NSPさんから購入した機体ですが、製作メ−カ−名は不詳です。完成度は95%といった感じで、主翼、尾翼ともシャ−レ工法で作成され、カラ−リングまですんでいます。ヒンジはエラスティックタイプで当然完成されています。特筆する事は、ネジ部分の加工精度の高さ!雌ねじはすべて金属パ−ツがFRPのなかにモ−ルドされていて、しっかりとした造りです。
説明書というべきか、アバウトなメカ搭載位置と舵角が書かれたA4の紙1枚が付属。また、リンケ−ジパ−ツはいつものことながらアメリカから輸入するとホ−ン類はベニヤ板が付いてきました。これらはすべて変更します。
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(主翼、尾翼の下面は、淡い藍色のカラ−リングになっています。)
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(ノ−ズ部分は、分割式でバッテリ−ベ−スごと取り外す様になっています。)
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■モ−タ−マウントの加工
モ−タ−マウントは、ノ−ズ部分と一体整形されています。そこにはスピ−ド540用の物から、各サイズのモ−タ−に合わせてけがき線が入れられています。今回は一番内側の位置にネジ穴を加工しました。
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モ−タ−はAveox1406/3Yです。ネジピッチは、540サイズと同等、但し付属のネジは、インチネジでしかもヘキサ用のネジでしたので、ネジ穴にザグリを入れて、ネジの頭があまりマウント面より出ないようにしました。
HKMのタ−ボスピンナ−を使用しようと、モ−タ−の外周部分にエア−取り入れ用の穴を8ヶ加工しました。
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■尾翼周りの加工とメカ積み
エレベ−タ−ホ−ンは、樹脂製のベ−スを加工して、小型のものを作成し、エレベ−タ−に固定。ホ−ンと干渉するラダ−上面をル−タ−で整形しました。
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垂直尾翼内にエレベ−タ−サ−ボを搭載するための穴を、4角にストップホ−ルをあけその後、ル−タ−のカッタ−で切断し加工します。サ−ボは、基本的には両面テ−プで固定しますが、フランジ部分にアルミテ−プを巻き、フランジ部分をエポキシで点付けし固定します。
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ホ−ルカバ−もFRP製のものが付属してますので、形状に合わせてカットし両面テ−プで固定して完了です。
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(完成した、尾翼周り)
エレベ−タ−と安定板の隙間には、グラウプナ−のヒンジフェアリングテ−プを貼って抵抗を軽減するようにしました。
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■胴体の加工
胴体には、受信機等の搭載用の穴が加工されていませんので、主翼固定ボルト間にサ−ビスホ−ルを加工します。これも最初に4角にストップホ−ルをあけ、ル−タ−のカッタ−で加工しました。
付属の主翼取り付けナイロンボルトは加工精度が悪く、ネジ穴に入りませんでしたので、国産品に変更しました。
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完成状態のFalconです。なかなか精悍な感じが結構気に入っています。
今回のパワ−プラントは、Aveoxの1406/3Yブラシレスモ−タ−にaero-naut9×5ペラでやって見るつもりです。アンプは、同じくAveoxのL160で、やや大きめですが、何とかノ−ズにフィットさせることが出来ました。
●Aveoxブラシレスモ−タ−詳細デ−タ−のペ−ジ
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