2026年春闘アンケートE
「人材確保」の課題と結びつく質問
働き続けられる勤務条件へつなげよう
アンケートの報告6回目です。
質問13 仕事のやりがいについて
質問14 仕事を辞めたいと思ったことはありますか
| @いつも思う | 244 |
| A時々思う | 754 |
| Bごくたまに思う | 852 |
| C思ったことはない | 828 |
質問15 職場の働く条件の改善で、もっとも実現したいものを3つ選んでください。
やりがい感じ働く職員多い
質問13は、仕事のやりがいについてです。
20%の方が「非常にやりがいがある」と回答で、昨年より微増。59%の方が「まあまあやりがいがある」としており、合わせて8割近くの方がやりがいを持って仕事をされていて、この数字は職場のモチベーションとしては高いのではないでしょうか。
仕事の悩みの相談は市職労まで
質問14は「仕事を辞めたいと思ったことがありますか」という、人材確保がいま課題となっている広島市役所にとって気になる部分です。
全体の傾向は例年と同様ですが、仕事を辞めたいと「いつも思う」という方は9%で、昨年より少し減っています。その分「思わない」という方が増えています。
仕事を辞めたくなるような悩みや困難を抱えている方は、私たち広島市職労や、市が設置している相談窓口に相談していただき、ちょっとでも状況の改善をしていきましょう。
雇用の継続に不安感じる回答
質問15は、改善したい勤務条件についてです。
複数選択ですが、最多は賃金・一時金の引上げです。2番目が人員の増員、3番目に多いのが年休取得促進・休暇増、4番目が人員配置・人事制度の改善で、昨年と同じ順番です。
目立った変化はR継続雇用が昨年より増加していることです。定年前後の職員の増加や、北部地区学校給食センターの稼働で日任用職員が転職せざるを得なかったことなどが反映していると思われます。
職員の要求を実現していくことで、働き続けられる職場にしていくことは人材流出を防ぐ上でも重要な課題となっています。私たちも労働組合として、一人ひとりの職員の悩みを当局に伝え、勤務条件の改善につなげていきたいと思います。
第57回保育園支部定期大会
現場の声を集め、話し合い、学びあい、つながりながら
よりよい保育の実現に向けての運動を
6月23日、グリーンアリーナで保育園支部定期大会が開催されました。
子どもによりよい保育を
職員に働き続けられる環境を
最初に畑野支部長が「今日は沖縄慰霊の日であり、同じ日に大会を開催するということをヒロシマで働く保育園職員として考えさせられるものがある。保育は平和であってこそ成り立ち、平和を日常の中で育てる営みでもある。昨年度はみんなの力で勝ち取れたものもあるが課題も多くある。一人一人の子どもによりよい保育を保障し、職員が安心して生き生きと働き続けられる環境を作るために、思いを持ち寄り、話し合い、保育や社会の状況について学び、多くの人とつながりながら明るく粘り強く運動を広げていこう」と話しました。
子どもに優しい広島市をめざすなら
仕事と家庭が両立できる保育園に
来賓の柴野市職労中央執行委員長からは「広島市は子どもと若者と子育てに優しい街づくりを目指している。子ども・保護者を支える保育園の職場はどうか。職員も仕事と家庭の両立を図り、離職者、退職者を出さず、なるべく長く働き続けられる環境を市職労としても訴えている。共に頑張りましょう」と挨拶がありました。
その後、活動・決算報告、運動方針案、予算案の提案があり、議案はすべて採択されました。
夏休は半日単位 職員が足りない
現場からの発言では時間外申請がしにくい問題、保育園廃園による子ども・保護者・職員の心の拠り所の問題、保育園の引っ越し・廃止に向けた業務の問題。病休などの欠員の上、夏期代替が見つからず、一日単位で夏休が取れないなどの声がありました。
参加者からは「各園の様子を知ることができた。現場の声をあげることが大切だと学んだ」「よりよい保育をするためにもっと声をあげていきたいと思った」「様々な要求を聞いて、どの園も大変な思いをしながら子ども達を守っているのだと思った」「自分たちの働き方を自分達の手で良くしていかなければと思った」などの感想がありました。保育園支部はこれからも現場の声を集め、話し合い、みんなで要求実現に向け運動していきます。
2026年度広島市職員労働組合役員選挙について
全員信任されました
広島市職員労働組合の2026年度役員選挙は、告示のとおり7月1日に開票した結果、下記のとおり、全員が信任されました。
広島市職員労働組合選挙管理委員長
2026年度広島市職員労働組合役員選挙信任投票結果
保育園支部 調理員実技講習&交流会
ともに作って 食べて 学びあう
保育園では正規調理員採用が抑制されているため、会計年度任用調理員だけの職場が半数を超えています。調理員の育成のため、技術継承調理員も配置していますが十分とは言えません。
増え続ける会計年度任用調理員の中には、せっかく採用されても中途退職される方もいます。また、経験の浅い調理員さんから「調理のコツを知りたい」「離乳食は作ったことがない」「食育は何をすればいいの?」などの声も上がっていました。時間に追われる忙しい調理業務の中での技術継承には困難さもあります。
保育園支部はその声を受けて6月26日、調理員役員を中心に実技講習会&交流会をゆいぽーとで開催しました。役員含めて20名の参加(うち2名は保育士)がありました。献立は白身魚の磯辺揚げ、カレー豆腐、まりあげ、オレンジでした。それぞれの献立の調理のポイントや、献立に沿った離乳食(初期から後期)の作り方、オレンジの皮の早くて安全なむき方など、役員から参加者に説明し、一緒に作りました。その後、調理した給食献立を食べながら、職場の状況や食育について交流しました。また、食育についてのポスター掲示などもあり、大好評でした。
学校に欠かせない業務員が
安心して働ける職場をめざして
学校業務協 第55回定期総会
6月26日、学校業務員協議会は第55回定期総会を開催しました。
議案では、宮脇議長が次のように方針を提案しました。
◆学校施設に対する要望は多様化・高度化し、学校業務員に求められる役割や責任は年々大きくなっている。学校現場にふさわしい対応は、誰もが容易に担えるものではなく、経験と技術を備えた学校業務員の存在が不可欠。
◆3年連続で正規職員の新規採用実現は前進。しかし、長年にわたり計画的な採用が行われなかった影響から、若手・中堅職員の不足や、職員全体の高齢化は依然として深刻で、これまで当たり前に維持されてきた働き方の継続が難しくなっている。また、支援・連携体制の脆弱さや、年齢・職務に対する処遇の不公平感など多くの課題が残されている。このような状況だからこそ、組合が果たすべき役割はますます重要。
◆正規・非正規を問わず、学校業務員が仕事にやりがいをもち、安心して働き続けられる職場の実現をめざし、「正規職員の新規採用の継続」、「雇用形態に応じた職務への見直し」、「職責に見合った位置づけの確立と新体制の構築」を重点課題とし、引き続き協議・交渉を進める。また本年度は、組織の充実・強化にも重点的に取りくんでいく。
その後、交渉の進捗状況や要求書への提言について質疑・意見交換が行われ、全ての提案は全会一致で承認されました。
総会終了後には懇親会を開催し、参加者相互の親睦を深める有意義な交流の場となりました。