骨の成長その1
骨の成長(長軸ー長さの成長)には骨の形態により成長の仕方が異なります。成長線(骨端線)で骨の長さの成長が起こります。以下の図示はわかりやすくするために大まかに書いてあります。
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指の関節のように長い骨の先端の成長
A:関節包B:骨端線(成長線)
C:骨核
D:関節腔
この様に骨の成長過程では大人の骨と違い骨端線という部位がありここが骨の成熟する源です。これがあるかないかで成長状況がわかります。それゆえにこの部は非常に弱い部位といえます。指の外傷で多いのですがこの部位で骨折が起こった場合外見上は脱臼のように見えます。これは大人にはない骨端線離開という特殊な骨折です。指の他では足関節にも多く見られます。
- 腸骨のように平らな骨
A:骨核 B:骨端線
C:腸骨
腸骨を正面から見た図
腸骨の成長過程の模式図です。腰の後ろから横までこのようになつています。後ろはこの筋肉の付着部の負担により腰痛の原因になりますし横では下肢に伸びる筋肉や腱の付着部になっているのでランニングなどの負担のため痛みが出る事があります。また腸骨や坐骨では短距離走のようにダッシュしたりボールを全力で蹴ったりした時に筋腱付着部で剥離骨折を起こす事があります。
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腫骨(かかとの骨)のように立体形の骨の成長
A:骨端線 B:骨核
C:腫骨
かかとを横から見た図
この部はスポーツ少年団に多く見られる痛みです。骨が弱いばかりでなく靴や体育館の床などの刺激や腫骨の上1/3の部にアキレスケンが、足の裏の部位には足底筋腱の付着部があり飛んだり跳ねたり走ったりで負担がきます。しかしこの部位の骨変化はなく全く心配はありません。
これら全てを総称して骨端症とよび、成長痛の原因になる部位なのです。
今度は上記とは異なる成長で障害に関して最も重要です。ぜひ違いを見てください。
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