あなたの今の行動(活動)は、誰のために、何の目的で行っているのですか?
時代が変わり、社会情勢も変わり、互いの価値観も変わって来ている今、我々は何を必要とし、何を求めているのでしょうか。
時代は常に変化し続けてきています。
しかし、いかに時代が変化しようとも不変のものがあるはずです。
何かが忘れ去られている今の大変革の時代にこそ、我々が核となり新しい時代を創っていかなければなりません。
まちづくりはひとづくりに始まり、ひとづくりに終わるといわれています。
地域社会に奉仕し、明るい豊かな社会を創り出すには、若い我々が自己啓発、修練を積み、その培われた力を
用いて結果や失敗を恐れず前向きに挑戦していく必要があります。
多くの人と関わることで自分を高める場が青年会議所にはあります。
運動、事業の基本となるのは個々人の行動です。決して評論家や、傍観者になることなくまず自ら行動してみてください。
地道な活動が実を結ぶ事を確信すれば、必ず結果は後からついてきます。自分の求めていたものが必ず手に入るはずです。
一人の力はわずかなものですが、その積み重ねは大きな力を生みます。
そして、その一人の力による行動は周りのすべての人に支えられています。
そうであるならば、逆に人のために役立ち、支えてあげられる人にならなければなりません。過大な代償を求めることなく。
最初は意識して行動すれば、やがて無意識に行動できるようになり習慣になります。
心を律する努力を重ねるうちに行動がスムーズになり習慣になる、その努力を惜しまないことが必要不可欠です。
数は力、質は強さといいます。
一人ひとりが強さを持ち、またそれを自分の周りに広げて行けば必ずそれは大きな力となり新しい時代を創っていくことになるでしょう。
青年会議所活動は様々なステージを与えてくれます。
心にいつも目的意識をもって活動してみて下さい。自ら求めて行動する者に限りないチャンスが待ち受けています。
自分が欲しなければ何も始まらず、いかなる成果も生まれません。自らが望んで行動するという自分を高める勇気も必要です。
目的達成のための信念、理解を得るための誠実さ、くじけない忍耐強さ、これでよいと決め込んでしまう事なく、常にもっと、もう少しと背伸びすること
の繰り返しにより進歩と成長があります。
行動を起こした者のみがノウハウを手に入れることができます。
そして、苦労して得たものは必ず貴重な経験(蓄積“ため”)になります。
青年会議所活動を通じて得た経験(蓄積“ため”)を誰のため、何の目的で使うのか、そしてリーダーとして
地域、企業、家庭、そしてこれからの青年会議所活動にどう活かしていくのか。
リーダーとしての真価が問われています。
自分に解決できない問題は決して自分の前には現れません。
そして、『蒔いた種のとおりに花は咲く』といわれますが、自分の周りの状況は自分自身が創り出しているとも
いえるのではないでしょうか。
人の行動には、夢、目的、使命、理想が必要だといわれています。
夢・目的を持ち、使命を背負い、理想を掲げ、熱い精神(スピリッツ)を胸に、さあ今、真のリーダーとして行動しよう。