1
半ばウンザリしながらもステファンはティリスの門をくぐった。
この数日間の間にティリスと結構な距離のあるオスナサイルの間を2往復はしたのだ。最初は休暇で知り合いの家へと向かった。オスナサイルの村がオーク達の襲撃に会うと、アルタザール軍の出動を要請する為にティリスへと向かった。そして軍と共に村へと向かうと、今度は彼の上官であるジニアスからティリスへと戻るよう言われたのだ。
ジニアスの「休暇は終わったでしょう?仕事は山ほどありますよ?」という台詞を想像しながらもステファンはジニアスの居るオフィスへと向かったのだ。ところがオフィスへ入ると待っていたのはジニアスだけでは無かった。
「モンスール卿、これはおひさしぶりです」
ステファンは少し驚いて、そして挨拶をする。
元老院にとってジニアスとモンスールの関係はあまり喜ばしいものではない。民間人であるモンスールは諜報員として他国へのいらぬ干渉をしているという噂も彼等の間ではある。それは本当の事であり、ステファンもそれを知っている。だから、こうして堂々と軍のオフィスでジニアスとモンスールが会っているという事は、余程の事が無い限りはしない。今回は余程の事があったのだろうとステファンは推測していた。
「ステファン、休暇の途中に申し訳ないですね…ちょっとまいった事になりまして」
「申し訳ないだなんてくすぐったくなるような台詞を言わないでくださいよ。別に僕なら構いませんけど、何かあったんですか?」
「ええ、実はですね」とジニアスが話し始めるのと同時にモンスール卿も同じく話始めたので、ジニアスはその権利をモンスールへと委ねた。普段の落ち着きのある初老の女性という印象が今は無い。どこか焦っているという感じではある。
「御免なさいね、ステファン。実は私の孫のキサラなのですけどね、数日前から行方不明なの。ああいう性格でしょう、今までもこんな事はあったのだけれど、こんなに長い間居なくなるなんて事は今まで無かったのよ…さらわれたんじゃないかって不安になって。御免なさい、取り乱してしまって」
「いえいえ…取り乱すのが普通ですよ」とステファン、それに続けてジニアスが言う。
「何処に行ったか心当たりはあります?」
「実は先日、あの子に結婚の話を持ちかけたのよ」
それを聞いたステファンは在り来りな反応を見せた。
「あ〜…かけおちかぁ…」
「か、かけおち」モンスール卿は先程まで十分に青ざめた顔をしていたが、その顔色を一層青ざめさせて言った。
「ステファン…君の骨髄反射的な予測は今はいらないのですよ。君の今回の仕事はお嬢様を無事に卿の元へ返す事。それ以外の骨髄反射的な余計な詮索などはしなくて結構です。判りましたか?」
「骨髄反射、骨髄反射って人を脳味噌使ってない生物みたいに言わないでくださいよ。わかってますよ、そんな事。でも、結婚の話を持ちかけてかけおち…じゃなかった家出したんだったら連れ戻してもあまり解決にはならないんじゃないですかね」
というステファンの疑問に対してモンスール卿は即答する。
「確かに私は結婚の話はしたのですけどね、私の指名した相手と結婚しなさいだなんて言ってないのよ?ただ…あの子ももう年頃の女なんですから、好きな人の一人はいるんだろうし、もしそうなら、その方との結婚とか、考えてないの?って話をしただけなのよ」
ステファンは納得がいかないという表情で「好きな人…あのお嬢様に?あのおじょ」「ステファン!」とステファンを睨むジニアス。一睨みしてから言う。「君は少し話す内容を選んでください。骨髄反射的に思ったことを口に出すのじゃなくてね」
ステファンが骨髄反射的に思ってしまう事も無理は無く、あのお嬢様こと「キサラ」は男勝りな強気な性格で尚且つ貴族の生まれである。人を下に見て話すことは想像に難くない、その"お嬢様"が誰かに恋心を抱くなどステファンにとっては想像するのが難しい。
キサラの御付の執事が彼女のわがままに振り回されていた光景がステファンの脳裏に浮かぶ。彼女の性格なら相手の身分がどうだろうと、彼女の執事と同じ様な扱いをするのではないかとすら思えてしまうのだ。
と続け様にふと彼女の御付の執事の事が思い浮かんだ。
「そういえば、お嬢様の執事のあのデブ、今はどうしてるんです?」
「ステファン!」とまたジニアスが彼の名を叫んでから睨む。先程注意されたばかりのステファンだったが、またしても骨髄反射的に執事の体型を簡単な一言で言い表してしまった。まぁその言い回しのほうが判り易く、なによりステファンは数あるキサラの執事達の個々の名前など知らないのだ。
「アルキオの事ですか?アルキオなら屋敷におります」
「キサラお嬢様の周りの人間から当たってみるしかなさそうですね。どうせ人は回せないんでしょう?ジニアスさん」
「まぁそういう事です。それとお嬢様が失踪された事を誰にも口外してはなりませんよ」
2
モンスール卿の屋敷にやってきたステファンは早速、執事長の部屋へ赴き、アルキオがどうしているか聞いた。ステファンの知る限りは数ある執事の中で一番キサラにこき使われていたのは彼だったからだ。
「え、居ない?休暇中ですか?」
「休暇は自由に取ることは出来ません。今は庭園の改装をしておりまして、勝手に休まれては困るのですがね…。家にもいないようですし…どこで何をしているのやら」
「あのデブが勝手に休み始めたのはお嬢様が行方不明になってからですか?」
「いえ、行方不明になってから暫くしてからですね…」
「何か変わった様子とかはありませんでした?」
「そうですね…お嬢様がいらっしゃらなくなってから、あのデ…、アルキオは不安で仕事が手につかないような様子でした」
「ふむ…」
ステファンの予想していた事はこうだ。キサラはあの性格だが仮にも貴族のお嬢様であるわけだから、一人で何かをしようとする事はないだろうと踏んでいた。だから彼女の一番の側近であるアルキオを従えて何処かへ出掛けるだろうと。
だがその予測に反してアルキオはキサラが何処かに行く事は伝わっていなかったらしい。アルキオが不安がってそして無断欠勤している、という事は、それはまるでキサラの足取りを追って探している様にも思えた。
「こりゃ…ますますマズイ展開だな。執事長、キサラお嬢様の部屋を見せてもらってもいいですか?何か失踪の手掛かりになるものが見つかるかも知れないので」
「ええ、構いませんよ」
3
キサラの部屋は女性の部屋とは懸け離れた印象の部屋だった。
部屋にいたるところに書物が散らばっており、魔術や錬金術で使う道具、練成陣や人体の模型、なにやら判らない薬など、まるで何処かの学校の教授の部屋にもとれる。
ステファンは転がっている書物の一つを手にとって開き、ページを徐に捲ってみる。書いている内容は全く理解できないものだったが、ステファンは防衛系の白魔術の心得は少しはあり、その本が白魔術に関する本である事は判った。
「って事は…こっちの本棚の本も全部…」
本棚の本のタイトルを一つ一つ見て周ると確かに殆どが白魔術に関する本だ。キサラが学校では白魔術に関して専攻しているという話は聞いていたが、ここまで熱心に勉学に励んでいたことは彼女の部屋に入るまで判らなかった。
「結構勉強熱心なお嬢様なんだな…ん?」
ステファンは、ある事に気付いた。本棚にある本は白魔術に関する本ばかりだが、その本はどれも学校などで教えられる"白魔術に関する生粋の"本だが、床の転がっている白魔術の本はどれも古く、見たことの無いような図柄の本ばかりだったのだ。中身は理解できないステファンだったが、本の見掛けが全然異なる事だけは判る。
「これは、何の本なんだ?」
本の散らばり方からキサラが座っていた床がどこかは想像がつく。その位置を中心に本やら道具やらが散らばっているからだ。ステファンはその位置に立ち、真正面に置かれた古びた書物を手にとって見てみる。
「"失われし古の蘇生魔法"…蘇生?」
ページを捲る、字ばかりのページは判らないので飛ばし、図柄のあるページを見つけては捲ることを繰り返す。図柄には人や動物の身体の構造を示したものがある。中にはオークや魔物のものまであった。
「死んだものを生き返らせる魔法なんてあるのか?」
その疑問を脇において、ステファンはキサラがどこへ向かったのか見当こそつかなかったが、部屋にある本が重要なヒントである事を確信した。
4
次にステファンが向かった所は大学の図書館だった。
キサラが魔術書を読み漁っていたとしたら、まず考えられる場所はそこだからだ。新しい書物なら本屋で手に入るだろうが、古い書物、特に誰も使わないような魔術に関する本なら図書館の奥でひっそりと埃を被っているだろうから、キサラが図書館に向かった可能性は高い。図書館に居ることは無いにしても、そこからどこへ向かったのかは判るかもしれなかった。
そこでステファンは思いもしなかった人物に出会うことになる。
「あ、デブ、お前何やってんだよ、こんな所で」
そのデブことモンスール邸宅の執事のアルキオは、ステファンの声に身体をビクつかせて反応した。図書館に来て本を読まずにウロウロしている様子から、キサラを探している様に見えた。
「キサラお嬢様を探しているんです…」
アルキオは息を切らせて言った。
「そうか…でもいいのか?仕事ほっぽりだして。執事長がお前の事探してたぞ?」
「いいんです、僕の事は。それよりお嬢様が心配で」
「で、心当たりがある図書館へ着てみたが、お嬢様は見つからずって事か」
「…はい」
「お嬢様の部屋に白魔術に関する書物が転がっててな、その中の一つが蘇生に関する魔術だったんだが、お前何か心当たりはあるか?」
アルキオは息を落ち着かせてから吹き出てきた汗をハンカチで拭いながら言った。
「え、あ…多分、僕の兄の事です」
「兄?」
「先日、僕の兄が亡くなりまして。その兄を生き返らせようとしてるのだと思います」
「そのお前の御兄さんにゾッコンだったのか?お嬢様は」
「いえ…兄とお嬢様はあったこともありませんよ。兄が死ぬまで僕に兄が居た事すらお嬢様は知らなかったんですから…兄が死んだ事をお嬢様に話したら、その翌日にはお嬢様の姿はどこにも…だから僕のせいなんです…」
汗まみれの顔で判り辛かったがアルキオは涙ぐんでいた。
「ふむ…ていうかさ、白魔術で死んだものを生き返られる事って出来るのか?俺は白魔術は疎いからさっぱり判んないんだけどさ」
「出来ないはずです。学校でもそんな事は教わらないし、誰かはそれを研究していたけど結局結論としては不可能、って言われています。けど、あの本にはその方法が書かれていたんです」
「お嬢様の部屋にあったあの本?」
「えぇ…」
「お前の御兄さんの所に向かったんじゃないのか?蘇生の呪文とやらを唱えに」
「昨日行ってきましたけど、お嬢様はきてないって。それに多分、あの書物だけでは術は完成しないのだと思います。お嬢様はあの本を読破されてましたけど、まだ必要なものが足りないって言われてましたし」
「それであの本を借りた図書館を探してたわけか」
「いえ、あの本は借りたんじゃなくって…アッ!」
突然大声を出すアルキオに驚くステファン。そして周囲の冷たい視線が二人に集中した。図書館で大声を出す事は重罪である。それを意識してアルキオの反応に次は小声で聞き返すステファン。
「なんだ?判ったのか?」
「あの本は商人から買ったものなのです。お嬢様、あの本の続きがないか商人に聞きに行ったのかもしれません」
「それだな、で、その商人は何処に?」
「市場の隅で露店を開いていました」
5
巨漢のデブと小柄な剣士のデコボコな二人は市場の人ごみを掻き分けて進み、目的の商人がいる露店へと辿り着いた。運よくその日も同じ場所で露店を開いていたが雰囲気が怪しげな為か誰も寄り付かないらしい。商売としてはあまりうまく行っているとは思えない。
ステファンは露店の客を装って商品を物色した。どれも怪しげなものばかりで、しかもかなりの高額だ。雰囲気が怪しげなだけではなく、ぼったくりとも思える高額な商品を扱っているのだ。余計に誰も寄り付かないだろう。
その露店の雰囲気を更に怪しくしているのは店員だ。どこかの国の装束をまとっているが、顔を覆い隠して目すらも見えない。そして小人の如く、異様なまでに小柄だった。人間である事すら疑わしい。その細い腕の先ではキセルを掴んでおり、時折それを目すら見えない装束で覆い隠された口元へと運び煙を吐き出している。
「あのさ、ここに貴族の女が来なかったか?」
「貴族の女?」
「こう、ツンツンした感じの高飛車なね」
「あぁ、きたよ。昨日だったかな?魔術書を見てて、他のシリーズはないかって尋ねたからさ、それはご禁書になってる奴だから、ここでは売れないよって追い返そうとしたんだけど、これがシツコクってさ、欲しけりゃ俺達の里まで来いって行ったらほんとに着いて来やがった」
「それで?」
「村長に追い返されてたよ。本は売れねぇってさ、なんでか知らねーけどさ」
「俺達をその、里まで案内してくれないかな?礼はするさ」
それを聞いた店員は装束の置くから食い入るようにステファンを見た。
「…お前…軍の人間だろ。な、何を探してる。お、俺はここでご禁書は売ってないぞ!そういうルールだろ?里で扱っててもここで売らなけりゃいいんだよな?」
その店員はかなりの慌てぶりで怪しい度合いは更にあがった。ステファンにとってはご禁書の事などどうでもよかったのだが、いそいそと品物を片付けようとしている店員をなんとか制止しながらも誤解を解くように言う。
「別に良いんだって、売っても。あんまりそういうの詳しくないけどさ、僕はその貴族の女がどこに行ったのか知りたいだけだってさ。禁書の事なんてどうでもいいんだって。これからもここで商売しても全然問題ない。な?だから里まで案内してくれたらいいんだって」
「そ、そうか…じゃあ案内してあげよう。ホントにこれからも商売しても良いんだよな?」
「あー、いいさいいさ、好きにしろ」
6
背に腹は返られないと思いながらも渋々と案内料を払った。貴族の執事であるアルキオではあったが、個人で持てるお金はそれほどもない。ステファンにしてもお金が必要という事は事前に知らなかった。なけなしの財布から搾り取って案内料とした。
「これでアテが外れたら悲惨だな…」
ステファンが呟く。それを側で聞いていたアルキオは言う。
「大丈夫ですよ。お嬢様のあの性格なら、村長に断られても無理にでも手に入れようとするでしょう。あのキサラお嬢様には諦めるっていう考え方が出来ないんです」
「まぁ、そうだろうな」
二人は怪しげな商人が運転する馬車に揺られながら彼等の里へと向かっていた。ティリスから随分と離れた場所に来ている事はわかるが、そこに里がある事は二人とも知らなかった。つまりその森の中に馬車が通るような道があるわけではなく、獣道を馬車が無理に通るような状態なのだ。
それが可能なのは商人の運転する馬車が異様に小柄で、それを引く馬も少し妙な小さな馬であるから出来る事だった。だが馬は少し上り坂になると足を震わせてゆっくりと登り上がった。それもそのはずだ、馬車には想定外の巨体が乗っかっているのだ。
「お客さん…アンタ少し痩せた方がいいよ」
「そ、そうだね。よく言われるよ」
「この前もアンタみたいなデブが魔物に食われて死んでたそうだよ。ありゃ悲惨だったなぁ…骨だけになってさ。暫くの間、魔物が出なくなったそうだよ。あれだけ大きな獲物を食ったんだ。そりゃお腹いっぱいでご満足するわ」
「…それは僕の兄なんだ…」
「…そりゃ…ご愁傷様…」
その二人の会話が途切れたのを見計らってステファンはアルキオに話し掛けた。
「なぁ、お前、昔っからあのツンツンお嬢様に酷くされてたじゃねーか。なんでまた探そうなんて思ったんだ?まぁ兄貴の事はあるんだろうけどさ…」
「お嬢様は…キサラお嬢様は皆さんが思っているほどキツい人じゃないです。ああ見えてあの人はお優しい所があるんです」
「へぇ〜…そうなのか。僕にはあのお嬢様はちょっと遠慮したいって感じの性格だけどな。いっつもツンツンしてるし、何かって言うと見下すし、お前だって、その巨体の事をさ、」
「お嬢様だけなんです…」
「え?」
「キサラお嬢様だけ、僕の事をデブって言わないんです。確かに、あの人はキツく当たる事はありますけど…でも僕の身体的な特徴を言って、僕を罵ったりはしないんです。キサラお嬢様は、この世の"目に見えるもの"がそれほど重要じゃないって事をとてもよく知っていらっしゃる方なんです」
7
ステファンもアルキオも気付けば随分とティリスからは離れた場所に来ていた。そこは以前ステファンが訪れていたオスナサイルとはほぼ隣に位置する地域であった。平らな草原が一面に広がっていて森は殆ど無い。人間が住むには過酷な土地ではあった。
顔をも包み込む装束に身を包んだ小柄なその商人がこのような人が住まない様な場所からティリスへと物売りに来ているのは、人と暮らしていけないような異形の姿だからではないだろうか、とステファンは思い始めていた。その答えは暫くして彼等を乗せた馬車が商人の言う"里"に付いた時に解る事になった。
その里では商人と同じく小柄な姿をした村人がいたがフードを被っておらずその容姿が解るように晒していた。その姿は明らかかに人とは異なっており、また最近よく見かけるようになったオークとも異なっていた。尖った耳、伸びた鼻、そして爪。魔族の使い魔とされているインプなどによく似ている。だが翼や尻尾なども無い。
ステファンは彼等のその姿から、昔、軍の誰かが話していたゴブリンと呼ばれる妖精だと解った。妖精は殆どの種族は人間と友好だが一部の種族は異なる。ゴブリンはその姿のせいか人とはあまり友好では無いが、それでも彼らは生活に困ってティリスへ物売りに来ているのかも知れない。フードを被って素顔を見せないのはティリスの商人組合が彼らに販売用の場所を確保する権利を譲渡する代わりにかせた条件なのかも知れない。
そんな事を考えながらもステファンは村を見渡すが、ゴブリン達もステファンやアルキオが人間である事を知っていてもそれほど驚くわけでもなく特に無反応に仕事に戻っていた。むしろ、「あぁ、またか」とでも思っているのかも知れなかった。それは少し前にこの村にキサラという少々しつこく気高い女が来たからであろう。
そしてステファンは当初の目的であるキサラを探すため、アルキオと共に村を探して、もしくは村人に聞いて周ろうとしたが、その必要が無いと即座に判断した。村の中心にある少し大きな建物の前に、白魔道士の学校で着用されている学生服を身にまとった女が、その場違いな格好を少しも気にする事無くどっしりと構えて座っていたのである。
それがキサラだった。
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