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幻想職業名鑑
- THE FANTASY CLASS DIRECTORY -
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〜 第一章 〜
戦いに生きる者たち

ファイター : Fighter
▼ 闘士、戦士、武人、格闘家

戦う者の総称。もっとも一般的な肉弾戦専門のクラス。
ノービス : Novice
▼ 修練者、見習い修練士、初学者、初心者

修養、鍛練をする者。あらゆる職業の基礎となる「知識」や「技能」を学び、身体を鍛え、人格を磨き、一人前の「何か」に成るために懸命に努力すること……多くの者が辿ってきた道を今、新たに踏み出そうとする者たちである。まだ未熟な彼らであれど、その志は大海の如くあれ……心の器に限界を作ってしまえば、その者の成長はそこで止まってしまう。心を広く持てば、おのずと自らの身の器も広く大きくなるものなのである。
ルーキー : Rookie
▼ 見習い戦士、見習い剣士、新兵

まだ戦歴の少ない、もしくは実戦で戦った経験のない、駆け出しの戦士。まだ新しい武器を背に、未熟な腕で戦場を駆け抜け、その恐怖に立ち向かい、ある時は逃げ、ある時は克服していく……そうして、新しき兵は「戦士」へと成長していくのである。ゲーム「ファイナルファンタジー」では、最初の職業として、「たまねぎ剣士(onion-fighter)」なるものが登場している。ゲーム序盤では何の特徴もない弱い戦士であるが、ゲーム終盤になり特殊な条件を満たすと強力な戦士へと生まれ変わる。そう、まさに未熟ゆえに、その可能性は無限なのである。

MACK さん作画 …… 「 見習い戦士
ストリートファイター : Street fighter
▼ 路地で戦う格闘家、喧嘩屋、喧嘩殺法を得意とする格闘家

有名な対戦格闘ゲーム「STREET FIGHTER シリーズ」より。己の修行、力の誇示、ときには生活のために……いろいろな理由から路上で戦う者。これら路地などで戦う場合、その戦いのことを「ストリートファイト」と呼ぶことから、その名の由来があり、多くの場合それらは「賭試合」を意味する。それらの戦いを本当の意味で本職としている場合、彼らは自らの勝利に金を賭け、戦いに勝利することで生を得ている。そこには戦いの美学のようなものは存在しない。どんな汚い手段を用いても勝つ……「勝利こそ全て」の世界がそこにはある。生半可な気持ちで彼らに戦いを挑まないことである。
リアルファイター : Real fighter
▼ 喧嘩師、勝負師

絶え間ない闘争心と揺るぎない自信を胸に、闘いに明け暮れる者。彼らは形式や形にとらわれず、ただ純粋に闘いを好むため、礼儀や禁じ手などには頓着無いが、勝負に水を差されたり、人質を使って脅すなどといった汚い手段などは最も嫌うところである。ましてや八百長など以ての外。彼らの望みは「真剣勝負」、勝つことは二の次なのだから。
ソルジャー : Soldier
▼ 兵士、軍人、戦士、闘士

「兵士」という意味合いが強いが、幻想世界ではファイターと同種の職業。
ウォリアー : Warrior
▼ 勇士、武人、戦士、兵士

基本的にファイターやソルジャーと同種の職業であるが、それらの上級クラスといった形で用いられることもある。おそらくは「戦い」そのものよりも、戦う理由やその背景に対する「思い入れ」や「誇り」の方が、傾向として強いからだと思われる。ニュアンス的には戦士と騎士の中間職といった感じである。
スレイヤー : Slayer
▼ 闘士、剣闘士

幾多の修羅場をくぐり抜け、その中で数多くの敵を殺害してきた戦闘の達人。何処に逃げようとも、何処までもまとわりつく死の影。その影は自らのものか、対峙する敵のものか……それを生きて知ったとき、彼らは再び訪れる死の影に対峙する。彼らには今起きた業深き過去を振り返る暇すら無いのである。
マーセナリー : Mercenary
▼ 傭兵、傭人

雇われた戦士。幾多の戦闘を生き延び、戦士としての純度を高めた者。戦争での戦いや要人の護衛などのため、世の権力者などに雇われ、その雇用費、報酬で生を得る者。雇われる金額は、その者が持つ「名声」と「実力」に、報酬は仕事の成果によって左右される……そんな弱肉強食の世界で生きているため、屈強な戦士が多い……いや、肉体的にも精神的にも弱い、そして、運に見放された者は生きていくことができない過酷な職業なのである。
フリーランサー : Freelancer
▼ 傭兵、自由契約者

本来はいろいろな職種での「自由契約者」を意味するが、幻想世界では、雇い主を捜す戦士や魔法使いなど、「傭兵」を指す場合が多い。自身の売りとなる能力や実力を、雇い主に理解されやすくするためか、個性的な服装、派手な立ち振る舞いを好み、常に目立つことを意識している。が、あまりに度が過ぎる者は同業者や雇い主に警戒されることもある。何事もほどほどに、である。
ミリティアン : Militian
▼ 義勇兵、志願兵、民兵

有志を募る軍に呼応し、自発的に戦場へと赴く民や兵士。幻想世界においては、強大な敵を前に、国や町村などの王や長たちが、皆で力を合わせてそれを回避しようと呼びかけ、それに呼応する者たち……などの例が見られる。強大な敵にも臆さない「勇気」と、一つの目的のために助け合おうとする「義」の心、それらを併せ持つ真に戦うことの意味を知る者たちは、何も語らずとも自然と一つに纏まっていく……これはあくまで理想であり、それを奇跡と呼ぶ人も多いが、元来、人の持つ本来の力である。そして彼ら個人個人は、自らの意志で決したことだからこそ貫いていける、そして結果を恐れずに戦っていけるのである。
コンバットアカデミアン : Combat academian
▼ 戦闘技術専門学士、兵士養成学院生

優れた戦士や兵士を育成するために作られた戦闘技術専門の学院の生徒。学院といっても、能力の高い者、成績優秀な者の中には、実際の戦場において傭兵として派遣され任務を遂行するという、命懸けの実地訓練の課題もあり、その教練の内容は熾烈を極めている。そして数々の教練の中で、戦士としての純度を高め、熟練された者たちだけが、卒院し、戦闘のエキスパートとして活躍していくのである。彼らの学んだ技術は、彼らを戦場という「死」へと近づける。しかし、それは同時に、彼らから「死」を遠ざけるための技術でもあるのは皮肉であろうか……。
コマンドー : Commando
▼ コマンド隊員、奇襲隊

コマンダーの下で、戦闘を繰り返す兵士。その能力は、優秀な指揮官の元で開花される。
コマンダー : Commander
▼ 指揮官、司令官

コマンドーを指揮する上級兵士。高い実力を持つ者は、従える兵士の力を幾倍にも高める。
コンバットマン : Combatman
▼ 戦闘者

戦闘に明け暮れる者。幾多の戦いで培われた経験は、恐るべき力となる。
イェーガー : Jaeger
▼ 猟兵、狙撃兵

身軽な装備に、扱いやすい大きさの鉄砲を携え、しなやかに獲物を狩るが如く敵を屠る兵士。
ゲリラ : Guerilla
▼ ゲリラ兵、不正規兵、遊撃兵

主にジャングルのような遮蔽物の多い場所での戦闘に適した職業。銃術や接近格闘術に長けており、レベルの高い者になると水中での戦闘も可能となる。また、罠(トラップ)の設置や解除も可能、悪天候でも能力が低下しない、という万能性の高い職業でもある。
パルチザン : Partisan
▼ 遊撃兵、別動兵

ゲリラの火力を強力にした職業。混乱に乗じた戦術を得意とし、一騎当千の能力を有する、恐るべき戦士である。
ストームトルーパー : Storm trooper
▼ 突撃兵

敵陣へ強行的に突撃する強力な兵士。ここでは、パルチザンの上級クラスを意味する。ストームレイダー(Storm-raider)とも呼ばれる。
アクスマスター : Ax master
▼ 斧使い、戦斧使い、斧術士

アクスバトラー(Ax-battler)とも呼ばれる「斧」を武器とする戦士。巨大な金属の塊である斧の刃は相当の重量を伴うため、屈強で腕力のある者に適正があると思われがちだが、本来は腕力の劣る者が、斧自体の重量を生かし、強力な破壊力を得ることに意味がある。ただ、そのように自在に斧を操るに至るまでは相当量の修練を必要とする。重いからといって、逆に斧に振り回されているようでは論外ということである。また、「トマホーク」と呼ばれる小型の片手斧を投擲して攻撃する場合もある。どのような使い方をする場合でも、斧の「重さ」を長所とできるか否か……その「コツ」を修得することが斧使いへの近道であろう。
クラブマスター : Club master
▼ 棍棒使い、鈍器使い

「棍棒」を武器として操る者。棍棒は、木切れや骨を発祥とした原始的な武器であり、古くは「暴力」などの野蛮なイメージを持たれていたが、刃が無く手加減が容易で扱いも簡単なため、護身や捕縛、警備など「警棒」として広く用いられてきた。幻想世界においては、亜人(デミヒューマン)などの原始的な種族が、一端を打撃部分として大きく重く加工したものを使用したり、国の近衛兵や警備兵が棒状のものを使用したりと、形状や材質こそ違えど、同様の得物を武器として用いている。前者は暴力や蛮性を、後者は権力の象徴とするように「棍棒」の意味するものが異なるが、ここでいう「棍棒使い」とは後者を差す。ただ敵を倒すだけなら、もっとそれに適した武器もあろう……原始的な武器だからこそできることがあるのである。
メイスマスター : Mace master
▼ 戦棍使い、鎚矛使い、鈍器使い

戦棍や鎚矛といった「メイス」と呼ばれる武器を操る者。メイスは棍棒から発達した武器であり、基本は金属製の殴打武器のことであるが、広い意味では「フレイル」や「ウォーハンマー」、「モーニングスター」など、様々な形状を持つ殴打武器の総称として扱われることもある。金属製の柄頭を持つメイスの打撃は、強固な金属の鎧に対し刃物よりも有効で、それを持つ彼らの一撃は、鎧もろとも敵をなぎ倒していった。またメイスには「職杖」という、目に見えない権力という「力」の象徴としての意味もあることからか、幻想世界では、物理的な攻撃をする目的とは他に、魔力を帯びた武器として、魔法を使う際の補助や媒体として用いられることもある。故に魔法使いや聖職者などの非物理戦闘職にも好んで使われることも多いようである。
ハンマークラッシャー : Hammer crasher
▼ 金槌使い、重鎚使い、鈍器使い

「槌」を武器とする戦士。その名が示す通り「破壊」のエキスパートである。巨大な金属の塊を、強靱な膂力によって振り下ろされる重量感タップリの攻撃は、想像するだけでその威力を計り知れる。ただ、攻撃動作が大きいため、身軽なものや高速で動き回る対象には不向きな面もあるが、鈍重なものや大型の対象、他にも攻城戦の際の城壁、城門など無機物の破壊には無類の活躍を見せる。
スタッフマスター : Staff master
▼ 棒術使い、杖術使い、棍使い

「杖(じょう)」や「棍(こん)」とも呼ばれる「棒」を武器として操る者。一本の棒を武器とする……そのシンプルなスタイルから、多彩な技を放つ奥深い武術「棒術」、「杖術」を操り、その極意は、動静一体……しなやかなる「竹」と、無駄な動作のない「円」の動きにあるといわれる。古代和国では「神武不殺」の道が説かれ、殺生をしない高い領域での武術として伝わっており、それ故に、古来から僧や神職者たちのような刃物を持つことを制限された者たちにも、その技術は用いられている。
ウィップマスター : Whip master
▼ 鞭使い、魔鞭使い

「鞭」を手足の如く操る者。幻想世界において鞭は多くの場合「武器」と分類されるが、本来は敵を打ち倒すものではなく、従属を強いたり、刑罰を与える目的で使用されてきた。敵を殺さずに、戦意を失わせ無力化する……これが鞭の本来の使い方なのである。細身の外観を持つそれが一度放たれると、その速度と、変幻自在の動きによって見極めることは難しく、結果一方的に打ちひしがれてしまう。鞭には、このようなサディスティックな面を持つ「打つ」という使用特性ともう一つ、忘れてはならない「巻く」という使用特性がある。これを利用した例としては、敵の武器に巻き付けて奪い取る、敵自身に巻き付けて自由を奪う……などが上げられるが、戦闘時以外でも、移動の際のロープ代わりなど様々な場面で使用されることも少なくない。ある者は威圧的に鞭を振るい、またある者は生き残るために様々な操鞭術を駆使する。その使用者の性格や生き方一つで、鞭の振るい方は一変し、同時にその様相も様々となる。幻想世界では、前述で述べたようにサディスティックな面を持つことからか、高飛車で「女王様」的なキャラクターとして登場する場合が多く、その様相も美男美女というのが定番のようである。

ななつみ作画 …… 「 鞭使い
ウェポンマスター : Weapon master
▼ 武器使い、兵器使い

ありとあらゆる武器や兵器に精通し、使いこなすことができる戦闘の天才。それぞれの武器を扱う技術においても達人級であるが、複数の用途の異なる武器を同時に使用、状況に応じて使い分けることによる相乗効果は、驚異と言わざるを得ない。また、布や扇子など、おおよそ武器とは思えないものを武器として扱う才能にも長けていたり、武器魔法(ウェポンマジック:weapon-magic)と呼ばれる武器に眠る力を引き出し、その力を源とした魔法を行使する者もいる。武器の特性を十分に理解し、本来の使い方以外の利用をすることは、戦い方にも幅が出る……強固な「基礎」という枠を持ちながら、その枠に囚われない「奔放さ」。これこそ、この職業の特徴であり強さなのである。
ライトウォリアー : Light warrior
▼ 軽戦士、軽装の戦士

軽い素材の装備を身につけたり、装備自体を極力少なくした、「機動力」を重視した戦士。基本的な戦法は、「蝶のように舞、蜂のように刺す」と「HIT&AWAY」。小柄で、攻撃力の低さを手数で補うタイプの戦士に多く見られる。
ヘビィウォリアー : Heavy warrior
▼ 重戦士、重装の戦士

頭も含め、体全体を覆うような頑丈な鎧で身を守る戦士。驚異的な守備力を誇るが、機動力は皆無に等しい。大柄で屈強なタイプの戦士に多く見られる。
エクセレントウォリアー : Excellent warrior
▼ 手練れ、熟練の戦士、万能なる戦士

どんな時でも、どんな所でも力を発揮できる戦いのプロ。効率の良い戦いを好み、最小限の力で最大限の攻撃を繰り出す。
バーサーカー : Berserker
▼ 狂戦士

戦いに狂い荒ぶる戦士。狂ったように戦う戦士。理由は様々だが、理性を失い、狂暴になり、常人の力を遥かに凌駕する戦闘能力を持つ者。しかし、その代償として自己の防衛本能を失った彼らは、体内の全ての力、そして潜在する力をも戦いに使用するため、その力の反発によって精神や肉体を蝕むことが多く、ときには死に至る。その戦う姿は正に「魔人」。戦いは、ときとして人を悪魔へと変貌させるのである。
ベルセルク : Berserkr
▼ 狂剣士、狂戦士

語源は、「熊の皮を着る男」。戦いの中で狂気に魅せられた戦士のことを指す。「戦い抜くこと」と「生き抜くこと」に突出した能力を持つ彼らは、強力な戦闘能力と、驚異的な回復力、再生能力をその身体に備え、また、脳内麻薬の多量分泌により、痛みを麻酔効果によって和らげたり、戦闘能力をさらに向上させることも可能とした。まさに戦いの申し子と呼ぶに相応しい。そんな主人公ガッツが登場する漫画「ベルセルク」……名に偽り無しの「狂剣士」を見ることが出来ます。
グラディエーター(グラディエイター) : Gladiator
▼ 剣闘士

主に、奴隷として「闘技場」で、試合(死合い)を行わされていた者を指す。その容赦のない力は、凄惨なまでの破壊力を秘めている。
バトルマニア : Battle mania
▼ 戦闘狂

戦うことで快感を感じる、戦いに溺れた戦士。マッドファイター(Mad-fighter)とも呼ばれる。
チャレンジャー : Challenger
▼ 挑戦者

挑む者。日々鍛錬を重ね、さらなる高見を目指す。
デュエリスト : Duelist
▼ 決闘者

「法」もなく、「秩序」もない……あるのは「生」と「死」の鋼鉄の掟だけ……。決戦場で己の生死を自ら決する者。
デュエルマスター : Duel master
▼ 決戦の覇者

何者にも屈せず、己の可能性を信じて勝負を挑む、決闘のプロフェッショナル。
デュエリストキング : Duelist king
▼ 決闘王

幾多にわたる決闘を征し、頂点に君臨する一人の決闘者。
チャンピオン : Champion
▼ 王者、覇王、闘士

あまりの強さに「無敵」と謳われた、誇り高き決闘の王。他の追従を許さない その圧倒的強さには、「美」という言葉さえも匂い立つ……。
エターナルチャンピオン : Eternal champion
▼ 不滅の闘士、永久王座認定者

職業説明作成中
レゾリューター : Resoluter
▼ 決戦者

決死の覚悟を持つ戦士。死を覚悟した捨て身の攻撃「カミカゼアタック」を、完全に防ぐ手だては無い。
オーバーカマー : Overcomer
▼ 克服者

死の恐怖を克服した決闘者。または、どんな強大な力に対しても屈せず立ち向かい、そして乗り越えていく勇気ある戦士。間近にある死の影に怯える弱き心をその身に認めながらも、さらに強き力を、強き心を求めようとする……臆病の同居する勇気……慎重、冷静にして大胆な決断力と、可能性を信じる心。それは戦士が決戦場で最も必要なものなのかもしれない。
ヴィクター : Victor
▼ 勝利者、征服者

戦いに勝利し、全てを手に入れた決闘者。
ヴィクトリア : Victoria
▼ 女性の勝利者、女性の征服者

戦いに勝利し、全てを手に入れた女性の決闘者。
グローリーゲイナー : Glory gainer
▼ 獲得者、勝利者

栄光を勝ち得た決闘者。しかし、名誉や名声は人を輝かせるが、それに満足すれば今以上の力は望めない。名に負けぬように今以上の鍛錬を行うこと……彼らは永遠の決闘者なのである。
タイトルホルダー : Title holder
▼ 王座保持者

自らの力で得た栄光を、守り通す偉大な決闘者。
グランドマスター : Grand master
▼ 格闘王、覇者、王者

数々の死闘を乗り越え、闘士としての血を高めた一人の決闘者。強力な格闘術と、何者にも屈しない精神力は、人としての強さを超越し、決闘の覇者となった後でも、どんな挑戦者も歯牙にも掛けず倒してゆく。その力は伝説となり、その名は偉大なる王者の名として天下に響き渡ってゆくのである。しかし、死闘の中で生き続けた者にとって、あまりに強すぎる力は逆に仇となる場合もある。敵がいないということ……それは闘う実感を得ることができない、強者のみが持つ苦悩である。苦悩の末に導き出される答えはあるのだろうか……闘いに飢えたその姿はあまりに哀れである。
バトラー : Battler
▼ 闘士、戦士

闘う者の総称。ファイターと同じ意味合いを持つ職業。個人的には、ファイターが武器で戦うのに対して、バトラーは素手で戦うというニュアンスの違いを感じる。
ホーリーバトラー : Holy battler
▼ 聖闘士、聖闘家

聖なる力を用いて、敵を討つ闘士。
ダークバトラー : Dark battler
▼ 魔闘士、魔闘家

邪なる魔の力を用いて、敵を討つ闘士。
バトルマスター : Battle master
▼ 闘王、闘将、武聖

戦闘に長けた闘士、戦闘術を極めた闘士。バトラーの上級クラスに当たる。
ビジョンシンカー : Vision thinker
▼ 策士、先を予測する者

職業説明作成中
スキーマー : Schemer
▼ 策士、陰謀者

人質を取ったり、裏切りを促したりと、俗に「汚い」、「卑しい」などと嫌悪される手口を好んで使う策略家。また、悪巧みの計画者であったり、その悪事が暴かれぬように策したりする者のことをいう場合もある。
プロイスト : Proist
▼ 策略家、策士

職業説明作成中
タクティシャン : Tactician
▼ 軍師、戦術家、策士、策略家、兵法家、兵法者

職業説明作成中
タクティクスマスター : Tactics master
▼ 戦術使い、戦術家、軍師、伝説の兵法者

職業説明作成中
ストラテジスト : Strategist
▼ 戦略家、軍師、軍学士、策士、兵法者

職業説明作成中
ウォープランナー : Warplanner
▼ 戦学者、戦画者、戦記師

職業説明作成中
ウォーチーフ : Warchief
▼ 軍事参謀

職業説明作成中
ウォーヘッド : Warhead
▼ 戦術王、軍師、神機軍師

職業説明作成中
ヘッドクォーター : Headquarter
▼ 軍師、参謀

職業説明作成中
マーシャル : Marshal
▼ 元帥、司令官

職業説明作成中
グレイトマーシャル : Great marshal
▼ 大元帥、総司令官

職業説明作成中
ジェネラリシモ : Generalissimo
▼ 総司令官、大元帥、総統

職業説明作成中
マーティアン : Martian
▼ 戦人

名の由来は、ローマ神話での戦争の神マルス(Mars)から来ており、和名で読むと「いくさにん」と読む。多彩な戦芸や合戦術をもって、戦場において、己の生き様の「華」を咲かさんとする者……戦場に生き、戦場で果てることを望む、生粋の戦士を指す。牙には牙で返し、しかしながら慈悲には慈悲で返す……真の「戦人」の生き様は見る者にも美しい。古代和の国の伝説の豪傑「前田慶次郎利益」は、男が男に惚れるほど、人としての魅力に溢れた「戦人」であった。
ヘラクレアン : Herculean
▼ 金剛力士、金剛戦将

語源はギリシャ神話の英雄ヘラクレス(Hercules)から。怪力無双の戦士。その腕力による力だけではなく、胆力、決断力など、戦う者にとって必要な力を全て兼ね備えた優れた戦士である。英語名で「ハーキュリーズ」と呼ばれる場合もある。
ミュルメクサ : Myrmexer
▼ 神兵、戦神兵、鬼神兵

語源は、ギリシャ神話の中で呪病によって民を失い、悲しみに嘆く王の元に集った、神の奇跡を受け「蟻(ミュルメクス:Myrmex)」より人となり「蟻の民(ミュルミドン:Myrmidon)」と呼ばれるようになった、精励にして勤勉な種族から来ている。彼らは後に、トロイア戦争の中で、戦神アキレス(Achilles)に率いられ勇敢に戦ったが、同様に、主神の御力と、戦いの神の加護を受けた屈強な戦士たちが、このクラス「ミュルメクサ」と呼ばれる者たちである。戦いの中でのみ「死」を許された彼らは、決して病などに冒されることはなく、盲従といえるほどの忠義な精神を持って、戦場の中でその力を十二分に発揮する。「蟻」という漢字は「義なる虫」、正しきを知り、そして、虫としては己の体重の何百倍もの重さを持ち上げる。彼らの名の由来に偽りはないのである。
ハイランダー : Highlander
▼ 至高人、高潔なる戦士集団の末裔

古から戦士としての高みを目指し続けた一族、もしくはその戦士。彼らは戦士として純度の高い血統を持ちあわせ、正に生まれながらの戦士として育ってきた。語源は、スコットランド地方に独特な文化を開いた高潔な民族「ハイランダー」である。勇敢な戦士集団であった彼らは、優れた武器や戦法を数多く残しており、彼らの愛用の武器である剣……「ダーク(Dirk)」は彼らにとって己の魂の象徴のようなものであった。刀身は片刃だが、切っ先のみを両刃に仕立てており、柄の部分は皮や蔦で出来、太刀を受け止める鍔の部分はなかった。主に刺突攻撃のためのものであったのであろう。そして、彼らは生涯、それを片時も離さずに身につけていた。生粋の戦士にとって、己の武器は自らの身体の一部であり、血が通ったそれは決して朽ちることがない……彼らが死したとき、それは共に朽ち果てていくのである。
グレナディーア : Grenadier
▼ 戦兵、武装兵、特殊機装兵、手榴弾兵

様々な兵器、武器に精通した歴戦の兵士。特に名の由来にもなっている「手榴弾(グレネード:grenade)」を使わせれば右に出る者はおらず、他にも、薬品入りの球弾や、催涙弾、消火弾など多彩な活躍が期待できる優れた戦士でもある。
グラント : Grunt
▼ 歩兵、下級兵士、戦闘員

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ゾルダート : Soldat
▼ 兵士、帝国兵士、帝国軍人

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スカーミッシャー : Skirmisher
▼ 兵士、散兵

職業説明作成中
サージェント : Sergeant
▼ 兵士長、兵長、軍曹

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オールドソルジャー : Old soldier
▼ 老兵、古参兵、古豪、老練家、退役軍人

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フェダーイン : Fedayeen
▼ 戦士、闘士

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ウォードレイダー : Woadraider
▼ 蒼染戦士

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ドレッドノート : Dreadnought
▼ 猛者、戦闘士、戦砲使い

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レギオン : Legion
▼ 軍団兵、兵士

ソルジャーと同種の戦士。レギオンというと「部隊」や「軍団」を意味する場合が多く、本来は、「レジオナリ(Legionary)」と呼ぶのが正しい。また、名の別の意味で「大勢」、「多数」などの意味が示すように、彼らは集団戦闘に長けた兵士でもある。戦場での一つのコマという印象が強い職業であるが、その性質故に結束力が並はずれて強く、たとえ個々の力が相手より劣っていても、「軍団」としての力は、互角以上に戦うことを可能とした。自らの背中を預けることが出来ることの心強さ、それは実力以上の力を発揮する理由には十分であろう。
レギオンヘッド : Legion head
▼ 軍団長、統率者、統制者

軍団を率いる者。優れた統率能力を持ち合わせ、戦況に応じて的確な判断を下していく。また、個人戦闘においても無類の実力を発揮し、戦況の不利な場合、一騎打ちによって敵将を討ち取り、軍を勝利に導く場合もある。しかし、勝負は時の運ともいわれるように、どんなに優れた統率者であっても、全ての戦いで勝利することは難しい。「負けないため」に、強兵に務め、新たな策を練る。戦いとは、実際の戦闘が始まるそれ以前からすでに始まっているのである。中国の物語「水滸伝」より……「兵を養うこと千日、用いるは一朝にあり」。
レギオンマスター : Legion master
▼ 軍王、界主、領主

軍団を束ねる者。
マーティアルマスター : Martial master
▼ 戦王、武戦王、武勇王、軍王

職業説明作成中
ウォーマスター : War master
▼ 軍神、軍師

戦争に長けた者。その力と知謀は、戦において最も恐れられる。ジェネラル、ヘッドクォーターの上級クラスでもある。
ウォーキング : War king
▼ 戦闘王

戦うことのみを極めた、戦の王にして、戦争の達人。
ウォーロード : War lord
▼ 戦神、戦王、将軍、軍司令官

人智を越えた戦闘力を持つ戦士。その力は、荒ぶる神のそれに匹敵するとすら云われる。
ストレングス : Strength
▼ 強さを司る者

タロットカードの大アルカナの中の「力」を象徴するカードとして有名。ここでは、力の強さのみを極めた者を意味する。
マクシミリアン : Maximilian
▼ 戦神、戦王、最強の戦士

戦士系最上級クラスに位置する職業。
マキシマム : Maximum
▼ 闘神、闘王、最強の闘士

闘士系最上級クラスに位置する職業。
アルティメットウォリアー : Ultimate warrior
▼ 超戦士

人としての力を超越した、究極ともいえる戦士。しかし、戦う者にとっての「究極の力」とは何か。それは「心、技、体」いずれもが、何者にも屈しない強大な力……のことでは無い。如何に勇敢だとしても、如何に優れた技を持とうとも、そして、如何に逞しい肉体を誇っていても、それを「究極」と呼んでしまえば、それは果てまで極めてしまったこと……つまりは、それ以上の成長を止めた「究極」という殻に閉じこめられた、生まれ出ぬ卵に過ぎないのである。そう、「究極の力」とは「進化する力」。対峙した敵が己の力量を超えた力を持っていたとしても、その「力」を持つ者ならば、戦闘中に「進化」し、決して屈することはないのである。
マーヴェルファイター : Marvel fighter
▼ 驚異の戦士

欧米のヒーロー漫画「X-MEN」より。特異な力と、能力を持つ戦士。
アームドハンド : Armedhand
▼ 特殊武装搭載者、特殊義手搭載者

特殊な武器や兵器、義手(ギミックアーム:gimmick-arm)などを装着し、戦闘能力を飛躍的に上げた戦士を指す。
アームブレイカー : Arm breaker
▼ 武器狩人、武器破壊者、兵器破壊者

アームクラッシャー(Arm-crasher)とも呼ばれる、敵の武器や兵器を破壊することに長けた無手の戦士。元々は、彼らも武器を手に戦う戦士であったが、いつしか、彼らのあまりに突出した能力に武器の方が耐えきれず、多くは壊れ、残ったものでさえも彼らの能力を引き伸ばすことの出来るものは無かった。不甲斐ない武器に幻滅し、見切りをつけた彼らは、武器に頼る戦士を見ると過去の焦燥に駆られ、己の力のみで、ことごとくその武器を破壊していくのである。戦士として武器を愛するが故に、それを失い、期待を裏切られたと感じるその心は、「愛憎」ともいえる「負」の精神に囚われ、皮肉にも、武器に依存していた者ほど、その恨みは増し、同時に彼らの力も増していく。「力」を望むが故に手にするはずの武器を、失うことによって得たその「力」。しかし、その力で得られるものは破壊のみである。彼らの心の奥底に埋められた真なる戦士の魂が、その「負」の縛から解かれた、その時……彼らは真の戦士となり、偉大なる拳士へと成り得るのかもしれない。
エネミーノート : Enemynought
▼ 無敵の戦士

「敵無し」と称される、まさに最強の戦士。
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