芸予地震支援報告
2001/3/27

くれ災害ボランティアセンター


3月27日、重近、長瀬、山本、小原の4名で、被害の大きかった呉市のボランティアセンターに
一般ボランティアとして参加しました。




山側の住宅密集地。向こうの山肌まで所狭しと家が建ち並んでいる。
ブルーシートを被った家や、未だ手付かずの家も点在している。





亀裂の入った石垣。山肌に建ったほとんどの家に石垣があり、
余震があれば予断を許さない状況。





崩れ落ちたブロック塀。右は瓦礫の撤去が終わった1カ所目の現場。





細かい瓦礫の詰まった土嚢袋を運ぶ重近@岡山RB事務局長。
逞しい二の腕に注目。





←:ほとんどの家は坂道の上。車が通れる道は数少ない。
→:瓦礫を運ぶ軽トラック(運転は長瀬@吉備RB代表)





←:2カ所目の現場も殆ど作業終了。
→:3カ所目の現場へ出発前のスナップ
左から重近事務局長(マスク)、長瀬吉備代表(運転席)、山本隊員(助手席)。
顔が見えにくくて残念・・・。




ニーズの集計をする前川リーダー@大阪RB(一番右)





3月28日の山陽新聞朝刊にくれ災害ボランティアセンターの活動が掲載された。
マスクをして作業する小原@岡山RB。



−感想−

1日ではあったが4件の現場へ行くことが出来た。
街並みは平常とあまり変わりなく見えるが、一歩中に入れば相当な被害が顔をのぞける。
何処へ行っても坂道と崩れたブロック塀や瓦といった瓦礫の山。
道幅が極端に狭いことから、重機での作業はおろか軽トラックも入れない家が多い状況。
老人世帯や独居老人も多く、瓦礫の撤去をするにも人手が足りない。
大きな被害こそ少ないが、街全体がかなりの痛手を受けているようだ。

まだまだニーズは山積みの状態、出来るならもっと滞在していたかったが非常に残念。

一日も早い復旧を心から祈っています。