コタキナバル旅行記05/8/4-9


8/4(コタキナバルへ)

朝、530起床。準備を整え、632に出発し山口駅へ。657の山口線で新山口駅へ。732のこだまに乗り、博多へ822に到着。地下鉄で福岡空港へ。切符売り場で地下鉄の子供乗車キャンペーン中らしく、100//日の乗り放題切符を勧められる。(普段の乗り放題切符は300円、福岡空港までの通常子供料金は130円)どう考えても得なので、帰りの分まで購入してしまった。ついでにマックのサービス券もなぜかここでもらった。

地下鉄には5分ほどの乗車で空港へ。国際線ターミナルへの無料バスへも問題なく乗車でき、9時過ぎにはJTBのカウンターへ。930集合なので上出来。

同じ日にベトナムへ出発する職場のMさんは11時出発なので9時集合のはず。HISで頼んだと聞いていたので、そばにあったHISのカウンターでついでに聞いてみたがまだきていない・・・、心配だ。「博多からはタクシーで行ったほうが早い」と言っていたが、新幹線でも見なかったし、空港周辺は渋滞のようだし大丈夫だろうか・・・。


スーツケースを預けて受付カウンターでチャイルドミールを頼んだり、乗り継ぎ後の機内食を尋ねたりして少し時間がかかった。出国検査の列へ行くとすごいことになっていた。手荷物検査のゲートが2箇所なのだが、旅行ラッシュのためか通過するのに1時間はかかってしまった。この間に、コンセントアダプター(2500円)を購入。ついでにもう一度Mさんが来たかどうかHISのカウンターで確認してみるとなんと来ていた。Mさんなら声をかけてくるはずだが??でも一安心。出国してから、免税店を除く余裕もなくトイレに行っただけで機内へ(MH083便)。隣にはベトナム航空機がいて、先に動き出した。定刻よりも遅れているので、Mさんを待っていたのだろうか?




6時間のフライトでクアラルンプール到着。2時間の乗り継ぎ時間のはずがすでに1時間のDelayとなっていた。サテライトCに到着したが、こちらは主として国際線の離発着が多いので免税店も多くにぎやか。いろいろ情報を集めていた如く、国内線乗り継ぎゲートのあるコンタクトピアへ接続しているエアロトレイン乗り場の近くで両替することにする。エアロトレイン乗り場の右奥にMayBankともうひとつの両替屋が並んでいます。レートは同じではないのでチェックしたほうがいいです。100円=3.3RMであった。旅行中、このレートが一番よかった。

両替後、エアロトレインでコンタクトピアへ。こちらはあまりにぎやかでないと聞いていたのですが、売店や軽食の取れる店も開いており、それなりに過ごせるところでした。1940にようやくコタキナバルへ向かう飛行機に乗りました(MH2636便)。この飛行機は途中ラブアン島を経由するらしく、到着時刻は23時ごろになります。子供たちも御疲れ気味ですが、もう少しの辛抱だ。福岡空港で「この便では軽食が出ます」と聞いていたのですが、ある程度きちんとした食事で夕食になりました。




コタキナバル空港で事件発生。2つのスーツケースのうちひとつが完全に開いて、ストラップでようやく内容の飛散を防いでいるという状態で唖然としました。これまでスーツケースのストラップは飾りみたいなもんだろうと思っていたのですがここで認識を新たにしました。「スーツケースのストラップは最後の命綱です」

すぐにBaggageClaimで相談する。マレーシアへの滞在が短いので修理が間に合わないため福岡空港のマレーシア空港のカウンターで相談してくれとのこと。破損状況を記した証明書を書いてくれた。う〜ん、でもこの旅行中と帰国時にはどうしたらいいだろう。一気に暗い気分になった。(原因はフレーム自体がゆがんでしまって、ロックの有無にかかわらず、ふたが開いてしまうことが判明。ホテルで何度かひずみを戻すように開け閉めしているとある程度戻った。しかし非常に不安なので、街に買い物に出た際、ストラップ(数百円)をもう一つ買って、十字にかけて無事帰国した。)




BaggageClaimで時間をとっているうちに、乗客は我々だけに。そのうち税関の人もいなくなった。ドアの外にJTBの人が待っていたが、「そのまま出てくださ〜い!!」と叫んでいる。そのまま出てしまったが、こんなんでいいのだろうか。


外にはJTBのガイドさんだけでなく、もう一組お客さんもいて長いこと待たせてしまった。どうもすみませんでした。

この度のホテルはシャングリラ・タンジュン・アル・リゾート。前回ペナンでもシャングリラに泊まって満足だったので、シャングリラ系列で問題なかったのですが、コタキナバルにはタンジュン・アル以外に少し北に離れたラサリヤというホテルもある。こちらのほうが自然に囲まれていて、オランウータン見学もしやすいのですが、市街地に遠いため現地の空気に触れる(屋台で食事したり街中を歩いたり)ことが難しく、タンジュン・アルにしました。タンジュン・アルでも、ラサリヤまでの交通費だけ負担すれば、オランウータン見学も可能とのJTBのパンフレットに書いてあったのも決め手でした(これが後で大間違いであることが判明)。


ホテルまでバスで10分程度。ガイドさんから一応の説明を聞いてようやくへ部屋へ。部屋は希望通りコネクティングとなっていました。この時点ですでに0時過ぎ。日本とは時差が1時間なので日本時間では1時過ぎです。子供たちとさっさと寝てしまいました。


いつも思うのですが、南国のホテルは夜になると結構肌寒い。エアコンをオフにして、部屋の設定温度をかなり上げていてもベースの空調が常に効いているからか、Tシャツに長袖のパジャマで十分です(うちはいつもこれです)。



8/5(オランウータンをあきらめテングザルへ)

疲れているにもかかわらず、7時過ぎにはなぜか全員起床。南の国のホテルのお決まり、ビュッフェスタイル(バイキング形式とはいわないらしい)の朝食を摂りに行きます。初日はロビー横のレストランへ行きました。基本的にはどこでも一緒です。何種類かのパン、フルーツのデザート、ビーフやチキンの焼いたものと、チャーハンややきそば、中国粥に味噌スープですね。それとオムレツを焼いてくれるおじさんがいます。






朝食後にラサリヤへのオランウータンツアーを頼みに行きました。しかしなんと予約でいっぱい。ホテルのカウンターで頼むのですが、予約の紙を実際に見せられて、滞在中はだめでした。しかしほとんど外人さんの名前でこれはなぜ?JTBで頼めばOK風だったのに。ホテルの人の説明では、ラサリアのオランウータンツアーは各ホテルごとに人数枠があるとのこと、タンジュン・アルは一日6人で、見学者が多いとオランウータンに良くないのでと言われた。???ということはJTBで頼まなくても一日6人に入れば良かったってこと?


納得できないので現地JTBの人に連絡を取る。ラサリアに枠がないか問い合わせてみると言ってくれたのですが、こちらはなんせ滞在期間があまりない。難しそうならガラマ川へのテングザルツアーでもいい(これは空港からホテルへの送迎中に、いいツアーだと宣伝しまくっていた)とチラッと言ってしまったのが失敗だった。少し経って早速、オランウータンのほうは難しそうとの返事、しょうがないのでその日の午後のテングザルツアーを申し込んだ。(家族全員で1310RM、夕食付とはいえ約4万円。少し高すぎないか?)


テングザルツアーが14時ロビー集合。この時点で11時過ぎ。子供たちは朝食後にプールに放っていたので、ホテル内およびその周辺を散策してみる。一番気になるのが、ビーチ沿いを1キロほど行った所にある屋台村。歩いて15分ほどかかったが、ビールはありそう。サテや麺類もあることを確認。ペナンの屋台と一緒のようである。(しかし後でいろいろと違いが判明。今ひとつだった)


この日は昼をプールサイドでハンバーガーにする。(しかし家族あわせて4000円くらいかかる)


14時にロビーへ。支払いは現金で前払いとのことだったので、ホテルのフロントで再び両替。しかしパスポートがいるとのことで、セーフティーボックスを開けたりと大変だった。両替のたびに、パスポートがいるのかと聞くとコピーでもいいとのことだったので、その場でコピーをとってもらい、その後はそれで対応した。ペナンではそんなことはなかったので驚きである。

ガイドはマットさん。初々しい感じのまじめそうな若者である。バスにはすでに6人くらいの女性が乗っていた。ステラ・ハーバー・リゾートやラサリヤに宿泊している人らしい。我々が最後で総勢11名である。


テングザルに会うには、ガラマ川を船に乗って少し下る。つまりリバークルーズである。その船着場までバスで約2時間かかる。ほとんどの人がすぐに爆睡していた。途中ふっと目が覚めたが、バスは相当飛ばしていた。普通の大型バスなのに、追い越しまくりである。対向車からパッシングされながらもがんがん飛ばしている。普通の田舎の道路という感じなのであるが、標識を見ると制限速度が90キロ(90km/j:jはjamで時間のことらしい)であった。ところどころそばに民家があるような環境なのにこれは高速道路だったのか!!


ここの田舎の橋は面白い。進行方向に対して直角に、つまり横に板が何枚も並べてあって、中央付近に二本、これは車の車幅ほどに縦に板が敷いてある。この二本の縦方向の板の上を車が通るシステムになっている。つまり橋の上では車は離合できない。


2時間と少しで船乗り場に到着。まずおやつということでバナナのてんぷらとパンケーキ、紅茶で一服する。そして出発である。他のツアーの人もいるらしく、船は5艘くらいでた。




船着場あたりも集落になっていて、子供が二人、川で泳いでいた。決してきれいそうではない水だが、地元の人は大丈夫なのだろう。途中で50人ほどが暮らす集落があったが、ここは電気が来ていないらしい。しかしパワーボートがおいてある小屋があり、いわゆる水上の暴走族がいるんだろうか?しばらくいくと川沿いの川原風のところに枯れ木が倒れており、カニクイザルの群れがいた。最初の野生動物にみんな大興奮である。それからしばらくは見つかるサルは全部カニクイザル。だんだん飽きてきた。はやくテングザルにあえないかなあ。



30分ほど行ったころだろうか。右岸にテングザルの群れが見えてきた。テングザルは甘いものを食べない(食べると死んでしまう?)ので、動物園で飼うことが難しいらしい。木の葉を食べている。子供とメスだ。毛の色は明るい茶色でカニクイザルとは明らかに違う。こうなると鼻の長いオスが見たい。あっ、オスだ。木の高いところにいる。でも背中を向けている。こっちを向いて〜。でも横を向いたときに長い鼻がチラッと分かった程度。う〜ん、ちゃんと見たい。


だんだん薄暗くなってきてそろそろ引き返すことに。途中、きれいなかわせみがいたり、水牛の群れを見た。野生ではなく飼育されているものらしい。証拠に耳に刻まれた印があるのだが、放牧されているものらしい。しかし一日一度、牛舎に帰るというわけではなく、飼い主は買った後、野に放って、ある程度大きくなった後、捕まえて売るらしい。かなりよちよち歩いている子牛もいたが、生後2日目くらいだとのこと。ほとんど、野生である。たまにいなくなることもあるそうだ。でも肉はにおいがきつくてあまりおいしいものではないらしい。




いよいよ船着場に到着かと思ったとき、ひとつの木にテングザルが鈴なりになっているのをみた。群れだ。大きなボスざるもいる。これは堂々と鼻も見せていて、みんな大満足でした。



船着場のそばのレストランでカレーを主とした夕食。デザートにとげとげの皮のついた果物やスイカもあり、おいしかったです。





また2時間かけてホテルへ。到着は10時くらいになっていました。


8/6(コタキナバル市街地へ)

今日は午前中、街へ出て御土産を買うことにした。ホテルから市街地へシャトルバス(有料)が出ているのだが、時間の自由さ・我が家の人数からタクシーを選んだ。マレーシアのタクシーは交渉制。最初はなんと面倒な、メーターでいいだろうと思っていたのですが、これにも利点がありました。ホテルから市街地までは12RMで、これは市街地のどの地点で乗っても一緒です。市街地の中で数ブロック先の別のショッピングセンターまでタクシーを利用したのですが、このときは5RMでした。しかしホテルまでの帰り道は12RM。つまり、ホテルから市街地までは12RMと決まっているのです。メーターだと毎回微妙に違う値段になるでしょうから、決まっているほうが面倒がないですね。まずは、センターポイントへ。10時開店ですが少し早めにつきました。まだお店が開いていないので、港のほうのへ行ってみることにしました。途中、地元のレストランっぽいところがいくつもあったので、バクテー(肉骨茶)がないかどうか尋ねながら行きました。しかしどこも扱っていません。「No Pork」というお店が多いのです。回教の国ですからねえ。

コタキナバルでは道路を渡るのも大変です。基本的に「車優先」なので横断歩道というものはありません。車の合間を縫って強引に横断します。場合によっては中央分離帯で立ち往生するわけですが、これにはなかなか慣れませんでした。

いくつか道路を横切って港の近くのフィリピーノマーケットへ。あるホームページでは「薄暗いマーケットで雰囲気悪い。西洋人も足早に通り過ぎていた」とあります。どんなんだろうと怖いもの見たさに行きました。が、全然問題ないじゃないですか。マーケットの中には小さな店舗がいくつも構えられていて、Tシャツや民芸品を売っています。西洋人も多く御土産を買いに来ているようです。当然ながら値切りながら買いますが、それがまあまあ面白い。こちらの相場ではかなり高いなと思うのですが、観光客なのである程度のところで手を打ちました。子供たちはそれぞれ友達に御土産を選んだのですが、ママは子供たちが御土産を値切らずに買ってきたことにご立腹。まあ、たいした値段じゃないので早く次へ行きましょう。




またまた決死の道路横断を行った先に、サンダル屋さんが。ママは御土産にサンダルと決めていたようで選びますが、値切り交渉はなしとのこと。ペナンの露店じゃないからねえ。

子供たちは店の一部にあるサッカーシューズに大興奮。Adidasなどのメーカー品にデザインはそっくりなのだが、???なロゴが入っている。欲しがっていたが、本格的にサッカーをやっている君たちには品質の悪そうなものは無駄だろうと説得して納得してもらった。


回り道をしたが、ようやくセンターポイントへ。土曜日だけあって人も多い。知人がセンターポイントで財布をすられたと聞いていたので、用心用心。エスカレーターで上の階へ

あがってみます。スーパー風のところを見つけて、チョコレートやSABAH TEA、肉骨茶の素などを買い込みました。

この度の買い物で重要なものにスーツケースストラップがあります。このスーパーにも有ったのですが、ロック付だったり、使用法が面倒だったりなのに50RM位して高い。ただのバンドで締めるのも簡単なものでいいのに。ひとつ下の階にもかばん屋さんがあり、15RMくらいで望みのものが手に入った。そろそろ昼食の時間になったが何を食べようか。やはりできることなら肉骨茶が食べたい、とのことで、人に聞いて回る。地下にレストラン街があるのだが、そこで聞くと「3階の携帯電話ショップの隣にある」とのこと。やった、ついに本物が食べれると3階に行ったが、そんな店はない。そこでまたその辺のお店のおばちゃんに聞いてみると、「キナバル・エンポリウムにバクテー屋さんがある。昼もやっているよ。ここからタクシーで行くといい。5RMだよ。」とのこと。今度こそ本当かとキナバル・エンポリウムで訪ね歩くが、「ここにはない。向かいのブロックにあるが夜しかしていない。」だと。結局なかった。昼食はウィスマ・ムルディカの中でチキンカレーやビーフカレー風のもので済ませた。








ホテルへ帰ってから夕方までプールで遊ぶ。夕食はどうしよう?海岸沿いを歩いていったところにある屋台に行こうか。でもどうしてもバクテーが食べたい。街でバクテーだけ食べて屋台へということにした。再びタクシーで街へ出て、バクテーレストラン「祐記茶室」へ。このときも12RMだった。店には人がいっぱいで歩道にまでテーブルを置いて大繁盛。注文の仕方が分からないのでお店の人を捕まえてシステムを教えてもらう。空いたテーブルに座っていると奥のより広いテーブルが空いたらしく、移るように勧められた。頼んだのはチャンプル3人前、肉団子1人前、豆腐1人前。それとスープとライスが5人前ずつ。最後に清算したが計算にやや納得行かなかったところもあるが、29.5RMだった。これまで自己流でバクテーを作っていたがちょっと方向性が間違っていたことに気付く。スープといった感じで、うちのは少し具を入れすぎていた。結構あっさりしていたが、めちゃくちゃおいしかった。




大きい通りまで出てタクシーを捕まえて屋台へ。これも12RM。分かりやすくて慣れるといいシステムと思い始める。

ペナンのような屋台を想像していたが、ちょっと違うことに戸惑いを覚える。ペナンの屋台の場合、座る席は自由で周りのお店へ自分が注文に行ってテーブルの場所を教えておくと配達してくれ。その時、清算というシステム。しかしここは各お店ごとにテーブルの縄張りのようなものがあり、そこから一品は注文する。あとはそのほかのお店でもOKという感じのようだ。システムが良く分からずに、ビールが飲めるお店を選んでいたら韓国料理のお店の辺りにいて、結局ビールと石焼ビビンバを注文した。ビールは350mlの缶が10RM!!高すぎる。でも結局2本ずつ飲んでしまった。あとサテと福建麺を食べました。システムが今ひとつなのと石焼ビビンバが今ひとつなのとビールがまったく冷えていないのと、子供が欲しがって買ったココナッツジュース(3RM)が予想通りあまりおいしくなかったので、屋台村の印象は良くなかった。ペナンが恋しい。屋台もそうだし、道端の露店もペナンの方が充実していて楽しかったな。ビールの冷えていてもう少し安かったし。まだコタキナバルは観光地化されていないということか?

不完全燃焼のまま3日目、終了。






8/7(サピ島へ)

最終日は街には出ずにピックアップまでプールで遊ぶことにしました。レイトチェックアウトできるかどうか頼んでみたのですが、部屋がいっぱいで無理だとのこと。でも荷物はフロントで預かってくれるし、セーフティーボックスも使える。ヘルスセンターのシャワーやジャグジーも使えるとのことだったので、一安心。ただし、12時のチェックアウト後はルームチャージはだめとのこと。まあ、しょうがないです。


午前中少しプールで泳いで11時からサピ島へ。ビーチタオルは借りていきます。少し早めに行ってフィンやライフジャケットなどを揃える。さあ出発というときになってスコールが。風も強く波も烈しくなったので、15分のDelayとなった(この度の旅行にDelayは付き物である)。本当に15分で大丈夫?と思ったが、本当に船に乗り込んで出発してしまった。高い波の海面を飛ぶようにボートは走る。スラロームしながら波を飛び越えてジェットコースターのようである。他のお客さん(なぜか全員日本人)も大騒ぎである。20分ほどでサピ島の桟橋へ。ビーチマット(実際にはゴザ)も貸してもらっていたので、桟橋近くの木の下にスペースを確保した。朝食時にこっそり確保していたパンを持って海へ。まずまずきれいな熱帯魚に遭遇できた。パンをちぎって差し出すと大量の魚が一気につつきに来る。少し口先がぎざぎざになっている魚もいるようで少し痛かった。海から上がって林のほうへ行ってみると大きなトカゲが!話には聞いていたがそばで見るとちょっと怖い。動きが遅いのでいざとなったら逃げることはたやすそうだが、尻尾でたたかれることがあるらしい。そばの木の上にはカニクイザルがいた。食べ物を持っていると襲われることがるらしい。








315分の船でホテルへ。多少波も治まっており、帰りはそれほどゆれなかった。帰ってしばらくプールで遊ぶ。最後の夕食はどうしようか?屋台はあまり乗り気じゃないし、街まで出てもねえ。結局、プールサイドのCocoJoe'sでスチームボートを楽しむことにしました(予約が必要です)。うちは大人2人、中学生1人、小学生2人なので、どの程度頼むのがいいか分からないので相談したところ、大人3人前でいいとのことだったのでそのように注文しておきました。少し薄暗くなった7時にCocoJoe'sへ。波打ち際のテーブルがとってありました。中央には日本でよく見かけるカセットコンロ。炎が風で消えないようにアルミホイルで囲いが作ってあります。すぐに飲み物を聞きにきました。7時まではHappyTimeで飲み物が半額です。缶ビール350ml9RM。屋台より安い。通常は18RMになります。野菜や魚、肉などの具材が出てきたのですが、ちょっと少ないかな?しょうが、チリ、にんにくなどのたれをつけて食べます。スープはチキンを選択しました。これはおいしかったです。スープは少なくなればどんどん継ぎ足してくれるのですが、あまりに

スープも飲んでいたので、もう一人前追加するかと聞いてきました。できるなら早く言ってくれよ。お願いすると来た量はさっきとあまり変わらないではないか?う〜ん、もう3人前来たのかなと心配になりましたがレシートを見ると大丈夫でした。白ワインも一本(120RM)あけて大満足でした。全部で484.15RM。日本での外食と変わらない値段になりましたが、最後だしいいでしょう。





8/8(帰国)

前夜にチェックアウトからピックアップまでの流れを一応抑え、朝からプールです。遊んでいるとアクアビクスというプールでやるエアロビが始まりました。これが水の抵抗が結構あって大変です。子供たちも最初はしていたのですがだんだん飽きてきたようです。30分くらいでしたが、外人さんたちに混じって楽しみました。ここコタキナバルは同じマレーシアのペナンを違って、中近東からのばりばりのイスラム教徒の人は少ないようです。チャドルを着た人もこの旅行中ほんの数人しか見なかったし街中でスピーカーからコーランが聞こえてくるということもなかったですね。

昼はプールサイドでサンドイッチです。12時までに注文してルームチャージにしました。12時前にフロントヘ。スーツケースを預けて、清算です。現金を100RMだけ残してあとはカード払いとしました。カード払いは823.5RMでした。

ピックアップは510分です。4時位まで遊んでシャワーを浴びて着替えました。タオルを貸してくれるし、クーラーも効いていて快適でした。フロントでセーフティーボックスを開けて、最後に荷造りをします。壊れた方には買ったストラップを使って二重に縛ります。これで福岡まで持ってくれればいいのですが。

510分にフロントの方から、ピックアップの人が渋滞で少し遅れるとのこと、まあ時間に余裕があるのでソファーで子供たちがあやとりをしていたら、イギリス人らしいおばあさんが興味深げに見ています。はしごを作ったりして見せてあげるとどうやら知っているようで、子供ととりあいっこしてくれました。

10分ほど遅れてピックアップの方が到着。空港へ。なるほど夕方の帰宅渋滞らしい。空港まで混んでいなければ15分足らずなのですが、30分くらいはかかったかな。スーツケースを手荷物検査を終えて出発ロビーへ。ゲートに電光掲示板のようなものがないのでよく分かりませんが、まだ前の飛行機が出ていないようです。1時間ちょっと、売店を見たり(絵葉書や本、ミネラルウォーター、チョコレートなどを購入)、写真を撮ったりして飛行機に乗り込みます。搭乗は子供がいるので係りの人から「先にどうぞ」といわれるのでラッキーです。1930分ごろに搭乗、クアラルンプールまでの飛行機の座席は最終列でした。この飛行機は左右に3列ずつで中央に通路がある構造です。通路も非常に狭く、食事や飲み物のサービスもなかなか難しそうなのです。夕食の機内食を食べて2時間。22時くらいにクアラルンプール空港へ着きました。コンタクトピア側に到着し、出国手続きを済ませます。MH082福岡行きのゲートをモニターで探した「H4」とのこと。ABCはあるがHって???。案内板で探してみたところどうやらコンタクトピア側にあるようです。従来はBだったところの一部がHに変わったらしい。ややこしいです。出発時間は日付が変わって89055分。コンタクトピア側はショップも次々と閉まっていて時間つぶしの店も有りません。くるときに着いたサテライト側は国際線が多くお店もにぎやかそうだったので、時間もあることだしエアロトレインでそちらへ移動してみることにしました。思ったとおりお店もたくさんあいていて、両替所もやっています。本屋さんで立ち読みしたり、ミネラルウォーター(コタキナバル空港やコンタクトピア側では2.5RMだったのが、ここでは5RMだった)を買ったりして時間をつぶしました。ころあいを見計らって再びエアロトレインでコンタクトピアへ。やはりお店はどこも開いていません。030分頃より搭乗開始。席に着いたとたん、子供たちはお休みです。福岡まで約6時間。無事帰国しました。今度はスーツケースは大丈夫でした。一応、BaggageClaimでコタキナバルでもらった書類を見せたところ、「修理で対応します」とのこと。着払いの宅急便の書類をもらって帰りました。(結局、フレームのゆがみを直して鍵の部分を新しいものに換えて帰ってきました)新山口駅で接続が「SLやまぐち号」になってしまうことが判明。そのあとは30分待ちになります。暑い中待つ気はせず、追加料金を払って最後は「SLの旅」のおまけが付きました。


野生動物にたくさん会えたのはボルネオならではという感じですが、食事が今ひとつでした。もう少し、コタキナバル市街でのレストランなどを調べておけば良かったです。



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