メーリングリスト運用の手引

1. 基本的な運用

1-1. メンバーの登録、削除
1-2. メーリングリストへのメールの配送方法
1-3. 過去のメールの取り出し
1-4. メーリングリストの設定変更
1-5. メーリングリスト名とドメイン名

2. コマンド一覧

3. 設定項目一覧(一部)

4. owner用コマンド

5. FAQ

5-1. メンバーの登録、削除を制限したい
5-2.
検閲した上でメーリングリストに記事を流したい
5-3.
メーリングリストを隠したい
5-4.
新規会員に情報を伝えたい
5-5. Subject
に連番を使用したい
5-6.
メーリングリストに流れたメールを保存したい

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1-1. メンバーの登録、削除

メーリングリストにメンバーを登録、削除するには、subscribe, unsubscribe
コマンドを使用します。

<test-mlメーリングリストに"uitaro@urban.ne.jp"を登録する例>
To: majordomo@ml.urban.ne.jp
subject:
---
subscribe test-ml uitaro@urban.ne.jp
end

<test-mlメーリングリストから"uitaro@urban.ne.jp"を削除する例>
To: majordomo@ml.urban.ne.jp
Subject:
---
unsubscribe test-ml uitaro@urban.ne.jp
end

1-2. メーリングリストへのメールの配送方法

指定したメーリングリストへメールを送付する事で、そのメーリングリストのメンバー全員へ届けられます。

<test-mlメーリングリストのメンバー全員にメールを送付する例>
To: test-ml@ml.urban.ne.jp
Subject: hello
From: uitaro@urban.ne.jp
---(
メールの本文)

<Approved: 行を付加したメールを送付する例>

To: test-ml@ml.urban.ne.jp
Subject: hello
Approved: password
--- (
メールの本文)

1-3. 過去のメールの取り出し

index コマンドによって、過去のメールの一覧が取り出せます。
get コマンドによって、過去のメールを取り出せます。

<indexコマンドの使用例>
To: majordomo@ml.urban.ne.jp
Subject:
---
index test-ml
end

以下のようなメールが返送されます。

From: Majordomo
Subject: Majordomo results
---
>>>> index test2-ml

599 Apr 11 23:34 1
595 Apr 12 23:18 2
718 Apr 13 23:20 3
599 Apr 19 23:34 4
599 Apr 19 23:34 INDEX

TOTAL = 3110

<getコマンドの使用例>
(index
コマンドの結果示される 1 のメールを取り寄せる例)

To: majordomo@ml.urban.ne.jp
Subject:
---
get test-ml 1
end

*デフォルトの設定の場合、誰でも index コマンドが使用できます。
index コマンドの制限方法
4. 設定項目一覧の項参照

*デフォルトの設定の場合、誰でも get コマンドが使用できます。
getコマンドの制限方法
4. 設定項目一覧の項参照

*INDEXには、メールの Subject: 行、From: 行の詳しい情報が保存されています。

*お申し込みの際に、"メールの保存"を選択した方のみしか、この機能は使用できません。

1-4. メーリングリストの設定変更

メーリングリストの設定変更は、メールで実行できます。
現在の設定内容を編集した上で、
majordomo宛にメールを送って下さい。

<メーリングリスト"test-ml"の設定を変更する場合>

1. 現在の設定を取り寄せます。

To: majordomo@ml.urban.ne.jp
Subject:
---
config test-ml password
end

2. majordomoから現在の設定が送られて来ます。

From: Majordomo
Subject: Majordomo results
---
>>>> config test-ml password
現在の設定

3. 現在の設定を編集した上で、新しい設定をします。

To: majordomo@ml.urban.ne.jp
Subject:
---
newconfig test-ml password
新しい設定(現在の設定を編集したもの)
EOF
end

2. コマンド一覧

subscribe <list> [<address>]

自分(<address> が設定されていたらそのアドレスを)<list>という名のメーリングリストの
メンバーに登録する。

Subscribe yourself (or <address> if specified) to the named <list>.

unsubscribe <list> [<address>]

自分(<address> が設定されていたらそのアドレスを)<list>という名のメーリングリストの
メンバーから削除する。

Unsubscribe yourself (or <address> if specified) from the named <list>.
"unsubscribe *" will remove you (or <address>) from all lists. This
_may not_ work if you have subscribed using multiple addresses.

get <list> <filename>

<list>メーリングリストから<filename>で示される過去のメールを取り出す。

Get a file related to <list>.

index <list>

<list>メーリングリストの過去のメールの一覧を取り出す。

Return an index of files you can "get" for <list>.

which [<address>]

自分(<address> が設定されていたらそのアドレス)がメンバとして登録
されているメーリングリストの一覧を取り出す。
(ただし、Urban Interet Majordomo-1.94.1 で運用されているもののみ)

Find out which lists you (or <address> if specified) are on.

who <list>

<list>メーリングリストのメンバー一覧を取り出す。

Find out who is on the named <list>.

info <list>

<list>メーリングリストの紹介を取り出す。

Retrieve the general introductory information for the named <list>.

intro <list>

<list>メーリングリストのintro(<list>のメンバーに加わった時届けられる
文章)を取り出す。(ただし、メンバーのみ)

Retrieve the introductory message sent to new users. Non-subscribers
may not be able to retrieve this.

lists

Urban Internet Majordomo-1.94.1 で運用されているメーリングリストの 一覧を取り出す。

Show the lists served by this Majordomo server.

help

このhelpを取り出す。

Retrieve this message.

end

以下の文はコマンドとして処理しない。(メールのアプリケーションが
自動的に署名ファイルを付ける場合、有用である。)

Stop processing commands (useful if your mailer adds a signature).

3. 設定項目一覧

# admin_passwd [word] (test-ml.admin) <majordomo>
#
管理パスワード。
# <list>.adminがディフォルトです。
# セキュリティの為、修正する事をお奨めします。

admin_passwd = test-ml.admin

# advertise [regexp_array] (undef) <majordomo>
#
正規表現に一致する アドレスからの list コマンドを受け付けます。
# 正規表現の表記方法は、perlの正規表現です。

advertise << END

END

# approve_passwd [word] (test-ml.pass) <resend>
# moderate
なリストで使用するメンバの登録削除用のパスワード。
# <list>.passがディフォルトです。
# セキュリティの為、修正する事をお奨めします。

approve_passwd = test-ml.pass

# description [string] (undef) <majordomo>
# list
コマンドで表示する為の説明文
# 半角英数文字で50字以内で記述して下さい。

description =

# get_access [enum] (list) <majordomo> /open;closed;list/
# "get"
コマンドの使用制限
# open : 誰でも "get"コマンドが使用できます。
# list : そのメーリングリストのメンバのみが "get"コマンドを
# 使用できます。
# closed : 誰も "get"コマンドを使用できません。

get_access = list

# index_access [enum] (open) <majordomo> /open;closed;list/
# open :
誰でも "index"コマンドが使用できます。
# list : そのメーリングリストのメンバのみが "index"コマンドを
# 使用できます。
# closed : 誰も "index"コマンドを使用できません。

index_access = open

# info_access [enum] (open) <majordomo> /open;closed;list/
# open :
誰でも "info"コマンドが使用できます。
# list : そのメーリングリストのメンバのみが "info"コマンドを
# 使用できます。
# closed : 誰も "info"コマンドを使用できません。

info_access = open

# intro_access [enum] (list) <majordomo> /open;closed;list/
# open :
誰でも "intro"コマンドが使用できます。
# list : そのメーリングリストもメンバのみが "intro"コマンドを
# 使用できます。
# closed : 誰も "intro"コマンドを使用できません。

intro_access = list

# maxlength [integer] (40000) <resend,digest>
#
メーリングリストに送信できるメールの最大サイズです。

maxlength = 40000

# message_footer [string_array] (undef) <resend,digest>
#
メーリングリストに送信したメールに footer として付加する
# 文章です。以下の変数名が使用できます。
# $LIST - メーリングリスト名
# $SENDER - メールの sender
# $VERSION - Majordomo
のバージョン

message_footer << END

END

# message_fronter [string_array] (undef) <resend,digest>
#
メーリングリストに送信したメールに fronter として付加する
# 文章です。以下の変数名が使用できます。
# $LIST - メーリングリスト名
# $SENDER - メールの sender
# $VERSION - Majordomo
のバージョン

message_fronter << END

END

# message_headers [string_array] (undef) <resend,digest>
#
メーリングリストに送信したメールに fronter として付加する
# 文章です。以下の変数名が使用できます。
# $LIST - メーリングリスト名
# $SENDER - メールの sender
# $VERSION - Majordomo
のバージョン

message_headers << END

END

# moderate [bool] (no) <resend>
# yes
に設定すると メールの投稿、メンバーの登録、削除の要求
# は、一旦メーリングリストのオーナーに渡されます。

moderate = no

# noadvertise [regexp_array] (undef) <majordomo>
#
正規表現に一致する アドレスからの lists コマンドは受け付けません。
#
正規表現の表記方法は、perlの正規表現です。

noadvertise << END

END

# reply_to [word] () <resend,digest>
# Reply-To:
ヘッダを指定します。

reply_to =

# sender [word] (owner-test-ml) <majordomo,resend,diges
# Sender:
ヘッダを指定します。

sender = owner-test-ml

# subject_prefix [word] (undef) <resend>
# subject
の前に付加する文字列を指定します。
# 以下の変数が使用できます。1単語しか指定できません。
# <> $LIST-No.$SEQNUM
# $LIST :
リスト名
# $SENDER : sender
# $VERSION : Majordomo
のバージョン
# $SEQNUM : 続き番号

subject_prefix =

# subscribe_policy [enum] (open) <majordomo> /open;closed;auto;op
#
メンバの登録の規制をします。
# open : 自分自身からのメンバの登録要求のみ、受け付けられます。
# 他人を勝手に登録する事はできません。
# closed : password(master password, approved password) を伴って
# のみ、登録要求が受け付けられます。
# auto : 誰からの登録要求も受け付けます。
# +confirm : オプションで指定すると、一旦確認の認証番号が送られます。
# 再度、認証番号を伴って登録要求を行います。

subscribe_policy = open

# unsubscribe_policy [enum] (open) <majordomo> /open;closed;auto/
#
メンバの削除の規制をします。
# open : 自分自身からのメンバの削除要求のみ、受け付けられます。
# 他人を勝手に削除する事はできません。
# closed : password(master password, approved password) を伴って
# のみ、削除要求が受け付けられます。
# auto : 誰からの削除要求も受け付けます。

unsubscribe_policy = open

# which_access [enum] (open) <majordomo> /open;closed;list/
# which
の使用を制限します。
# open : 誰からの which コマンドも受け付けます。
# closed : 誰からの which コマンドも受け付けません。
# list : メンバーからのみ which コマンドも受け付けます。

which_access = open

# who_access [enum] (open) <majordomo> /open;closed;list/
# who
の使用を制限します。
# open : 誰からの who コマンドも受け付けます。
# closed : 誰からの who コマンドも受け付けません。
# list : メンバーからのみ who コマンドも受け付けます。

who_access = open

4. owner用コマンド

以下のコマンドは、パスワードを伴ってのみ実行できます。

approve <passwd> {subscribe|unsubscribe} <list> [<address>]

<list>メーリングリストに <address>をメンバーとして登録|削除します。

passwd <list> <old_passwd> <new_passwd>]

<list>メーリングリストの パスワードを <old_passwd> から
<new_passwd>
に変更します。

newintro <list> <password>

<list>メーリングリストの intro を更新します。
(intro
は、新メンバに送信される文書です。)
<
>
newintro test-ml password
ようこそ test-ml
EOF

newinfo <list> <password>

<list>メーリングリストの info を更新します。
(info
は、info コマンドによって示されるそのメーリングリストに
ついての説明文書です。
)
<
>
newinfo test-ml password
テスト用のメーリングリストです。
EOF

config <list> <password>

<list> メーリングリストの設定ファイルを取り寄せます。

newconfig <list> <password>

設定ファイルを更新します。
<>
newconfig test-ml password
設定
EOF

writeconfig <list> <password>

設定ファイルを標準的フォーマットに修正します。

5. FAQ

5-1. メンバーの登録、削除を制限したい設定を以下のようにする

subscribe_policy = closed

メンバーの登録要求は、一旦メーリングリストのオーナーにメールで 渡されます。
メーリングリストのオーナーがパスワードを伴って以下のメールを majordomo に送る事で
初めてメンバーとして登録されます。

approved password メーリングリスト名 アドレス

メンバーの削除に関しても同様に以下のように設定すると、

unsubscribe_policy = closed

パスワードを伴ってのみメンバーの削除が可能になります。

5-2. 検閲した上でメーリングリストに記事を流したい設定を以下のようにすると、

moderate = yes

メーリングリストに記事を流そうとすると、一旦そのメールはオーナーの元にとどけられます。
Approved: password 行を付加して始めてメーリングリストにそのメールが届けられます。

5-3. メーリングリストを隠したい

デフォルトの設定だと、lists コマンドの結果、誰からもそのメーリングリストの名前を知る事ができます。
設定を以下のようにすると、

noadvertise << END
/.*/
END

listsコマンドでそのメーリングリストが表示される事はなくなります。

5-4. 新規会員に情報を伝えたい

そのメーリングリストの規約等、新規会員に伝えたい情報がある場合、intro を設定しておくと、
そのメーリングリストに登録されたメンバーの元に、 入会時に
intro
メッセージが届けられます。
* intro の設定 ⇒ 5. owner用コマンドの項参照

5-5. Subjectに連番を使用したい

設定を以下のようにすると、

subject_prefix = [$LIST_No.$SEQNUM] Subject行の先頭に以下のように連番が付加されます。
Subject: [test-ml_No.2] Question

5-6. メーリングリストに流れたメールを保存したい

メーリングリストを申込の際にご指定下さい。

保存しているメールの量が2Mbyteを超過した場合、古いデータは削除されます。

5-7. メーリングリスト名とドメイン名

メーリングリスト名は、ユーザIDと区別するために、末尾に -ml が追加されます。
メーリングリストにメールを配送する場合や、メーリングリストのコマンドを発行する場合のドメイン名は、
ml.urban.ne.jp になります。

<>
test-ml@ml.urban.ne.jp
majordomo@ml.urban.ne.jp

1997.9.01