F5B-600 Solo


第7回西日本電動グライダー競技会で初めてF5B競技を目のあたりにして、とうとう過激電動グライダ−に手を染めてしまいました。今回はF5B−600の練習をするためにいろいろと機体を検討しましたが、これまでの機体の造りの良さからFVKmodelのSoloを選びました。購入はNSPさんからです。機体はさほど競技用ではないので高くはありませんがこれで十分練習をして、本格的に過激な世界に少し手を出してみようと思っています。



翼長 1956mm
主翼面積 33.6dm2
主翼翼形 RG15modified
モ−タ− KONTRONIK KBM42−60
ギヤユニット KONTRONIK KPG28Gearbox5.2:1
プロペラ aero-naut Carbon 14×10CAM
バッテリ− 10N−RC2000(SANYO)
アンプ KONTRONIK 3SL70−6−18FAI
サ−ボ JR NES351×3
エルロン×2、エレベ−タ−
受信機 JR NER649S
全備重量 2080g(バッテリ−含む)

●製作編
FVK Soloの製作過程へ
●フライトインプレッション
これまで2機の7セルホットライナ−を飛ばしているせいか、上空の安定性はこちらのクラスの方が遙かに操縦しやすい機体です。
今回は最初からノントリムで滞空モ−ドに入りましたが、機体が大きいせいもあるのか、ほんとにゆっくりとグライドしてくれます。
思ったほどの沈下もなく安定しています。距離モ−ドに入れてダイブをかけるとやはり機速は出てきます。
かなりの風のあるコンディションでしたが延びのある加速が味わえてとても気持ちのいい機体です。
距離モ−ドはもう少し調整が必要のようです。
モ−タ−の引きはまずまず。重たい機体をほぼ垂直に引っ張ってくれます。
ちょっとペラが大きくて過負荷ぎみですのでもう1サイズ落としてトライしてみましょう。(2000.1.3)
−Data−
モ−タ− バッテリ− Prop RPM(max) AMP(max)
KONTRONIK KBM42-60/ (5.2:1) 10N-RC2000(Nomal) aero-naut Carbon 14×10 CAM 5800rpm 94A
初期設定状態でパタ−ンをフルに飛行させたら、バッテリ−が溶けてしまいました。やはりかなりの過負荷状態のようです。
いろいろな方のペ−ジや、永岩さんにご相談しF5B−600で使用されている条件を分析してみました。
 その結果が以下の表になります。
−Data−
Motor & GearBox Prop Dia Pich RPM Kv (A) in(W) out(W) effect(%) 負荷係数
KBM42-60/5.2:1 aero-naut CAM Carbon 14 10 5800 6000 94 893.0 355.4 39.8 0.53
KBM42-60/5.2:1 Graupner CAM Folding 14 9.5 6800 6000 80 760.0 544.2 71.6 0.62
KBM42-60/5.2:1 RFM 13 10.5 7300 6000 81 769.5 553.2 71.9 0.67
HP220/20/A2/P4K/5:1 RFM 15 15 6200 4500 97 921.5 807.3 87.6 0.73
KBM42-60/6.7:1 RFM 15 13 6400 6000 105 997.5 818.1 82.0 0.75
KBM42-60/6.7:1 Graupner CAM Folding 14 9.5 7600 6000 83 788.5 759.7 96.3 0.89

今回この機体に選択したモ−タ−は、機体のノ−ズの長さの関係上で「KMB42-60/5.2:1」ですが、
このモ−タ−の場合、やはり初期設定ではかなりの過負荷です。(^^;
同じダイアのペラでピッチが0.5しか変わらないaero-nautとGraupnerでは負荷がかなりaero-naut
のほうが高いようです。
F5B-600クラスのモ−タ−として定番の「KMB42-60/6.7:1」と「HP220/20/A2/P4K/5:1」ですがこの
分析の結果からするとやや「KMB42-60/6.7:1」の方がHOTな仕様のようです。
しかし入手が困難になっている現在ではコスト、効率から見ても「HP220/20/A2/P4K/5:1」が今後の
狙い目ですね。(2000.1.9)
RFM13×10.5のCarbonPropが本日届きましたので、早速テストしました。予想通りの好結果が得られ
ましたので、上記デ−タ−を修正しておきます。
これでこのモ−タ−のベストではないかと思います・・・(^^)V (2000.1.10)
ちょっとステッカ−をいろいろと自作して、少しチュ−ンしてみました。(^^)
これから本格的にF5Bのパタ−ンを練習していきます。

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