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最もコンパクトな 両対面ハンドルベビーカー



  

サイズは小さくても、装備は超一流!
eye to eye (アイ ツー アイ)は、とっても欲張りな新感覚ベビーカー

  
< 639・739グレード共通部分の仕様 >

ベースはミラノスリムミニというB型ベビーカーを利用しているので、サイズ的には完全にB型ベビーカー。

アイ to アイは両対面ハンドルを付けて、赤ちゃんと対面でベビーカーを押すことができます。赤ちゃんが小さいときは、視界にママの姿があることはとても大切なので、外出が不安なものにならないように、対面ハンドルを活用しましょう。


2つのグレードどちらもサーモメディカルシステム搭載で、背面部は両グレード共通です。背もたれに通気口があり、レバーで開閉ができます。赤ちゃんの背中や頭部の熱のこもりや蒸れをやわらげる効果があります。(検証データでは、一般市販品より1度〜2度程度、温度を下げる効果が計測されています。)

リクライニングは無段階調節、背もたれに調節用のひもが付いています。フルフラットと言っても、一般のA型の170度よりは少し起きた感じがします。あれっと思うかもしれませんが、支え部分がベルトなので、多少の伸びしろを考慮したのかもしれません。実際荷重がかかると少し沈みます。


脳・頚椎マモール(ヘッドサポート)とおなかマモール
おなかマモールは股ベルトと腰ベルトにソフトなクッションを巻いたもので、各グレードとも装備しています。
(739には+αのサブクッションも付きます)
赤ちゃんの頭や肩のサイド部分には分厚いクッションが入っており、万一の転倒があっても衝撃から守ってくれます。このあたりのサポート感は却って普通のA型より優れているかもしれません。

また、頭部サイドには新たにプロテクトアームが付けられ、対面ハンドル時にうっかりベビーカーをぶつけてしまっても頭部側の変形がないように守ってくれます。
 

タイヤは安定感のあるワイドタイプ
。幅広な分、路上に良くある排水路のふたの溝などに車輪がはまってガックンなんてことがなさそうです。トレッドは特に意味はないでしょうが、見た目の新鮮さはありますね。

タイヤの径がA型より小さい分、心配される方がありますが、


幌には、真上部分に大きなメッシュの通気部分を確保。のぞき窓兼用です。日差しがきついときは、生地で覆います(ホック留め)。
各メーカー盛んに採用しているメッシュですが、幌のサイドにあったり、後ろにあったりいろいろ。真上の採用は日除けの機能を考えると疑問なのでしょうが、実際には真上からの直射日光が気になるのは、ごくわずかな時期と時間。屋内のショッピングシーンでの活用も多いわけで、真上のメッシュも意外と問題ありません。
しかもとても面積が大きいので、覗いたときのお母さんの顔が、赤ちゃんからも確認できるはず。赤ちゃんにとってお母さんの様子が見えることは心の安定に大切なこと。ハンドル背面使用時に重宝しそうです。
アップリカ独自の片手開閉機構
開くのも閉じるのも片手でできます。ただし、写真のようにスマートにできるかどうかは、あなたの練習次第。
片手開閉の仕組みは各メーカーいろいろ研究していますが、多少コツを要すことは踏まえておいた方が良いでしょう。広告だとジャンプ傘のごとく開くように思いますが、そうではありません。
(購入後の開閉の練習の際にはFAQを参考にしてください。
 http://www.baby-pro.co.jp/faq/faq.cgi?Category=car02
ショルダーベルトが新しいタイプに変わりました。背もたれ上部2箇所に水平に引っ掛ける従来の方法と、座面下のフックと上部のフックに垂直に引っ掛ける方法が選べます。前の方法だと車輪が洋服に触れるので、気になるなら垂直がけ(斜めがけもOK)で、ベビーカーも真横に抱くようにかかえられます。ただし、人ごみの中では真横に抱くと迷惑になるので使い方を選びましょう。

座面下のかごは従来ゴムで引っ張って、いつも閉じた状態になるものでしたが、リクライニングしても使いやすいように、ゴムひもを長くし、しかも調節式のものにしています。




この製品は、アップリカがいつも表示している衝撃吸収性能「ジーインパクト」の表記がありません。シートの通気構造の開発や、生地自体が吸収構造を持つ立体メッシュの採用など、状況が大きく変わりつつあり、新しい指標作りをはじめていると聞きました。ネルッコベッドは
振動吸収率88パーセントとA型に引けをとらない振動吸収率を実現しているので、このあたりはメーカーを信頼してご利用いただければと思います。

当社がいつも気にしている足回りですが、前輪キャスターは完全同軸解除で、小回りはスムーズです。異常のあるものは、当方の出荷前検品で調整をして出荷しますので安心です。
キャスターについての当サイトの考え方↓
http://www.urban.ne.jp/home/krishna8/baby-pro/sab/caster.htm
保障期間(1年間)内の不具合は、アフターフォローをメーカーサービス部と協調して行っていますので気軽にご相談いただけます。もちろん期間後のフォローも気軽にご相談下さい。

  
eye to eye 739
プレシャスブルー(BL) ブレシャスベージュ(BE)

< 739グレードの仕様 >
上位グレードの739の特徴をご紹介します。

脳・頚椎・おなかフルマモール
 639にもほぼ同等のものが付いていますが、739には小さな赤ちゃんの安定性をよくするため腰部にサブクッションが付いています。脱着式。

立体メッシュシート生地
 熱や蒸れを逃がしやすい通気性の非常に良いメッシュ生地を使っています。


サーモメディカルシステムマルチ
背面だけでなくサイドにも通気性を確保するためのベンチレーションを装備。「ここまでするの?!」と思っちゃう機構ですが、何でもとことんやっちゃうアップリカらしいところでしょう。
懲りすぎのような気もしますが、特に重量増となっているわけでもないようなので良しとします。

エキストラサンシェード
メッシュ仕立てのサンシェードが幌に内蔵されています。寝かせて使う時期には、仰向けの赤ちゃんの顔を日光が直射するもの気になるので、大きめの日除けが欲しいものです。もう少し大きさが欲しい気もしますが、助けにはなります。


全体の重量は639より100g重くなっていますが体感できる差ではないでしょう。

サイズ (開) W495×D858×H1010mm
     (閉) W390×D415×H980mm
重量 5.6キロ
eye to eye 639 新色
メルサギンガムネイビーNB メルサギンガムグレーGR

eye to eye 639
エポリューションブルー(BL) エポリューショングリーン(GR)
エポリューションオレンジ(OR) エポリューションイエロー(YE)

< 639グレードの仕様 >

上記に示した739だけの仕様を除けば、あとはすべて同等なので、特にこだわりがなければ、639も良い選択になるでしょう。アップリカとしては珍しく明るい色合いのカラーバリエーション。奇をてらうところなくシンプルに仕上げたところが好感が持てます。好みのカラーでお出かけを楽しんでください。

サイズ (開) W495×D858×H1010mm
     (閉) W390×D415×H980mm
重量 5.6キロ




グレードの選択についてですが、サイドベンチレーションやおなか周りのサポーターの有無、生地の違いなどと、全体のデザインが、グレード差となりますから、それらと価格差が見合うかどうかを判断下さい。

デザイン的に739は高級感が漂っています。細かな仕様の違いは、私の意見としてはさほど重要ではありません。しかし、デザインだけでも739に惹かれてしまう方は多いでしょう。実売価格の差は、はっきり言ってデザイン料と思って検討するのが分かりやすいと思います。カジュアルな雰囲気が好きな方は迷うことなく639でよいと思います。


(2003/3/3追記)
639グレードに素敵なカラーが追加されました。ビビッド系が苦手な方には、待っていたカラーバリエーション。ギンガムチェックが部分的にあしらってあり、おしゃれな雰囲気をかもし出します。



■Baby-Proの視点

「ネルッコベッドの背面ハンドルモデルと両対面ハンドルモデル(eye to eye)のどちらにしようか迷ってしまう・・・」 
 

この両者で迷うとき、下記のポイントを検討下さい。

1.両対面ハンドルにどの程度重きをおくか

両対面は「小さい赤ちゃん」にとっては、あってほしい機能だと思います。背面ハンドルだとお母さんは直接見えず、ひとりで勝手に動いているような錯覚をおこして不安になり易いからです。

「見えなくてもそばにいる」という感覚は学習して身につけるものなので、生まれて間もない赤ちゃんにとっては、「見えない」=「いない」ということになります。
また、「いない」時間がわずかであったとしても、「時間の感覚」や「予測」という能力も備わっていませんから、大人にとっては短時間でも、赤ちゃんはその瞬間の大きな「不安」にどうすることもできず落としこめられてしまいます。なんとも不憫なものです。

一般にきちんとコミュニケーションがとれ、赤ちゃんの情緒の発育が順調であれば、ママは常に一緒にいるということが分かってきますので、直接視界にあることはあまり重要でなくなります。そうした「安心」という心の基盤が育つと、赤ちゃんは次第に感心が外部に向いてきますので、お母さんよりも他の景色の方に感心がいき、興味を持ってベビーカーに乗ることを楽しめるようになります。

個人差はありますが、ひとり座りの出来る月齢ぐらいには後者の段階に入っていると思われますので、通常B型ベビーカーには両対面がありません。


2.対面ハンドルと背面ハンドルの取り回しの違い
  
ベビーカーの向きを変えるのに便利なキャスターというものが付いていますが、このキャスターが進行方向前側についているのと後ろ側についているのとで、若干取り回しの仕方が変わります。

前側についていれば、手元のハンドル側を軸に簡単に向きが変わりますが、対面ハンドル時は、後ろ側に、つまりママの足元側がキャスターになりますので、前輪を軸に自分が左右に動いて向きを変えることになります。(ちょっとイメージし辛いかもしれません。このあたりを詳しく解説したものが下記ページの後半にあります。)
Baby-Pro REPORT(8)
http://www.urban.ne.jp/home/krishna8/baby-pro/sab/report-8.htm

通常はもう一点、対面ハンドル時に足先が車輪に当たって歩きづらいという問題もあるのですが、このeye to eyeに限っては、かなり軽減されています。車輪が小さいことも功を奏しているのですが、ハンドルも若干長めにして、余裕を持たせてあります。


3.季節によって変わる使用頻度
  
ベビーカーは季節によっても使用頻度がずいぶん変わってきます。せっかく両対面ハンドルを買ったけれど、ちょうど秋冬で、赤ちゃんの小さい頃にはあまり外出の機会がなかった、となると結局背面ハンドルで使用することが多くなり、両対面の意味が薄くなります。もっとも次のお子さんも予定があれば、その時の季節のことまではわかりませんけど・・・。

4.少し重たいけど、使いこなして楽しいeye to eye両対面
  最終的にはこれで充分なネルッコベッド背面


機能を欲張るほど重量が増してきます。eye to eye両対面はB型相当に軽いとはいえません。コンビのB型の軽量タイプなどに比べると、2キロ弱の差がありますから、ひょっとすると将来、B型を再び購入することになるかもしれません。
けれど機能的にはフル装備で、小さい赤ちゃんにとって必要な機能はすべて揃っているeye to eyeはとても魅力的です(座面は少し狭いですが)。「コンパクトなベビーカーがほしいけれど、両対面ハンドルは削れない」と言う方にとって、eye to eyeはありがたい商品です。とても贅沢なことを言えば、eye to eyeと、最軽量B型ベビーカーの組合せで利用すれば、どんなシーンにでも対応できるでしょう。

使用する2年間のうち前半に重きをおくならeye to eye両対面。後半に重きをおくならネルッコベッド背面です。赤ちゃんが小さい頃の若干の不自由に目をつぶれば、やがてこれで充分という時期がやってきますよ、というスタイルがネルッコ(背面)です。


以上を参考にして頂ければ、ベテランママさんと同等の十二分な検討が出来るでしょう。現物を触る機会があれば、是非、上記の事柄を念頭に観察してみてください。漠然と触るよりモデルの良いところ悪いところが良く分かるはずです。

   
「車輪が小さいけど、本当にA型と同様に2ヶ月から使用して大丈夫なの?」

このことについては、ネルッコベッド(背面)の解説ページに詳細に解説を行っています。
下記リンクから移動して後半部の「Baby-Proの視点」をごらんください。

ネルッコベッド(背面)詳細解説ページ↓
http://www.urban.ne.jp/home/krishna8/baby-pro/sab/nelccobed-1.htm
  
  
「軽くて、小さくて、フル装備の【eye to eye】。だったらもう普通のA型はいらないの?」

eye to eyeは「軽さ」や「コンパクトさ」という親の使い勝手の良さと、「両対面ハンドル」というの子供のための装備を両立させたモデルですが、より赤ちゃん優先に乗り心地の良いベビーカーが欲しいと言う方のために、車輪が大きく、重量もあるA型はあり続けるでしょう。

・タイヤの径が大きいと路面の抵抗が少なく快適に押せます。車輪が小さいと
 つっかえてしまうような段差のある路面もA型なら気軽に押せます。
・ネルッコベッドシリーズの振動吸収率は十二分なものですが、通常のA型は
 さらに数ポイント良い数字をはじき出します。
・赤ちゃんは手足を広げて寝るので、ベッドで使うときの面積は広いに越した
 ことはありません。
・安定した走行のためにはある程度重量がある方が優位です。軽いほどカタカタと
 落ち着きのない走行になりがちです。

通常のA型と比較したレポートがあります。参照下さい。
Baby-Pro REPORT(8)
http://www.urban.ne.jp/home/krishna8/baby-pro/sab/report-8.htm

  
「eye to eyeはB型サイズだから、使い勝手もB型のように軽快?」

eye to eyeの5.5〜5.6という重量は微妙です。

一般に取り回しの快適さは重量が一番の要素になりますから、最軽量タイプのB型が3.7キロくらいとすると、2キロ弱の重量差は決して小さくありません。
しかし、アップリカのB型は平均して4キロ半ばありますので、それからすると+1キロ程度。なんとかB型を買わずに我慢できるぎりぎりのラインかな、と思います。

ベビーカーの1キロの差は意外と体感的にはありますので、階段がとても多い、電車やバスでの移動がほとんど、と言う方には、少しでも軽いネルッコの背面タイプか、B型を時期を待って購入することをおすすめします。
関連リンク

  各種お問合せ実例が載っています。FAQコーナーも参照下さい。

  メーカーのホームページはこちらです。
 ・アップリカ葛西(株)