総合的な学習の時間(情報モラル)指導案
 
                   
1 学 年 第6学年 
 
2 題材名 webページの情報について考えよう
 
3 題材について
  インターネットのwebページ(注1)は,誰でも即座に有益な情報を得る方法として注目
 を集めている。自宅に居ながらにして買い物をしたり,チケットの予約ができたりと,日々の
 生活にwebページの情報は便利に使われはじめており,さらに自分たちも気軽にwebページ
 を通して情報発信したり電子掲示板(注2)やチャット(注3)のやりとりを通して,ネット
 上でのコミュニケーションをとることも容易にできるようになってきた。ただ,webページ
 に載せられている情報の信憑性についてはテレビや新聞等から得る情報と違い,有益な情
 報に混じって信憑性に乏しい情報も見受けられる。また,アダルト情報・禁制品売買等の危
 険な情報があることも紛れもない事実である。
  本学級の児童は,これまで総合的な学習の時間や道徳の時間を使って,電子メール(注4)
 の送受信に関するエチケットの必要性やwebページ中での個人情報の扱いに気をつけること
 など,インターネットの世界では一般社会以上に気を付けなければならないことがあることを
 学んできている。ただ、社会科等で学習中に調べ学習で参考にしてきたwebページは,正確
 で有益な情報が載せてあるwebページのみを見せてきているので,全てのwebページには正
 しく有益な情報が記載されていると思っている児童も少なくないと思われる。
  そこで指導にあたっては,学習に活用したり自宅で楽しく見ているwebページに掲載されて
 いる情報は全てが正しいものとは限らないことを先ず指導していきたい。家庭でのインター
 ネット接続率が上がってきている現在,自宅から様々なwebぺージにアクセスし,偽り情報
 や不利益な情報を見る機会は少なくないと考えられるからである。インターネットの社会も,
 実社会と同様に善良な市民に混じって,悪意を持つ人がいるということを自覚させたい。そし
 て,webページに載っている危険な情報から自分を守る必要があることを指導していきたい。
 子どもたちが真偽が疑わしい情報をすぐに信じないで疑ってかかるようにしたり,危険な情報
 に遭遇した場合には,周りの大人(教師や保護者)に相談し,対応できるようにしていきたい。 
 
 注1:webページ
  一般に「ホームページ」という用語がよく用いられるが、正確にはwwwサーバーに接続した
 時に最初に表示されるものをホームページといい、その他全体のページをwebページと称す
 る。
 
 注2:電子掲示板(BBS)
  利用者の意見や質問,あるいはそれに対する返事や回答などをネットワーク上で掲示する
  仕組み。通常誰でも,これらの意見交換を見ることができる。
 
 注3:チャット
複数人によリ,インターネットにつないだまま,キーボードからメッセージを入力して瞬時に
   送信し、文字で会話をすること。
 
 注4:電子メール
 コンピュータで作成した文章を,ネットワークを通して別のコンピュータに届ける仕組み。
   この文章には画像や音楽データなども添付することができる。単にメールといえば電子メール
   のことを言う。
 
 参考文献:教室がインターネットにつながる日(深田昭三・玉井基宏・染岡慎一編著)
        北大路書房刊 
 
4 単元の目標
 ・webページの情報がすべてが正しいと判断することは危険であることを知る。
 ・自分にとって必要のない情報や危険な情報に対して,疑ってかかったり避けようとする態度
  を身につける。
 
5 視聴覚機器活用の目的
 ・模擬インターネットのwebページを児童に見せるために,各端末に偽り情報のweb・アンケ
  ートweb・18歳未満禁止web・悪口webなどを予め転送しておく。
 ・プロジェクタを活用して,用意したwebページがマシンがない席の児童からもよく見え
  るように提示し,児童の考えをより具体化させる。
 
6 評価規準
 ・webページの情報には正しい情報だけとは限らないことを知ることができたか。(ア)
 ・webページの情報を利用するときの問題点を考えることができたか。(イ)
 ・疑わしいページや必要のない情報が載っているページにアクセスしたときの対処方法を考え
  ることができたか。(ウ)

7 指導計画  合計2時間
     webページの情報について考えよう
 ・webページの情報が全て正しいとは限らないことを知る。(1/2本時)
 ・webページの情報を利用する時に注意しなければならないことを考える。(1/2本時)
 ・情報が疑わしいページや必要のない情報をが載っているwebページにアクセスした時の
  対処方法を考える。(2/2)
 ・自らの発信する時の情報の取り扱い方を考える。(2/2)
 
8 本時の目標
 (1)webページの情報には有益な情報だけとは限らないことを知る。
 (2)webページの情報を利用する時に注意しなければならないことを考える。
 
 
9 本時の展開
    学 習 活 動  *教師の支援 ・評価 視聴覚機器・準備物
1webページの便利なところ を考える。


2 本時の学習内容を知る。
 
*これまでの調べ学習等で活用してきたwebページ利用で便利だったことを思い出すことができるようにする。

 





 


 

webページののっている情報について考えよう
 


 
3 教材用webページを見る。
 ・アンケート調査(個人情報  集め)
 ・偽り情報
 ・メル友募集
 ・18歳未満禁止ページ 

4 教材用webページを見て, 感じたことや気をつけなけれ ばならないと思うことを話し 合い,ワークシートに記入す し,発表する。





5webページの情報を利用す る時に,注意することを話し 合う。




6 発表する。
 webページ情報の信憑性につ いて全てが正しいとは限らな いことを事実として知る。



7 次時の予告
*予め教材用のwebページをオフラインで子どもたちがすぐに見ることができるようにしておく。




*教材用webページを見て班で話し 合い率直な感想を書かせてから, 発表させるようにする。
*webページの情報が全て正しいも のだとは言えないこと実感しやす いように資料提示等をする。
・webページの情報がすべて正しい とは限らないということを知った か。(ア)

*教材用webページを元に,班で話 しあわせてから発表させるように する。
・webページの情報を利用する時には 注意しなければならないことを考 えているか。(イ)


*疑わしいwebページにアクセスし た時の対処の仕方についてもアド バイスする。



 
・ノートパソコン
・教材用webページ





・ワークシート


・資料をプロジェクタ で提示