

「ジオデシック・ドーム」(新聞紙アート)             綾野保晴

 

【工芸】

「自然からの贈り物」 難波欽子

 

【服飾・手芸】

「手提げ袋」2 (ジーンズパンツリメイク)        田中豊子

「エプロン」   (ジーンズパンツリメイク)        田中豊子

「セーター」3    森定博美

「バッグと小物」(畳のへりで作った)             島田宏恵

 「手織りのブラウス」 河原和子

「手織りのワンピース」

           河原和子

「パッチワーク キルトのソファーカバー」     河原和子

「絣織の着物」    鳥取純子

「絣織の男児着物」 鳥取純子 「絣織の日笠」    鳥取純子

「手紬糸の半幅帯」  鳥取純子

「絣織の女児着物」2 鳥取純子「パッチワーク手さげ袋」衣笠祥子

「御殿毬」 数点     衣笠祥子

「パッチワークのタペストリー」

 金田光代     

 

【会員活動コーナー】

 「支部交流会より」

    ・備北支部

    ・岡山・旭東支部

「中国帰国者の日本語教室」

   小林軍治、井上進夫

 

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 第17回作品展(2015年

心豊かなひととき 高退教作品展

総会に合わせて77~12日の間、今年も高退教作品展が開かれました。

出品作品の一覧は、次の通りです。(*印は協賛出品)


<絵画>

島田 宏恵  犬吠埼(油彩画)

                 菜の花の頃(〃)

鈴木 操子* 帝釈峡(油彩画)

武田 芳紀 黒い椅子にかけるN嬢(油彩画)

                                 バリからの舞踏衣装をまとう(パステル)

                化粧椅子(水彩画)

                ナルシス(アクリル)

濱越 唯利  静かな湖畔の秋景

                 春。田井の浦

                 桃咲きそろう

(円城ふるさと村の春)     水間 正雄 黒田官兵衛の足跡を

  訪ねて

三宅 瑞枝塔見の茶屋(油彩画)

三宅 通明 野の花(水彩画)

村木  誠* 宝福寺(水墨画)

           高野山(〃)

森定 博美  お雛様(油彩画)

山本恵美子 山枇杷(洋画)

                    筍 (〃)

渡辺 暉夫  裸婦(アクリル画)

<写真>

赤座 匡   ゴンゴの野郎たち

春気       

難関       

井上 俊清           縦長写真

 


岩本 浩可  

龍を呼ぶ          

脱却〜高校生の演劇〜      

鎖〜宮沢賢治オツベルと象より〜        三宅 茂子*       野鳥      

三宅 通明           幸の青い鳥           山本 和弘

ちひさきものはみなうつくし

(組写真)

<書>

生田 孝仁    黒住宗忠ご神詠

                   〃

小川 澄雄 あしひきの山吹--

佐藤 菊江     園梅甲折

花谷 純夫     掛軸

三宅 茂子   白砂青松

横田廣太郎    相田みつおの言葉

<手芸・服飾>

河原 和子  手織りのスカート

  パッチワークのタペストリー

衣笠 祥子 

パッチワーク タペストリー

久保田節子* 絣織のベスト

           絣織のチュニック

柴山小津枝* お手玉

島田 宏恵 

着物から作ったエプロン

     アームカバー

田中 豊子 

タオル布地の玩具、ボール

    タオル布地の玩具、まり

    布製の玩具、花の鉢

鳥取 純子 

絣織の作務衣

    絣織ののれん

    絣織のランチョンマット

    手紡ぎ糸の半幅帯

難波 欽子 柱掛け

      テーブル掛け

森定 博美 セーター

      ベスト

<ペーパークラフト>

綾野 保晴 ジオデシックドーム

<書籍>

鴨川恵美子 続 ふたりの完結

衣笠 祥子 金平ざくらものがたり

高垣 章二 その時10歳のわたしは 戦争体験記(操五会傘寿記念誌)

 

<備北支部交流会作品>

(紙漉体験)

・色紙 3点、

・小うちわ9

 

 

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 第16回作品展(2014年)

心をゆさぶる作品の数々―第16回作品展(2014年) 開く
同時に課題もみえてきた


 


2014年の高退教作品展は、例年と同じく、総会前の火曜日から総会当日まで(7月1日〜6日)生涯学習センター1階で開催されました。
「えっ、これが退職してからやり始めた人の作品なんですか?!」「こりゃあすごい!」「やっぱり先生たちは目のつけどころが違うんですね・・・。」「このバッタはどうやって作るんですか、教えてください」などなど・・・、来場者の心をゆさぶる作品の数々が展示されました。
 16回の回を重ねる中、課題もみえてきています。
 前年に比べ、出品者・出品作品が減少しました。加齢や病気で出品を断念する会員があるなか、新しい会員に出品を促すとりくみが十分だったのか?
「実は、前回、会場に比べて多くの作品が出品されていたので、今回は遠慮したんです」の声を聞きました。一方、「減ったとはいうが、展示スペースからみると、今回以上の出品があると窮屈で作品展の体をなさないよ」との声もあります。
作品展では、9時から17時まで受付係を配置しています。17時以降も生涯学習センターは開いており、人の出入りはあります。「受付に空白があるので盗難の恐れがあり、出品するわけにいかない」と出品を断った会員もありました。
こうした声は、作品展を継続・発展させていく上で、ここ数年いわれてきた“支部としてのとりくみ”の問題とともに、考えていかなければならない課題でしょう。
また、作品展に限らず、高退教では担当者の交代は避けられない大切な課題です。その際、これまで積み上げてきたノウハウが、新しい担当者にキチンと伝えられることも重要な問題です。















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《展示作品目録》2014
(絵画)
1 島田宏恵   田植えのころ 
    大山遠望
2 森定博美   テーブルの上の果物
  ぶどう
3 鈴木操子※  少女T
    少女U       
4 三宅瑞枝※  彼岸花       
5 村木 誠※  夕陽 
        蒜山の冬
6 渡辺暉夫   裸婦        
7 水間正雄   東大寺 
        西行庵(京都)
         合掌造りの民家  
8 濱越唯利   新緑の日比観音院
         中蔵院の秋    
         正蔵院の春    
9 武田芳紀   踊り子 
         ガブリエル 
         少女像
         バイオリンを持つ女
10 三宅通明   野の花      
11 三宅茂子※  静物     
12 坪井清子※  童画      
13 武田昭一   ビヨウヤナギの花 
  蓼科山の見える風景

(写真)
14 荒木敏和   公園(二枚組)  
15 赤座 匡   小春日和 
しあわせのひととき
       攻めの態勢に入れ 
16 井上敏清   壁紙にして(3点)
17 岩本浩可   羅漢の眼     
18 三宅茂子※  岡山の野鳥
19 写真クラブ  語らい
 櫻(松月)
         ライダーたち
 (書)
20 佐藤菊江   麗日発光華
21 生田孝仁   戯去戯来自有真
 (手芸)
22 衣笠祥子   パッチワーク
        (テーブルセンター)
23 河原和子   手織りのジャケット
         手織りの色紙掛け
パッチワークのタペストリー
24 難波欽子   テーブルセンター他
25 田中豊子   布製 帽子(冬用)
         布製 帽子(夏用)
26 島田宏恵   ネクタイから作ったバッグ
         傘から作った傘袋
27 宮田靖子   干支の短冊

(洋裁)
28 島田宏恵   着物から作ったエプロン

(編物)
29 森定博美   セーター
         ベスト

(折り染め)
30 武田芳紀   作品1〜3

(木工)
31 金田光代   恋人たち
         鯉のぼり
         壁掛おひなさま
32 花谷純夫   丸盆
         キャンディー皿
                   (漆器)
33 木村徳子   手鏡
         楕円皿
         角皿

(ペーパークラフト)
34 綾野保晴   ジオデシック・ドーム

(和綴じ本)
35 小川澄雄 京橋御懸ケ替御渡り初之留」


 


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