当院のご紹介

今回、当院にて使用しているリハビリ機器や骨密度測定装置をご紹介致します。
 60歳以上や閉経後の女性に多い、腰痛や骨折の原因となる『骨粗鬆症』の診断に使用するのが骨密度測定装置です。装置は、世界中で使用されている米国ホロジック社の“Explorer”を使用しており、非常に短時間で正確に測定することが可能です。

測定部位は手や足のかかとが一般的ですが、当院ではより重要で骨折すると入院や手術が必要になる『腰椎』、『股関節』で行っております。ご自分の骨を一度調べてみましょう

               


 超音波検査も当院では行っています。以下のような機器を使用しますが、超音波を用いて人体内部の状態を画像化し診察していきます。特徴として、軟部組織の情報は他の検査に比べて圧倒的に良い解像度をもっており、「ミリ」単位での観察が可能です。アキレス腱の断裂の有無、ガングリオンや脂肪腫等の皮下腫瘤の診断に活用しています。検査は、プローブと言われる器具を人体にあてるだけで画像が得られるため、痛みもほとんどありません。また、人体に対する影響は無いのも特徴です。


 一般的な骨折治療は、整復、固定後に骨が自然に修復されるのを待つというものですが、最近では超音波が骨の癒合を促進することがわかり、治療器として応用されるようになりました。1日20分の治療で前腕の骨の場合約37日、すねの骨で約58日、骨が癒合するまでの日数が短縮したという報告もあります。また、骨折部のずれが大きい場合や、周辺の筋肉や靱帯が損傷している場合、高齢者や喫煙者等は治癒に掛かる期間が一般的な骨折比べて長引く傾向があります。難治化のリスクが高い骨折にも非常に有効です。以下の機器を使用していきます。


当院では下肢の骨折の初期治療を含めてリハビリテーションを行っておりますが、そのときに使用するのが平行棒です。画像の体重計や鏡を併せて使いながら行っていきます。

                             


骨折をすると、ある程度の期間は患部を固定しなければなりません。しかし固定したことによって,その患部の筋肉をほとんど動かすことができなくなってしまいます。筋肉は廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)といって,動かさないとどんどん筋肉が細くなり力が出せない,また固くなり伸びにくくなる,無理をして動かそうとすると痛みを感じるといった状況になっていきます。
筋・腱といった軟部組織(なんぶそしき)は,温度が上昇すると伸びやすくなる性質を持っています。
そのため,筋・腱の温度を上昇させ,伸び易くさせ,その状態のまま水中で抵抗を利用しながら運動を行うことで筋肉を鍛えて,筋力を向上するのです。

そのときに使用するのが、水治療装置とパラフィン浴治療装置です。どちらも温熱療法で、関節を温め血行を向上させ、炎症や痛み、こわばりを抑制します。そのため、リウマチのリハビリにも使用されます。
下の装置は実際に使用する水治療装置です。

          


当院で一番患者様からの評判が良いリハビリ機器の紹介をします。下の写真にあります、ウォーターベットです。
腰痛等の治療に使用しますが、ベットに寝るだけで、頭から足先までの全身をマッサージしコリや痛みを解消してくれます。
背中の曲がった方でも使用でき好評です。
当院では新たに2台導入し、合計4台も稼働しており、待ち時間も少なく利用できます。

           


当院でも、変形性股関節症、人工関節置換術後、股関節周囲骨折後のリハビリや股関節周囲の筋力向上を目的として下記の機器を使用して、
股関節の外転運動、屈曲運動がが行われています。
これにより、立位と歩行が安定し、転倒することを予防します。

             

中年以降の方で肩関節の痛みを伴う肩関節周囲炎(五十肩)や肩関節周囲骨折後の拘縮のため、日常生活動作(更衣、洗髪等)に支障をきたすことがあります。
その拘縮の治療に以下の機器を使用していきます。
下の図の左から順に、肩関節の運動に必要な挙上(左の図)、外転(真ん中の図)、回転運動(屈曲、伸展)(右の図)を行っていきます。

          

※当院のスタッフは、20代〜40代が中心で、明るい雰囲気の中で行っています。一度ご見学に来られてみてください。