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1999年度理事長―青木 透

真のリーダーとなるために
自覚を持って行動する

尾道青年会議所の平成11年(1月から12月まで)の理事長に青木透さんが決まった。
同会議所(JC)は、昭和32年、呉JCがスポンサーとなって創立、会員数は約100人。
昨年創立40周年を迎えている。
県東部では最初に創立された同会議所は、福山、三原、因島各JC創立のスポンサー役を務め、県東部でのリーダー的な役割を果たしている。
対外的な活動としては、尾道の代表的な祭り、尾道港祭り、ぎおん祭り、食の祭典などの活躍でも市民に知られている。
さる7月11、12の2日間、中国五県で構成する中国地区の57JCが参加する地区フォーラムを主催。
尾道市制100周年記念事業の協賛事業として尾道市で開催、約2000人の会員が訪れた。
地区大会が尾道で開かれたのは32年ぶり。

平成11年の理事長に決まった青木透さんは、青木プロパン且ミ長の青木立道さんの長男で、同社取締役次長。
JC歴は、昭和63年入会、12年目のベテランメンバー。
この間、教育文化事業推進委員長、政策室担当副理事長、40周年実行副委員長などを務めた。
県内エリアの広島ブロック協議会に3回の出向も経験、幹事や副会長を務めた。
青木透さんは、地元の町立小学校、中学校から進学校の県立尾道東高校、私立神戸学院大学経済学部、経済学科を卒業、同年に父の経営する青木プロパンに入社した。

姉1人の長男で、中学、高校を通してバスケット大好き人間で、クラブ活動に没頭した。
大学時代はドライブが趣味で、六甲からの夜景を楽しむことが多かった。
大学入学が決まり下宿生活することになり、母からは自炊のための料理特訓を受け、焼きめしが得意のメニュー。
おかげで好き嫌いが無くなった。
健康を考えて食費は惜しまなかった。
アルバイトにも精を出し、パチンコを楽しむようになった。
4年間を通して春、夏、冬の休みには欠かさず帰郷して実家でのアルバイトで仕事を覚えていった。
小学生ごろから1人息子でもあり、家業を継ぐことへの意識や雰囲気から自然にそのことへの抵抗は無かったという。
ただ、大学卒業が近づくにつれて家業を継ぐことへの疑問が少しはあったそうで、会社訪問も経験した。
関西地方で就職しているクラブ活動の先輩からの誘いもあったが、卒業と同時に帰郷した。

JC活動については、「平成11年は周年行事等大きな対外事業の無い年です。内部の充実に重点を置いた活動をすすめたい。 5月1日全通する瀬戸内しまなみ海道は尾道をPRする好機です。尾道の特色を大いに発信したいです。 スローガンは「ため」−真のリーダーになるために−です。 苦労して得たものは必ず貴重な経験(蓄積=ため)になります。
地域、企業、家庭、そしてこれからのJC活動をどう生かすか、リーダーとしての真価が問われています。