平成21年 8月 18日

 今年の梅雨は例年とは異なった雨の降り方でしたが、梅雨明け後も雨の降る日がときどきあり、今年は最も天候の安定する梅雨明けの10日間ではないようです。
 今年のお盆も過ぎ、朝夕何となく涼風を感じるころとなりました。今日も気温はそれほど下がりませんが、相対湿度は75%くらいに下がっており、これが涼を呼ぶのでしょうね。
 第45回総選挙が今日公示され、12日間の選挙運動がはじまりました。総選挙後、自民党あるいは民主党を中心とした政党集団が日本の政治を担うことになると思いますが、昭和40年代のある時期いわれた「1億総中流」の社会を再現してほしいですね。生活保護所帯をなくすることが、日本人に共通した願いです。そのためには国民は増税という苦い薬を飲むのことも必要なのではないでしょうか。
 右向き三角印をクリックすると演奏が始まります。曲はイバノビッチの「ドナウ川のさざなみ」です。
梅雨明け
 通常梅雨明けは宇部の花火大会の7月20日前後であるのに今年は8月になってもその気配がない。朝夕の気温は30度を切っている。原因は今年の太平洋高気圧の張り出しが弱く、北の冷たいシベリア高気圧の方が優勢であるためといわれているが、自然というのはときどき気まぐれな動きをするようである。
 五六年前にも冷夏の年があったが、この年は二三日ヒグラシが鳴き、心を慰められた。今年も比較的気温の低い梅雨のためか、夕闇の迫る頃ともなると毎日涼しげな鳴き声を聞かせてくれる。鳴き始めた頃は何となくぎこちなかったのが、8月に入ってからは毎日カナカナカナカナと実に優雅に鳴く。
 ヒグラシに較べ日中並外れた大きな声で鳴き騒ぐハルセミには全く情緒がない。遠くで鳴いているときは仕方がないかとも思うが、自宅の庭で耳をつんざく大きな声で鳴き騒ぐハルセミの声は全く腹立たしい。テレビやラジオの音声が聞き取れなくなるのである。
 ハルセミは比較的高温を好むようで、日本でもその生息地域は、地球温暖化の影響で、次第に北上しつつある。戦前、私の育った滋賀県ではハルセミは稀少品種であったのが、昭和50年台の半ば、久しぶりに郷里を訪ねたところ在来品種のアブラゼミの鳴き声は全く聞こえず、ハルセミ一色になっていた。アブラゼミも鳴いていたのかもしれないが、一段と大きなハルセミの鳴き声にかき消されていたのであろう。(8月1日記)

国債問題が国の破綻を招く(New!)
 安倍 福田 麻生と3代のわたって国民の意思を問うことなく政権をたらいまわしにしてきた自由民主党、ついに衆議院議員の任期切れを目前にして、麻生総理は解散を決断した。早期解散を主張してきた野党をかわし、「政局か政策か」と問いつづけてきた麻生総理も1年近く、首相の座にあって政権を維持してきたのだからそろそろ解散に持ち込んでも問題はなく、麻生さんには情勢不利の中、ご苦労さんといいたい。
 今までの衆議員選挙は自民党の信任を問うものであったのが今回はどうやら政権選択の選挙となりそうである。自民党か民主党かの構図は米国の共和党か民主党のそれとよく似たものであり、自民党と共産党のような政策がまるで180度異なる政権の選択ではないので、どちらが政権の座に座っても社会制度に大変動が起こるわけもなく、自民、民主の党員に緊張感ができて、政治はよくなるとの期待が持てるかもしれない。
 選挙にあたり、自民、民主はそれぞれにマニフェストなるものを出して、選挙民に訴えている。しかし、とめどもなく膨張しつづける国債発行残高は現在860兆円(国民1人あたり700万円のツケ)に達していることには、両党ともノーコメントである。小泉政権時代には2010年までにプライマリバランスを達成し、以後は国債発行残高を逐次減らしてゆくという計画を立てたが、麻生政権の今年度の予算では100年に一度の金融不況とかで、政治はプライマリバランスのプの字も言わない。経済不況の建て直し最優先で、国債を大増発して何ら臆することなく、後世へのツケを増やしつづけている。
 民主党も予算の無駄遣いを徹底的に洗い出し、子育て支援や農家への所得補償などに財源を回すといっているが、国債残高の縮減については全く触れていない。
 わが国の歴代政権は次世代への借金の付回しについては全く適切な政策を立てず、少々借金を増やしても、政権を獲得することばかりに関心があり、政治家には借金を増やしたまま、次の政権へ政治を引き継ぐことしか知恵はないのであろうか。(8月18日記)