※ここでは印刷用ファイルの作り方を書いています。※
●準備するもの
・PSprinter
・Acrobat Distiller
・Acrobat Exchange
・Acrobat Reader
・PDFファイルに直すファイル&使用したソフト
<注>ここでの例はMacintoshを使用しています。
1.変換1<psファイルを作る>
例)Quarkで作成したファイルをPDFにする。
Quarkをたちあげ、変換させたいファイルを開く。
セレクタではpsprinterを選択してタイプを仮想プリンタにしておく。
「ファイル」の中から「用紙選択」を選ぶ。
続いて、「印刷」を選択。
2.変換2<PDFファイルを作る>
1.で作成したpsファイルをPDFファイルに変換させるには、AcrobatDistillerを使用する。
Distillerをたちあげたら、「Distiller」の「オプション」を選択。
以下の設定をして下さい。
・一般・・・デバイス解像度は各社各セッターによって異なりますが、入力できる最高数値は2400dpi。
・圧縮・・・チェックする項目は以下の通り。
カラービットマップ画像→手動圧縮でJPEG(低)
グレースケールビットマップ画像→手動圧縮でJPEG(低)
・詳細・・・チェックする項目は「CMYKをRGB画像に変換」以外。
「トランスファ関数」並びに「アンダーカラーリムーバル/墨版合成」は共に「削除」を選択。
「カラー変換」は「デバイスに依存しない(正確)」を選択する。
※DistillerでPDFに変換する際注意する点※
・ダウンサンプリングはかけない。
・圧縮率はjpegの高圧縮率。
・詳細タグでは、CMYKをRGBに変換する以外をすべてチェック
・トランスファ関数、UCR/墨版合成ともに削除を選択
・カラー変換はデバイスに依存しないを選択
・一般タグのデバイス解像度は各社による(イメージセッタによる)
・最高解像度は2400dpi |
以上が終わったら、「OK」ボタンをクリックして、オプションを終了させる。
ステータスのところが準備完了になったらPDF変換を始めます。
ファイルから開くを選択し、1.で作成したepsファイルを選択し、「開く」をクリック。
保存名を聞かれるので入力(この際の名前はepsファイルと同じ方が後でわかりやすいでしょう)し、
「保存」をクリック。
変換作業が開始されます。
読み込み率が100%になったら終了。(下のメッセージ欄に「ジョブ終了」とでます)


3.加工&チェック
2.で作成されたPDFファイルを開いてみます。
ただ閲覧するだけならAcrobatReaderでもよろしいですが、手を加えたい場合はAcrobatExchangeを開きます。
以上が大まかなPDF変換の流れです。
ここであげたものはセッタで出力する際にもっとも適した方法です。
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