歩数に関しては下肢の疲労骨折や骨膜炎の原因および予防を考えるうえで何かヒントにならなかと思い歩数の調査をしました。
練習時に万歩計を装着して一人で1〜2週の練習期間を通して毎日チェックしてもらいました。練習時間、歩数は各々の平均です。症例数にばらつきがあるのが今後の課題です。また障害あり(部位に関係なく何処かに痛みのある時)と障害なしとの比較もしました。障害のため極端に歩数の少ない例、平均歩数50以下3症例は除外しました。
症例ー男性、11才〜22才、16人96症例
女性、11才〜20才、 7人84症例
男性 1分間平均歩数50以上を対象
| 症例数 | 練習時間 分 | 歩数 | 平均歩数/分 | |
| 12才 以下 | 20 | 28 | 2931 | 105 |
| 13〜15才 | 3 | 120 | 8000 | 67 |
| 16〜18才 | 24 | 105 | 10858 | 103 |
| 19才 以上 | 32 | 126 | 24329 | 193 |
女性
| 症例数 | 練習時間 分 | 歩数 | 平均歩数/分 | |
| 12才 以下 | 12 | 30 | 3277 | 109 |
| 13〜15才 | 12 | 99 | 8253 | 83 |
| 16〜18才 | 31 | 115 | 23022 | 200 |
| 19才 以上 | 28 | 89 | 22375 | 193 |
高校生以上 障害時とない時の比較 1分間平均歩数40以下は除外
| 障害あり | 障害なし | ||||||||
| 年齢 | 症例数 | 時間 | 歩数 | 平均 | 症例数 | 時間 | 歩数 | 平均 | |
| 男性 | 15以上 | 35 | 120 | 15178 | 126 | 21 | 113 | 24186 | 214 |
| 14以下 | 36 | 51 | 4778 | 93 | 5 | 84 | 5838 | 70 | |
| 女性 | 15以上 | 47 | 95 | 21878 | 230 | 12 | 133 | 25990 | 195 |
| 14以下 | 24 | 64 | 5765 | 90 | 1 | 90 | 2691 | 29 | |
まとめ
結果をみて非常に興味があったのは男性、女性ともに13才〜15才で1分間の平均歩数が一番少ないことでした。単純に考えると小学生は足が短く、早く走るには歩幅を小さくピッチ走方となり、中学時代では身長が伸び足は長くなり自然にスライド走方になるために歩幅は長くなり歩数は減る、のではないかと考えます。そして筋力がついてくると高校生以上では歩数は多くなるということは短時間に蹴る回数が増えるといえます。
身長(骨や筋繊維の長さ)や筋力(筋繊維)に関係があるのでしょうがよくわかりません。おもしろいところです。
どなたかこの歩数に関して研究されている方がいらっしゃったら教えていだだけないでしょうか。またピッチ、スライド走行はどの年代で決まっていくのか?自然なのか教え方なのか?ご存じの方はぜひ教えてください。
同志社大学、田附先生いろいろ教えていだだきありがとうございました。