測定は身長、体重、垂直跳び、片足跳び、利き手、利き足などです。
調査の目的はジャンプ力に関係している因子をさがすことです。
対象は高校生、854人(男生徒 366人、女生徒 488人)。
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男生徒 女生徒
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身長 169cm 157cm
体重 60kg 51kg
垂直跳び 62cm(31−82) 44cm(27−67)
右片足跳び 41cm(21−61) 29cm(10−61)
左片足跳び 40cm(16−58) 29cm(15−48)
利き手 右 364人 460人
左 20人 28人
利き足 右 193人 253人
左 141人 180人
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今回の調査で利き手、利き足が問題になりました。手の方はわかりやすかつたようですが、足のほうは迷つたようです。右足と思つている人は、214人でそのうち測定で右の方がジャンプ力があつた人は、193人でした。
そのうち右足と思つて右足の強い人は144人、左と思つて右の強い人は49人でした。左足は、152人中141人でした。そのうち右と思つて左の人は49人、左と思つて左の人は92人でした。10%の人が自分の思つているのと異なつていました。
(右=左の人、32人)
1)
垂直跳びをみると 男生徒cm 生徒 身長 体重 右片足 左片足 両−片
40 以下 4 164 58 24 26 8
40−49 11 165 61 32 32 11
50−59 123 168 59 38 37 17
60−69 173 169 60 42 41 20
70−79 54 172 62 47 46 24
80 以上 2 170 62 54 52 27
女生徒
35 以下 20 154 50 22 22 8
35−39 86 155 51 26 25 11
40−44 170 157 52 28 27 13
45−49 137 157 50 31 31 14
50−54 55 158 51 34 32 16
55−59 14 159 50 39 39 16
60 以上 6 160 53 40 38 21
両−片 は垂直跳び(cm)から片足跳び(cm)のジャンプ力のあるほうをひいたものです。この推移をみると、片足跳びの伸びより両足跳びの方が伸び率は大きいといえます。
上表のように垂直跳びで高く跳べるものをみると、身長の高い方が良く体重の関与はうすかつた。
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2)身長の高いと低い生徒との比較をしてみると
身長 生徒 体重 垂跳 右片 左片 両−片
人 kg cm cm cm cm
男生徒160cm以下 12 50 54 36 36 16
180cm以上 14 74 63 43 43 19
女生徒145cm以下 8 44 41
25 25 14
165cm以上 29 55 48 31 32 14
身長から見ると20cmの差で7−9cm平均高くとんでいる。片足も7cm程度高い 。しかし両側ひく片足での差はなかつた。と言うことは片足跳びも両足跳びも身長の伸びとともにのびていると言えます。
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3)体重から見ると 生徒 身長 垂跳 右片 左片
両−片
人 cm cm cm cm cm
男生徒 50kg以下 25 163 58 39 39 17
80kg以上 16 174 61 44 40 17
女生徒 42kg以下 12 150 39
27 25 14
65kg以上 15 159 41 27 26 13
この様に体重の多い少ないで生徒のジャンプ力を比べて見ると体重のみではジャンプ力に影響を与えていないと言えます。
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4) 身長と体重との組み合わせをみると
身長と体重の平均を考慮してブロツクに分けて見ました。
男生徒
身長 体重 生徒 垂跳び 右片 左片 両ー片
cm kg 人 cm cm cm cm
175以上 65以上 23 64 44 43 20
175以上 55以下 26 60 40 40 21
160以下 55以下 67 60 39 39 18
160以下 65以上 5 54 42 38 12
上の数値は左より垂直跳び、右片側跳び、左片足跳び、両−片跳びの
平均です。
このように身長160cm以下、体重65kg以上で人数は5人と少ないが
こういうタイプがジャンプ力に一番影響をうけるようです。
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5) 片足ジャンプ力
男生徒 生徒 身長 体重 垂跳び 右片 左片 両−片
右片足
cm 人 cm kg cm cm cm cm
50以上 25 172 63 71 53 47 18
30以下 13 165 56 47 27 31 15
左片足
50以上 30 171 61 70 47 53 16
30以下 17 165 61 49 32 26 16
女生徒
右片足
40以上 18 161 53 55 42 38 13
20以下 15 153 49 37 17 19 17
左片足
40以上 16 161 51 54 39 42 12
20以下 28 154 51 37 22 17 15
以上片足ジャンプでは左右差はなかつた。
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6) 左右の違いの大小での差について。
生徒 身長 体重 垂跳び
人 cm kg cm
右−左 6以上 60 168 61 63
2or1 109 165 58 56
左−右 6以上 41 167 56 62
2or1 89 164 56 54
右=左 30 169 60 60
左右差の少ない生徒より、左右差 のある生徒の方がジャンプ力はある。
がしかし左右同じ生徒と比べると差はない。
右片 左片
cm cm
両−片 32以上 6 170 57 71 38 37
5以下 5 172 68 45 39 42
両側跳び引く片足跳びをみると、人数はすくないが差があるほうが体重が少なく、垂直跳びは高く跳んでいる。片足ずつをみると差はない。
この32cm以上の6人のうち4人は右足が利き足で、5cm以下の5人のうち4人は左足が利き足だつた。
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7) 利き手と利き足との関係
男生徒 身長 体重 垂跳び 右片 左片 両−片
利き手 利き足 人 cm kg cm cm cm cm
右 右 184 169 60 63 43 38 20
右 左 132 169 59 62 39 43 18
左 右 9 171 61 64 44 40 19
左 左 9 168 56 54 33 39 16
女生徒
右 右 233 157 51 44 31 27 13
右 左 166 157 51 44 28 31 13
左 右 10 155 49 42 30 27 13
左 左 14 158 51 42 27 30 12
女生徒では利き手と利き足との関連はなかつたが
男生徒の左手と左足の利きの生徒はジャンプ力は悪かつた。
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今回の調査では検定までしていませんのでどの程度まで数値を信頼していいかわからない面もありますがある程度の傾向は言えると思います。
ジャンプ力を考えるとやはり身長が高くなくてはいけないようです。単純には身長が高くても低くてもジャンプ力は変わらないと思つていましたが意外でした。
それと体重にはあまり影響を受けていないというのも不思議でしたが要は身体全体のバランスが一番なのでしょう。筋肉の繊維そのものの働きや筋肉の長さ(筋の短縮速度は筋長に比例し筋長は体肢長に比例するので体肢の長い人は最大速度は大きい)、それにア−ムとして骨の長さも関係があるのだとおもいます。
片足でよく跳ぶ生徒は両側跳び(垂直跳び)−片足跳び(垂直跳びから左右どちらか高
く跳んだ片足跳びを引いた値。)での差はなく、両−片で差がある人は片足跳びで差はなかつた。しかしいずれも(片足跳びでも両足とびでも)よく跳んでいる生徒は垂直跳
びは高い。
こうしてジャンプ力を見てきますとなんだか良くわからなくなつてきたところもあります。これらを見て皆さん方がどのように感じられたかを教えていただけたら幸いです。
いろいろな見方があるかと思います。
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まとめ