Organic 2m(FVK)の製作


このたび、FVKモデルより「Organic 2m」を入手しました。この機体はF3Jとして楽しめる機体ですが、今回は電動オ−プン7セルクラスの次期主力戦闘機として購入しました。バリエ−ションは、胴体、テ−ルは共通で、主翼のスパンが2m、2.2m、2.5mと選択できます。2.5mは国内でも手に入りますが、このクラスでは大きすぎるので2mバ−ジョンで今回作成します。


主翼は、ケブラーカーボンD−Boxにカーボンリビキャップ付きのリブ、後縁もカーボンで補強されています。胴体もケブラーカーボンの白ゲルコート仕上げです。芸術品と言っても過言ではない造りをしています。ノーズはF3Jなどによくあるノーズコーン式になっています。全ての穴はすでに加工されています。ネジ部は全て雌ねじがインサートされています。すり合わせも全てされており、機体の全ての部品には、すり合わせをしたことが明らかに解るように固有の番号が付けられています。


■モ−タ−マウント取り付け

インナーにサーボ搭載用の穴加工を施し、またモーターの入るスペースを加工します。リンケージパイプを通す穴開けをします。
モ−タ−マウントはいつものように、1mmベニアをカ−ボンシ−トサンドイッチ構造で作成、プラネタ用に2枚あわせで位置だししています。今回は、あまり意味はありませんが空冷用の穴をモーターマウントに開けてみました。


■尾翼周りの加工とメカ搭載

テールの形状は、ホーンを保護するように滴状の形になっています。リンケージパイプは胴体内部にガイドを作成して挿入しています。尾翼はカーボンスパー構造で、カーボンカンザシとアルミのピンで位置決めします。

尾翼は内部に雌ねじがインサートされており、M3のビスで固定します。ホーンは付属のカーボンホーンに1mmの穴を開けてロッドをL型に曲げて通すだけで固定できます。ノーズにサーボを搭載して、胴体のリンケージは完了します。


■主翼(中央翼)のメカ搭載

フラップは、1つのサーボで駆動します。ナックルヒンジはすでに加工済み。ネガティブフラップはあまり角度がとれませんが、クロウではほぼ90度近く稼働します。サーボはサーボベットを1mmベニアにカーボンキュアシートで補強したベースにサーボのフランジを保持するガイドを作成し固定します。ホーンもヒンジも加工済みです。位置が決まったらサーボをホットボンドで固定して完了です。


■主翼(外翼)のメカ搭載

サーボ搭載位置は加工されています。エルロンヒンジもナックルヒンジで加工済み。サーボベットを中央翼同様に作成し固定します。サーボカバーもカーボン製のものが付属しています。


■中央翼と外翼のコネクター加工

中央翼と外翼は、組立と同時に配線コネクターが勘合するように、CROSS製の4Pコネクターを埋め込みました。位置出しは、リブ下端とカンザシからの距離を合わせて仮止めし、位置が決まったらホットボンドを隙間に充填して完了です。穴は最初から大きめのが空いています。(位置はよくあっています。)


■パワーユニット

今回のユニットは、ノ−ズが細い機体にぴったりのKONTRONIK BL480−33+KPG-27 gearbox4.4:1(DRIVE501)です。GraupnerCAM14×9.5を回します。バッテリーはサンヨーSCR7N−1000mAhを使用します。



完成した「Organic」です。






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