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日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発・親睦を図ることを目的として、企業人有志が結集。

平成29年度事業計画


 我が国経済は安定した安倍長期政権の下、デフレからの脱却に向けた取組みにより低位ながらも持続的な成長を続けてきた。地方経済には実感がないとか、一般家庭にまでその恩恵が及んでいないなどの批判はあるものの、完全失業率が約3%・有効求人倍率は約1.4倍と完全雇用に近い状態にあり、特に輸出業の比率の高い広島県では全国平均を上回って推移している。

 一方で世界に目を向けると、正にKnown Unknown – 「何が起こるかわからないという事が分かっている」といった状態であり、 近隣の韓国・中国経済の失速、中東の混迷、Brexitを端とするヨーロッパの不安定化、トランプ米国新大統領の誕生などにより、世界各国が段々と内向き志向へ推移してゆき、国内経済にも大きく影響を及ぼすのではないかと不安視されている。

 こういった環境の中で、尾道では以前とは明らかに違う変化が起きた。街中を見ると、いわゆるインバウンド客と呼ばれる外国人観光客がサイクリングや猫などをモチベーションとして、自転車に乗ったり街を歩いたりしている姿が普通の風景として見られる様になった。また、大きく俯瞰すれば、広島経済同友会尾道支部が長年取り組んで来た「中国やまなみ街道」が完成し、交通の結節点としてのインフラは整った事も挙げられる。これらは行政や民間そして地域が取組んできた努力の結実であろう。ただし物がそろって満足するだけでは、そこはただの通過点となり、むしろストロー効果で地域にマイナス影響を及ぼす可能性さえある。インフラを生かして尾道経済が発展していくには、AIやIoTなどの新技術を導入しながら、如何に観光施策とマッチングして行くかを行政と民間が手を携えて知恵を絞ってゆく必要がある。現状に満足せず、臨機応変に対応して常に進化し続けるものが生き残ってゆくのである。

 尾道市でも本年度から「元気あふれ 人がつながり 安心して暮らせる 〜誇れるまち 『尾道』〜」を目指す都市像とした総合計画を策定し、新しい道筋を示そうとしている。地域に根ざした経済団体として、広島経済同友会尾道支部では市の基本方針も踏まえて、完成した交通インフラを活かし、昨年から重点を置いている尾道の観光事業の発展を継続してサポートしながら、地域特有の製造業・地場産業の発展を支援し、尾道が持続的に発展していくための教育や介護・子育てのしやすい環境づくりを目標に本年度の事業を進めて行きたい。


●重点目標
1) 尾道の地域特性を考え、数多ある製造業の活性化策を考える
2) 今最も成長の見込めるインバウンド客・国内観光客にむけたサービスを掘り起こす
3) 少子高齢社会・人口減少社会を迎えた地方都市尾道の将来を考える
4) 会員を広く募集し、部会の活性化を図りつつ会員相互の交流を図る


広島経済同友会 尾道支部

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