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そのために無理をすると肘痛を起こすばかりでなく変形を起こす事もあります。つぎでそれらを見ていきましょう。
上のレントゲン写真と同様の状態での肘関節正面ですがまだ骨核が形成されていません。この状態で無理をすると肘の動きはすぐに悪くなります。動きが悪くなっても安静が保てるならば元の状態に完全に戻ります。しかし動きの悪い状態で無理をしたり、右のレントゲン写真のように骨がある程度完成された状態で無理を重ねると腱の付着部で骨が剥がれる事があります(向かって右側の方にうすい陰影が剥離した骨です)。こうなると肘関節の動きは悪くなり、野球どころではなく腕を使用するスポーツ全てが困難となります。
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このレントゲン写真は右肘を正面から見たところ。上の写真と異なり向かって左の外則に注目してください。このような変化は高校生ぐらいになり変化球を投げ始めたころに問題となる変化です。
周辺部は白っぽく堤防状となっています。その内則は外則と隔絶された状態で栄養障害のようになり剥がれます(貼ってあるタイルの接着剤がだめになり、剥がれるのを想像してください)。このように関節内に剥がれ落ちたものは関節内を移動する事があり、この物を’関節ねずみ’(関節遊離体)とよびます。関節内は栄養状態はよく、関節ねずみは成長し大きくなることがあります。そうなると関節内で引っかかり、ロッキングを起こす事があり手術が必要になります。同じような事は膝関節でも起こります。