FVK Soloの製作


先日の第7回西日本電動グライダー競技会に参加したとき、思わず次はこれだと感じたF5B-600クラスの練習をしようと、NSPさんから購入しました(機体は結構安いです)。FVKモデルさんの機体は造りが良かった記憶があり、SilentDreemの2.2やMiniなども完成度がとても高く良い機体でしたので、今回はこの機体にしてみました。


いつものようにA4サイズの説明書きが数枚付属していましたが、リンケ−ジパ−ツはしっかりとした物が付属していましたので安心しました。主翼は2分割でカ−ボンカンザシ12mm丸棒でつなぎますが、とてもしっくりしています。また後縁側のピンもしっかりと位置出しされていて左右の主翼はきっちりとかみ合います。


ノ−ズコ−ンは写真のように取り外し式となっています。ここからバッテリ−を中に入れるようにしなければなりません。説明書きにはこのコ−ンを強靱なテ−プでしっかり止めるようにと書かれていましたが、毎回テ−プで巻き付けるのも芸がないので後で記述したようにネジ止め式にしました。


■モ−タ−マウントの取り付け

モ−タ−マウントは、エポキシ板2.5mmを使用しました。と言ってもモ−タ−に親切に付いてきたものです。これに冷却用の穴を数カ所開けてノ−ズにフィットさせエポキシで固めます。エポキシは最低でも30分硬化タイプを使用して、ドライヤ−で十分暖めながら隙間無く流し込むと良いでしょう。

■ノ−ズの加工とバッテリ−ベッドの取り付け

前述したようにノ−ズコ−ンをネジで取り付けする方法にしてみました。胴体側にブラケットを1.5mmベニアにカ−ボンキュアシ−トをサンドして補強したブラケットをエポキシで固定後、ガラスクロスで固めて、再度カ−ボンロ−ビングを貼って補強しています。なにせ2Kgの機体を垂直に引き上げる力が掛かるはずですので慎重に補強しました。ノ−ズ側は、スペ−サ−と台座を同じ材料で作成しエポキシで固定しています。こちらは外れてもヘキサボルトの頭が1mm位出てるので抜ける心配はありません。

バッテリ−ベットは、1mmベニアにカ−ボンシ−トで補強を片面してモ−タ−エンドいっぱいにバッテリ−が来るよう固定します。バッテリ−はベルクロ止めですが、ずれ防止にゴム付きのベルクロテ−プで締め付けるようにしました。


■主翼のメカ積み

主翼のエルロン部分は完全に出来ていますので、メカ積みだけで完了します。エルロンホ−ンはグラウプナ−製のアルミ4mmのものを使用しました。これを適度な角度に曲げて使用します。固定はエポキシです。しっかりと周りを固めて下さい。

エルロンサ−ボはJRのNES351です。これを両面テ−プで固定した後、ホットボンドで固定します。ホットボンドはFRPに良く食いつき、何かの時には削ってはがせます。ハッチは、キットには透明な丸い板が付いていましたがサ−ボが少しはみ出るので、切り鍵を入れて両面テ−プで固定します。サ−ボカバ−はこれもグラウプナ−製を購入して取り付けています。


■水平尾翼のメカ積み

エレベ−タ−サ−ボは垂直尾翼に納めます。説明書では、垂直尾翼後部の開口部(後ろが接着していない)からサ−ボを入れてバルサではさむ様記述されていましたが、うまく固定できそうもないので垂直尾翼付け根に丸い穴を開けました。サ−ボはエルロンと同じNES351です。固定方法も同じ方法を採りました。

エレベ−タ−ホ−ンはキット付属のエポキシ板から出来たものを使用しました。注意しなければならないのは、リンケ−ジをきっちり90度に曲げないとロッドが内側に干渉します。最後に穴を白いテ−プを丸く切って貼り付ければ完了です。


■動力ユニットは

今回の動力ユニットです。モ−タ−はKONTRONIKのKBM42−60に5.2:1のギヤユニット付きです。アンプはKONTRONIK3SL70−6−18FAIを選択しました。6.7:1が良かったのですがこの機体はノ−ズが短いのでピッチ14inchまでしか取り付けられませんでした。

ペラはaeronaut14×10CAMです。スピンナ−はRFMの47mmタ−ボスピンナ−にしました。


完成状態のSoloです。寒い時期のカラ−リングは温度が低いので結構苦労しました。(ウレタン塗装です)





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