ペナン旅行記('02.7月)

写真は後日追加掲載予定です。

この度の家族旅行は、少し場所を変えてマレーシアのペナンにしました。もう一度バリへ行っても良かったのですが、少し調べてみるとペナンの方が若干安めです。バリは直行で捨てがたいのですが、乗り継ぎに初挑戦することにしました。

 連休前より資料を集め、JTBでお願いしていたのですが、5月半ばに日本旅行のほうが、朝食付で条件も良く変更しました。我が家の希望としては、なるべく早く現地に到着すること、コネクティングルームが取れることがポイントです。10日ほど前に日程表も届き、週末に最後の準備をと思っていましたが、パンフレットと日程表の往路の旅程が若干異なっていました。航空会社はシンガポール航空かJALの指定が追加料金できたのですが、少しでも安く行きたい私たちは当然指定しません。予定の旅程は、シンガポール経由でペナンへ行くことになっていましたが、日程表では、JAL721便でクアラルンプール経由でペナンへ行くことになっています。しかし少し調べてみると、このJAL721便はシンガポール経由でクアラルンプールへ行く便で、そうなるとホテルへ着くのが23時を過ぎてしまいます。日本と時差が1時間あることを考えると寝るのは日が変わってしまい、幼稚園児のいる私たちには少しきつい旅程になります。パンフレットはどう見てもシンガポール経由でペナンへ入るとの記載しかなく、一応代理店へ事情を聞いてみることにしました。するとシンガポール−ペナン間はシンガポール航空を使うことになっており、その便が取れなかったのだろうとのことです。もしシンガポール航空指定としていたら取れたかもしれないと聞くと、そうであれば若干の追加を払っても早く現地に着くほうを選択したのにと残念です。シンガポールからペナンへ飛べる他の航空会社(マレーシア航空など)を探してもらったり、いっそのこと直接クアラルンプールへ入ってペナンへ行く便も当たってもらいましたが、どうも無理なようで、この行程で行くしかなさそうです。ホテルはShangri-La Golden Sands Resortです。いろいろ事前に調べましたが、結果的に満足できるものでした。

 準備も整い、明日出発となって旅行代理店より、予定のJAL721便が機体整備のためすでに1時間50分遅れる予定と連絡があり、そうなるとクアラルンプールへの到着時間の遅れから乗り継ぎに間に合わない、そこでJAL623便でバンコクに入ってもらい、そこからペナンへタイ航空429便で行くように変更させてください、とのことでした。集合時間は変わらないようです。経由地が1カ所になったのはよいのですが、バンコクで4時間ほどの待ち時間があり、結局ホテルに着くのは現地時間23時過ぎになりそうです。

 

いよいよ出発

7/20(第1日)

最近私たちは関空へ行くのに神戸のポートアイランドへ車をおいてKJETで海路より入るのですが、今年の2月に運行中止となったようです。確かその頃、高速船の一艇が航行中に水中翼が折れ浸水するという事故があったようです。このとき岸和田のほうへ緊急寄港したような記憶があります。でも修理して再開するんだろうと思っていたのですが・・・。採算が取れないんですかねえ。私たちにはとても便利だったのですが。そこでJRを利用して関空へ入ることにしました。いろいろ値段にうるさい私たちは関空までの運賃を検討していると不思議な現象を発見。倉敷から関空まで新幹線とはるかを利用して切符を購入するのと、岡山から同様に関空までの切符を購入したときの差額は、倉敷―岡山間の乗車券以上に差があります、といっても数十円ですが。そこで分けて購入することにしました。またなるべく手荷物を減らしたいので、スーツケースをひとつ宅急便で送りました(2310円)。2日前に自宅に受け取りに来てくれて便利です。

 朝5時半には起きて、ベランダの植木や花に水をたっぷりやって、水を入れたペットボトルを逆さにして1週間頑張ってねと鉢に挿します。7:01発の在来線に倉敷駅から乗り、岡山駅で7:24発のひかりで新大阪へ向かいます。ここで途中のコンビニで買っておいたおにぎりやパンで朝食です。8:31に新大阪へつき、8:46のはるかに乗ります。はるかは指定席3席を確保していたのですが、自由席に少し余裕を持って座ろうかなと不埒なことを考えていたら、返って指定席のほうが席ががらがらで空いてる席も使っちゃいました。9:33に関空へ到着。宅急便カウンターへ向かいます。初めての利用でしたので少し不安でしたが、ちゃんとありました、スーツケース。次に団体受付カウンターへ向かいます。この度から、関空使用税の支払い方が変わったらしく、ここでまとめて支払います。これまでのような小さなカードも必要ないようです。

 急に飛行機が変わりましたが、JAL763便といってもタイ航空との共同運行で機体はタイ航空です。結構空いていましたねえ。家族5人が、窓側3列とその内側の2列でしたが、一列前の窓側3列が空いていたので、そこへ移動しました。元の内側の4列はだれもいない状態です。11:45ほぼ定刻に出発。昼食と映画を2本見て、バンコクに到着ほぼ定刻の15:35(時差-2)。乗り継ぎのためにTransferDeskを探さなければならないのですが、これには1と2があるようです。1はタイ航空用、2はその他の航空会社用です。案内標識「TransferDesk」に従って歩いていると、2はあるのですが1は見あたりません。そこで尋ねるとどうも全く反対側のようです。標識がないと解りませんね。手続きの時に食事のことを尋ねると、ディナーが出るとのこと。関空で尋ねたときは、軽食なのでお菓子程度との話でしたが、それではとチャイルドミールを2つリクエストしました。なければここで夕食をとらなくてはと思っていたのですがラッキーでした。しかし出発の19:30まで4時間あまりの待ち時間は長いです。本を読んだりあやとりしたり、人通りのあまりない場所で走り回ったりして時間をつぶしました。TG429便はほぼ定刻通り出発。ちゃんとした機内食も出てペナン着22:15(時差バンコクと+1)くらいでした。飛行時間は2時間無いので慌ただしい食事でしたが、他で食事をする費用と時間を考えたらしかたないですね。マレーシア入国後、すぐのところにある空港の銀行で両替します。1万円くらいにしとこうかなあ、と思っていたのですが、前の日本人の方2名とも5万円替えています。う〜ん、と悩んでとりあえず2万円ということにしました。

 ここでペナンの両替について、空港の利率が悪いということはありません。100円=3.20RMでしたが、ホテルでも殆ど変わりませんでした。3日後にジョージタウンのコムタの周辺やBatu Ferringiの通りのお店で聞いてみたところ、3.16-3.18と決して空港やホテルよりいいというところはありませんでした。毎日レートも変わっているようで、0.1-0.2は動くようです。結局あとはホテルでのみ両替しましたが、3.19、3.16、3.19でした。バリではホテルや空港より町中の方が断然利率が良かったのですが、ペナンは少し事情が違うようです。

 両替していたため、ロビーを出るのが一番最後になってしまいました。お迎えの周さん、中国系のマレー人ですが、かなり待たせてしまいました。ホテルまで車で約40分。外は暗いので街の様子も分かりません。子供達も疲れて寝てしまいました。例のごとくオプショナルツアーの勧誘が始まります。日本でもかなり調べたパヤ島ツアーですが、インターネットでの料金と一緒でした(日本の代理店を通して支払う方法もあったのですが、割高でした)。大人230RM、子供145RMです。本当は4歳以上は料金がいるようですが、周さんから一番下はOKとのことでした。結果的にラッキーだったかな。22日に申し込みました。ホテルに着いてチェックイン。部屋は158と160のコネクティングルームです。1階ですがイギリス式のカウントなので日本でいう2階にあたります。いわゆる1階はGになります。しばらくエレベータでボタンを押すのに戸惑いました。今日はシャワーも浴びずにお休みです。でもベッドに入ったのは日本時間の1時を回っていました。

 部屋に暗証番号で使えるセーフティボックスらしき物があります。事前の情報ではホテルに「セーフティボックスあり」だったのですが、この説明書をよく見ると本当に貴重な物はフロントのセーフティボックスへ預けろとあります。一応、パスポートと多めのお金はフロントの方へ預けることにしました。結果的には部屋の方でも問題はなかったんですけどね。

 マレーシアのチップについて、事前にそのような制度はないですよ、と聞いていたのですが、やはり枕銭に1-2RM程度、ポーターさんにもその程度は渡すようです。また一部屋に付き一日2本、500mlのミネラルウォーターがついています。冷蔵庫は空っぽで好きなものを冷やせるようなシステムです。いつものようにうちの海外旅行は水筒とウーロン茶のパックを持参してますので、ミネラルウォーターで冷たいウーロン茶作りです。

 

7/21(第2日)

7時頃目が覚めましたが、まだ外は少し薄暗い感じです。地図で見てもらえば解るのですが、日本とペナンは経度差が30度以上あります。(シンガポールでさえ30度を越えています)。そう考えても2時間以上差があるはずなのですが(実際バンコクとはほぼ同経度で、日本とバンコクは2時間差、少し東にあるカンボジア、ベトナムも2時間差です)、時差は1時間と設定されています。マレーシアの中でもペナンは西に位置しているため、よけいに朝でも薄暗いです。マレーシアは、ボルネオ島の西側も含んでいるため、ある程度早めの時間設定にしているのかなとも思いますが、実際に経度15度差の代表的な都市は、マニラ、バリ等で(ちなみにジャカルタは、2時間です)、ボルネオ島の方がやや西です。マレーシアの標準時刻設定は、太陽の南中高度時間をなるべく12時にするという考えではどうやらないようです。暑い国なので、なるべく涼しいうちに活動を開始し暑い昼に休みをとろうという考えなのでしょうか、シンガポールとの経済的結びつきも強いため、シンガポールに合わせているのでしょうか。

また緯度に関して、ペナンは北緯5度程度です。この季節、太陽は北回帰線のやや南ぐらいを通るでしょうから、ペナンではあたかも南半球のように、太陽は北側に位置します。しばらくは少し考えないと東西南北が解りませんでした。またこの時期、太陽光の入射角はペナンより倉敷(北緯34度程度)の方が高いかも知れません。どおりでペナンの方が涼しくて過ごしやすいわけです。

 どうも頭が理系なせいか、自然現象を理解しないとどうも落ち着きません(^^;。少しプールサイドを散策して朝食へ向かいます。バリでもそうだったようにバイキングスタイルです。オムレツを焼いてくれるおじさんや、セルフのトースター、フルーツの山、カレーやお粥、そばがあります。回教の国だからか、中近東からの観光客も多く(ここ2-3年の傾向のようです)、使っている素材(野菜とか鳥肉などなど)も表示してあります。朝食はやはり美味しかったですね。

 今日は一日中プールで泳ぎます。4つの浮輪とビーチボールを一つ持ってきましたが、一番大きな浮輪が破れていることが判明。ゴミを持ってきたとは(^^;。プールは幼児用から3mの深さまでなだらかに続いているものと、1.3-1.5mの大人向けのプール、ジャグジー風の水流の起こるプールがあります。短いけれど滑り台もあります。プールサイドやプールからビーチへ続く芝生にビーチチェアやパラソルがあります。やはりビーチで商売をしている地元の人がいます。バリでは、絵を売ったり、三つ編みやマニキュアを勧める人が多かったですが、ここはパラセーリングやジェットスキー、乗馬です。Shangri-Laのやっているビーチセンターでもマリンスポーツの受付をしているのですが、閑散としています。それもそのはず、目の前の海でパラセーリングやジェットスキーをがんがんやられていると、カヌーを借りたり、ウインドサーフィンをしたりという状況ではありません。モンキービーチという少し離れた綺麗なビーチへボートで送迎してくれるというものもあるのですが、地元の業者がそのビーチへの送迎と途中でフィッシング、そしてモンキービーチでのBBQをセットにしたツアーを売り込んできます。まあビーチでの業者の営業にはあまりうるさく言っていないようです。パラセーリングは欧米人が何人も果敢に挑戦していました。4-5分程度の滑空ですが、かなり高く上がっています。このビーチは常に海風のようで、ビーチから離陸し、上手にビーチへ降ろしてくれます。私もビーチを歩いていると当然勧誘してきます。海外旅行保険はパラセーリングはカバーしてないし、などと気にはなりますが、見ているとどうやら安全なようです。午後に思い切って挑戦しました。ボートがロープを引っ張りはじめると同時に走りはじめ、一気に上空へ飛び立ちます。30-50mくらい上がっているかなあ、ビーチの北側に岬がありますが、その遥か上空まで上がります。眺めはいいのですが、自分とボートを繋いでいるこのロープが切れたらどうなるんだろうと少し不安がよぎります。高さが恐いというはありませんでした。無事ビーチまで帰り着きました。子供達は、スタッフの人が一緒に飛ぶけどと誘ってくれますが、こわがってだれもしませんでした。

 そのあとしばらく持ってきたサッカーボールで子供たちと遊びました。あまり本気でやっていると、ホテルの人に少し離れたところでやってくれと注意を受けました。そりゃそうだなあ、と言われた方へ行くと、空中ブランコのセットがあります。パンフレットなんかでは体験もできるそうですが、だれもやっていない。あまり人気ないんでしょうか。その奥には子供の遊び場もあり、小さなサッカーゴールもあります。しかし残念なことにスコールがやってきました。とりあえず今日のところはこれくらいでおしまいです。

 中近東からの人、特に女性はすごいです。プールサイドでも頭の先からつま先まで真っ黒な洋服を着ていて目だけしか出していません。本当に目だけです。マレーシアもイスラム教との方はもう少しラフで頭から顎の下にかけて布を巻いているだけで、顔は目だけでなく全部見えます。でも中近東の人は本当に真っ黒です。でも歩くときにちらっと足元など見えるのですが、サンダルにGパンといった服装のようです。

 夕食は、是非屋台で福建麺を食べたかったので、ホテルの外へ出てみます。夕方から少し雨が降っていたので、持ってきていた傘が役に立ちました。(でも実はホテルでも傘は貸し出してくれます。)ホテルを出て少し右の方へ歩くと、話に聞いていた長園美食中心という屋台村があります。まだ6時前で少し時間が早いのか、閑散としています。雨は小雨だったのですが、席について周りの屋台を見回していると、また雨がひどくなってきました。すると面白いことに、屋根が手動ですが、動いて広い範囲を覆うようになりました。

注文の仕方は、それぞれの屋台へ出向いてほしいものを伝え、席の位置を教えておくと、出来上がったものを持ってきてくれます。支払いはそのときでOKです。福建麺(小が3RM)、サテー(12本いりが7RM)、春巻き、それと子供たちがどうしてもということでピザ(8.9RM)を頼みました。ビールは大瓶が12RMと他の食事に比べ少し高めです。このあたりなので仕方ないのですが、野良猫がテーブルの周りをうろうろします。決して害は何もないのですが、子供たち(特にYoshi君)は気になるようで、猫のほうを気にしながら、椅子の上に正座して食べています。あまり近づいてくるとテーブルの上に上らんばかりの勢いです。食事が終わった頃、出口あたりでにくまんの屋台が始まり、ホテルへ持ち帰って食べることにしました。道には露店がたくさん出ています。どれもこれも怪しいものばかりです。Tシャツ、鞄、アクセサリー、民芸品。子供たちはサッカーのユニフォームに釘付けです。明日は、パヤ島へ出かけます。昨日も遅かったし買い物はまたにして早めに休むことにしました。

7/22(第3日)

パヤ島ツアーは7:50にロビーへ集合とのことなので、6:30には起きて準備にとりかかります。下に水着を着ておいて上着を羽織り、朝食へ。パヤ島で魚を寄せるためのパンを余分にとります。帰りにプールサイドに立ち寄り、タオルを借りました。周さんからお金はパヤ島の浮島での昼食時のビール代程度で良いので150RMもあれば十分とのことでした。(実際は缶ビール1本4RM、お土産も売っているので何か買えばもう少しかかります。うちは12RMしか使いませんでした。)準備に少し手間取りロビーへ着いたのは50分少し過ぎ。まだバスは来ていないようです。他にも日本人の家族や中近東の家族もいます。

 少ししてバスがやってきました。一組くらい乗っていたかな。GoldenSandsの次は隣のRasaSayang、そして向かいのFerringi Beech Hotel、タンジュンブンガを回って2、3のホテルで西洋人を拾って、ジョージタウンのフェリー乗り場へ向かいます。バスの中で一人一人の腕に腕輪をつけられました(この理由はあとで分かりました)。途中、ガーニードライブやコーンウォリス砦を回り、時計台のところでバスを降りました。そこからフェリー乗り場まで歩きます。日本のガイドさんみたいにツアー会社の人が旗を持ってみんなをまとめて歩くということはなく、ただ何となくみんなが自然にフェリー乗り場へ向かっている(初めてなのに)という雰囲気で、少しぼーっとしていたらきっと分からなくなってしまいそうです。ここら辺りも自己責任なのでしょうね。何とか無事にフェリーに到着。3箇所くらいに客室が分かれていますが、そのうち2つはすでに一杯で、一つだけはがら空きです。バスでやってきた人はそこへ座るようにとのことでした。通路にはスーツケースがたくさんおいてありました。どうして、と思いましたが、これもあとで分かりました。

この船着き場には私たちのランカウイコーラル社のフェリーの他に、ランカウイフェリーサービス社のフェリーもとまっていて人も乗っています。インターネットで調べたときは、安い方に頼もうと思っていたのですが、値段は全く一緒でした。私たちの船の方が先に出発しました。

 高速艇ですが、かなり揺れます。Kenzo君は少し疲れて体調が悪いのと朝食を食べ過ぎたのか少し船酔いです。船室の方はエアコンもよく効いて(肌寒く感じる人もいるかも)快適なのですが、外の空気を吸いにデッキへ上がってみることにしました。かなりスピードが出ているため風が強く、帽子をとばされそうです。はるか後ろにランカウイフェリーサービスのフェリーがついてきています。パヤ島はペナンからランカウイへ向かって高速艇で約1時間40分のところにあります。右側にマレー半島を見ながら北西に進む感じです。左側にはスマトラ島が見えるはずなのですが、かすんではっきりしませんでした。パヤ島につく頃になって、突然スコールがやってきました。大粒の雨です。海の上に雨粒の落ちたあとがはっきり見えるほどです。パヤ島の少し沖にある浮島に到着しました。ここで降りるのは腕輪をしている人だけです。つまり私たちと一緒にバス出来た人がほとんどです。どうもあとの人達はランカウイへ向かうようです。たくさんあるスーツケースもその人達のものです。パヤ島ツアーはペナン−ランカウイ間の定期航路を利用してパヤ島に寄っているようです。

 到着後、テーブルを一つ早めに確保した方がいいです。テーブルの下に篭がありますのでそこへ貴重品などを入れます。水中眼鏡とシュノーケルは各テーブルにおいてあります。ライフジャケットや足ひれが必要な人は自分で取りに行きます。日焼け止めを塗ったりして準備をしているとスコールも上がりました。浮島から海へはいるには、広い水中デッキが設置してあるため容易です。もういたるところに魚がいます。足の踏み場もないくらいです。パンで魚をおびき寄せる必要もないくらいです。試しにパンを投げ入れると空中へ飛び出さんばかりに寄ってきます。子供たちも最初は恐る恐るという感じでしたが、徐々になれて魚と泳げるようになりました。パヤ島までは100m程度でしょうか。泳いでいくことが出来ます。ビーチにはビーチチェアも設置してあります。砂もかなりきめが細かくきれいです。12:30から昼食になります(多少早まる場合もあるようです)。バイキング形式です。昼食用のテーブルもあるのですが、こちらは少し数が少なめですので、なくなれば自分のテーブルの方でとるようになります。大差はないですが、うちは運良く食事用のテーブルに座れました。

 昼からもシュノーケリングを楽しんでいましたが、どうも人が減っているようです。そういえばグラスボートがあるといっていましたので(10分間隔で出る)乗ってみることにしました。海の底にきれいな魚や珊瑚、ウニ、ナマコが見えます。それから少し右側にある桟橋の方へ連れていってくれました。ここの奥にもひとつビーチがあります。そこは鮫の赤ちゃんもいるとのこと、本当にいました。みんながビーチで泳いでいるところを鮫も一緒に泳いでいます。ここのビーチにはテーブルも設置してあり食事もできそうです。沖を見るとランカウイフェリーサービスの船が止まっています。こちらのツアーを頼むと浮島ではなく、このビーチで食事ということになるのでしょうか。海岸沿いに遊歩道がつくってありました。時間がなくて行けませんでしたが、遊歩道を通って島を散策することも可能なようです。1時間弱ここで遊んでいたところに、ガイドさんからそろそろ浮島に戻るよう促されました。浮島の更衣室で着替えることもできるのですが、タオルを水着に当てていると乾いたのでそれでOKとしました。

 ここまで来た中近東の女性は何をしているのか気になりますよねえ。私たちがシュノーケリングをしていると、黒ずくめの人達は姿がなくなりました。どうしたんだろうと思っていましたが、どうも泳いでいるようです。その人達用の少し長めの水着があるようです。しかし驚いたことに、浮島の向かい側のビーチに全身を覆った女性がいました。あの人はどうやって渡ってきたのか、いまだに不思議です。帰りのフェリーはみんな気分が悪くなることもなく全員無事でした。

 夕食はまたホテルの外に出てみます。今日は夕方のスコールもなかったせいか、露店ので足も好調です。私としては長園美食中心でも良かったのですが、もう少しきれいな店に行きたいとの家族の希望もあり少し歩いてみることにしました(スチームボードが良いという希望もあった)。露店がたくさん出ているので歩くのも苦にはなりません。Holiday Inn辺りまで歩いてステーキのThe ShipやEden Seafoodを見ましたがどうも入ろうという気になりませんでした。途中道の反対側のPopular Ferringiというレストランの客引きのおじさんにスチームボードが出来ることを確認していたので、そこで食べることにしました。どの程度頼めばよいか分からなかったので、お店の人に相談し量はまかせるとして、全員で100RMということになりました(あとはいつものようにビールです。それとミネラルウォーターとウーロン茶)。早速日本製のカセットコンロがやってきます。鍋の方はお店の方がつきっきりで食材を順に鍋に入れてくれて、各自の更に取り分けてくれます。鳥肉やカニ、野菜や麺もあって充分美味しかったです。

 帰りも例によって露店めぐりです。どうしても子供たちはサッカーユニが気になるようです。小さなサイズもあって、お土産を含めいくつか買いました。

ホテルのロビー付近の喫茶風のところで毎夜ライブ演奏をしています。結構上手で歌も上手いです。海側の部屋ならバルコニーから充分楽しむことが出来ます。うちも子供たちが寝たあとバルコニーでビールを飲みながらゆっくりしました。

7/23(第4日)

今日は自力で市内観光です。本当は効率よく名所を回ってくれるツアーの方が良かったのですが、どうしてもペナンヒルへ上がってみたかったのです。でもツアーにはどうもペナンヒルは入っていないようで、自力で行くしかありません。予定では、まずペナンヒルへ上がり、麓にあるという極楽寺へ徒歩で行きます(これが甘かった)。極楽寺から帰りはタクシーで時計台まで行き、コーンウォリス砦やその他観光名所をめぐり、歩いてコムタまで帰る計画です(結局それは無理だった)。Shangri-La系列のホテルは都合がよいことに、Batu Ferringi地区にあるRasaSayangとGolden SandsそしてジョージタウンにあるShangri-Laの間に無料シャトルバスがあります。予約制ですが空いていれば乗せてくれるようです。市内観光のためにとりあえず朝一番のシャトルバスを前日に予約しておきました(前日にしかできません。前々日に電話して断られました)。

 朝一番のバスが10:00発なので少しゆっくり出来ます。朝も遅めに朝食へ向かい、売店を眺めてロビーへ向かいます。やはり定刻より少し遅れてバスが来ます。GoldenSandsから乗る人も結構あり、RasaSayangでほぼ満員になりました。中近東から来た新婚旅行風のカップルが、どうも予約なしで乗せてもらおうとしたようですが、みんなが乗ったあと別々で良ければと、乗せてもらえていました。結局、中で別の中近東からの家族連れが席を譲ってあげていました。メデタシメデタシ。ジョージタウンのShangri-Laまで約30分ですが、希望すれば途中のタンジュンブンガのアイランドプラザやガーニードライブの辺りで降ろしてもらえるようです。ちなみにコムタはShangri-Laと3階で繋がっています。Shangri-Laへついて、とりあえずボーイさんにペナンヒルまでのタクシー代の相場を聞いてみますと12RMとのこと。早速タクシーをお願いして乗り込むと15RMだと。帰ってこなければならないので15RMと言い張ります。面倒なのでまあいいかとお願いしました。タクシーで約20分、ペナンヒルのケーブルカー乗り場に到着です。途中で遠くに見える極楽時の場所を教えてもらいました。徒歩で10分くらいだとのこと。かなり遠くに見えるけど、と少し思いました(これが事実だった)。

 チケット売場へ向かいます。料金を聞くと往復で4RM、子供は2RMです。4歳から料金がいるとのことで、合計14RM。14RM払おうとすると、ママは日本語で「Saoriはいらないよ」と大きな声で言います。ちょっとどきっとしましたが、解っているわけないけど、正直に14RM払いました。待合い室はがらんとしていますが、奥にもう一つ待合い室がありました。ここにはすでに10人少し人が待っていました。お馴染みの中近東からの観光客もいます。5分も経たないうちにケーブルカーがやってきました。車両は4つのコンパートメントに分かれておりそれぞれに扉が一つあります。下の景色が見えるように一番下のコンパートメントに入りました。椅子は少ない(一つのコンパートメントで7人くらいが座れて、あとは立ちます。一つのコンパートメントには12-15人詰め込まれます。)ので、座れない人は立つことになります。でも頂上まで一度乗り換えるので、早く降りれる人(つまり立っている人)が次に椅子を確保できます。約40分で頂上へ着きます。話によると、マラッカ海峡方面が見えるとのことでしたので、展望の良いところを探します。マレー半島側は見えるのですが、マラッカ海峡側は???しばらく歩き回りましたが、解りません。頂上にレンタサイクルがありましたので、これで走り回れば見えるポイントまで行けるんでしょうかねえ?

 ケーブルカーの発着場から少し歩いたところに屋台や売店の並んだ広場があります。ここで私は非常に食事がしたかったのですが、ママの巧みな誘導で、ペナンヒルホテルというところで昼食をとります。庭からペナンブリッジとマレー半島が見渡せる景色の良いところにレストランがあります。ここでカピタンカレー18RM(当然ご飯はなくカレーのみ)、野菜スープ9RM、トムヤンミー9RM、ビーフン8RM、計44RMです。屋台の方で食べればたぶん半額で済んでいたので私としては残念です。日本で考えれば非常に安いのですが、なぜか安くあげることに快感を感じていくんですねえ。食後もう少し歩いて、謎のマラッカ海峡ビューポイントはあきらめ、ケーブルカーで下へ降ります。降りると案の定、タクシーがいっぱい待っています。誘われますが、極楽寺まで歩けるとの言葉を信じて、歩くこととします。

 途中、ミネラルウォーター1.5l(4RM)を買い、みんなで飲みながらのハイキングです。あんなに日差しが強かったのに、突然曇ってきてぱらぱらと雨が降り出しました。しばし木陰で雨宿りです。少し強く降ったのは5分程度でしょうか。また大きな観音様の見える極楽寺を目指します。極楽寺が近くなると門前町というか、商店がたくさん並んだ辺りにたどり着きました。ここで目を引くのがたくさんのドリアン。一つ3RM程度だったかな?もっと安かったかも。でも匂いは強烈です。今から考えると一つそこで切ってもらって食べるべきだった。残念です。ホテルのエレベーター辺りには「ドリアン禁止」のマークがあり、ちょっとあきらめ気味だったんですよね。ココナッツジュースをしきりに勧めるお店がありましたが、ここもパス。これが大きな失敗だった。このお店のそばに極楽寺へあがる参道があったんです。道を外れて少し行ったところでおじさんが、参道はあっちだ、といっていたようでしたが、意に介さなかった私たちが馬鹿だった。標識もないため知らない私たちは、駐車場に通じる車道を暑い中、歩いてあがることになりました。でも子供たちは道端の草や葉っぱを採ったり、はしゃぎ回りながらよく上まで上がってくれました。極楽寺は本当にきらびやかなお寺です。高い塔へ上がるところだけ有料ですが、その他はFreeです。奥に大きな観音様が建設されていました。帰りに駐車場のところでタクシーが拾えないかと訪ねたところ、参道を降りてからでないと無理と聞かされ、「参道」があることを初めて知りがっかりです。極楽寺で「ベッカム」に会いました。寺内を見て回るポイントごとで顔を合わせ、子供たちがあまりに「ベッカム、ベッカム」というもので、とうとう一緒に写真を撮ってもらいました。

 この時点で16時くらいで、これからジョージタウン市内観光は少し無理です。シャトルバスは17:30と19:30ですので、とりあえずタクシーを拾ってShangri-Laへ戻ります(交渉して15RM)。19:30は人気があるのですぐいっぱいになるとの情報もありましたが、フロントで確認すると5人分確保できました。ホテルの3階から早速コムタへ向かいます。普通のデパートですねえ。一階にはキッチン用品なども売っています。とりあえず私は買い物用に両替しにコムタを出ました。2-3軒当たってみましたが、ホテルよりレートが悪い。必要ならShangri-Laで替えるのが一番です。

 コムタに戻ってみると、ママとKenzo君がなにやら現地の人と話しています。なんでも大学生で日本語を勉強しているとか。積極的に話しかけるところがすごいですね。欲しい物もないようなので、ホテルに戻り、17:30のバスにバスに乗れるかどうか聞いてみることにしました。でもどうもいっぱいのようです。空きが出るようなら乗せるから待ってくれといわれましたが運良くOK。バスは中近東のグループ(決して一家族ではないくらいの年齢構成と人数だと思いましたが、ひょっとして一夫多妻制だとするとありえるかも)がにぎやかです。帰りも海岸沿いの道を30-40分かけてくねくね戻りました。

 夕食はいつものように長園美食中心ですが、その前にホテル前の道の反対側へ出かけてみることにしました。最近建ったビルの1階にコンビニやマッサージなどのお店、屋台もあります。ちょっとした広場に遊園地があります。これはきたときから気になっていたのですが、結局行かずじまい。ちっぽけな観覧車もどきのものもありますが、アメリカ映画の田舎のカーニバルであるような仮設タイプです。コンビニで南の島のおみやげの定番「マカダミアナッツチョコレート」を買い込みます。おみやげはここと露店ですみそうです。今日のところはこれくらいにして、いつもの屋台村へ行きます。今日はいつもの麺類に加えてシーフードに挑戦。焼いてくれるのですが、たれはサテにつけるような少し甘みがあってちょっぴり辛い濃い味のものです。イカはまずまずの値段(5RM)でしたが、エビは少々高め(12RM)でした。味は当然イケますが。子供たちも猫にだいぶ慣れてきたみたい。他にもお客さんが多いと紛れますからね。

7/24(第5日)

丸1日遊べるのは今日が最後です。朝も少しゆっくり起きてビーチへ出ます。ホテルで一日過ごす日は、プールサイドでサンドウィッチなどで昼食は済ませます(当然ビールはついています)。ゆっくりできるのでせっかく持ってきたウクレレなんぞ、少し弾きながらのんびりと過ごします。ママは午後マッサージに出かける予定。その間、中近東の家族とうちのビーチボールでバレーをして楽しみました。子供たちもなかなかフレンドリーでうちの子供たちとそうかわらないのに英語も上手です。Kenzo君も話しかけられて少しタジタジといった感じです。遊んでいると西の方から黒い雲がやってきて、雷も聞こえます。今日も降るかなと思っていると案の定スコールがきました。ウクレレを濡らさないように部屋へ持って帰ってシャワーを浴びているとママのお帰り。お土産にするビールも1箱買い込んでいますスゴイ。

途中でビーチ沿いにRasaSayangへ出かけてみましたが、ちょっと高級な雰囲気です。GoldenSandsの方は子供たちがガヤガヤ遊んでいますが、こちらはチェアで本を読んだりバーでカクテルを楽しんだりと大人の雰囲気です。ビーチタオルもGoldesSandsが紺と白のしましま網様なのに、こちらは深緑色の落ち着いたタオル。うちにはGoldenSandsが合っていますね、やっぱり。

 部屋へ戻って少し心配なことが。テーブルになにやらホテルから手紙が来ています。どうやら明日はチェックイン・チェックアウトの客が多いため、12時までにチェックアウトして欲しいと。その代わり、ゲストルームを用意しているので出発までそこを自由に使ってくれとのことです。確か、旅行申し込み時のパンフレットではレイトチェックアウト確約だったはずなのにおかしい。ママが日本人スタッフのところへ事情を聞きに行ったところ、あの手紙は、チャックアウト前日に機械的に配られるもので、うちの場合はレイトチェックアウトOKになっているので大丈夫とのこと、一安心しました。

 夕食はまた長園美食中心。今日は残念なことにサテがお休みらしいです。肉まん屋さんも来ません。ちょっと夕方のスコールがきつかったからでしょうか。ホテルに一番近いところのサッカーユニの露店もでないようです。ここの屋台村は3回目ですが、新しい発見ってあるものです。CHAPATIと書いた屋台は何かよく解らなかったのですが、ママが果敢にも様子を見に行って、印度のパンらしく中にいろいろ挟んでもらって食べる物らしい。カレーなんかを挟んで食べてもおいしいし、砂糖入りにするとお菓子風です。最後の日にこれを発見するなんて残念。値段も2-3RMと安いです。甘いCHAPATIは持ち帰りにしてみました。

 夜を過ごすのは今日が最後ですが、露店の出店が少し少な目です。で、Holiday Innの方へ歩いてみることにしました。すると同じ様なサッカーユニの店がありますねえ。ついにそこで子供たちに負けじとブラジルユニを買ってしまいました(12RM)。しかも胸には5つ星。ニューバージョンです。イングランドも欲しかったのですが、一枚あったものをスペインユニやポルトガルユニを見ている間に、西洋人の老夫婦にとられてしまった、残念。別の店を冷やかしに行くと、子供用の充実した店がありました。どれも10-20RM程度です。いろいろ吟味して子供のはズボン付きでポルトガルとレアルマドリード、それと大人のスペインユニ。合わせて39RMでした。今日は最後なので遅くまで露店を冷やかしてホテルへ戻りました。

7/25(第6日)

今日でペナンともお別れです。ゆっくり起きてまたプールへ出かけます。隣のパラソルにはいつものように中近東からの観光客が座っています。おもしろいことに、彼らはうちが持ってきた浮き輪やビーチボールを良く借りるんですね。別に使ってないからいいけど、日本ではあまり見かけない光景では。返して、というとすぐに返してくれるからいいのですが、フレンドリーなんでしょうか。

 昼はまたビーチサイドで軽食です。帰国の準備があるので、14時には上がることにしました。シャワーを浴びて荷造りをして、帰る前にもう一度お店に行ってみることにしました。雨が降っていましたが、フロントで傘が借りれます。日本から持ってきた大きめの浮き輪が破れていたので、こちらのを買って帰ることにしました。2軒回りましたが、18-20RMくらいですね。日本は考えられない値段です。黄色い浮き輪にしました。散歩がてらにビーチの方からホテルに入ってみます。するとビーチ側のホテルのすぐそばにローカルな食堂があるではないですか!!これは残念。昼食もここへくれば良かった。

 チェックアウトも済ませ、周さんと再会です。ホテルまで40分程度かかりますが、バクテー(肉骨茶)が食べられなかったことを話すと、空港の売店でバクテーの素を探してくれました。やはり朝食べるもののようです。長園美食中心の値段を話してみると、ローカルな人たちの相場とあまり違わないことが解りました。またペナンの麺には、4種類あり、福建麺などのミー、そして雲呑麺などのもう少し細いもの、ビーフン、そしてペナン風うどん(クウェイ・ティエオ)だそうです。そういえば、長園美食中心にもペナン風うどんと書いてあるところがあったような。またしても残念。どうもこれは少し平べったくて白い麺のようです。ペナン空港の出国ゲートのところで周さんと別れ(ここでパヤ島ツアーの料金、750RM支払う)、中に入りました。ペナンからシンガポールまでは大した食事は出ないそうなので、軽食をとることにしました。するとそこにペナン風うどんがあるではないですか。味付けはいろいろあるのでしょうが、ここのは薄目の味付けで見た感じも麺の白い色がわかります。揚げそばのアンみたいな味だったような。下の二人は、パンの方がいいらしく、お菓子のようなパンとサンドウィッチを食べました。またシンガポールで乗り継ぎの間に食べるようにあげパンを少し買いました。

 飛行機に乗ると軽食と言うよりディナーに近い機内食が出ました。1時間ほどのフライトですので非常にあわただしいです。子供たちはあまり食べられませんでした。シンガポールでの乗り継ぎは2時間。時間を持てあますかなと思っていたら大間違い。チャンギ空港をなめてはいけません。とにかく広い。関空なんて比較になりません。成田よりも大きいのでは。乗り継ぎカウンターだけで6つくらいあるし、到着したターミナルと出発のターミナルが違うと地獄です。私たちがそうで、どうしてもCカウンターが見つからず(地図の通りに行ってもありそうな気配なし)、案内係の人に尋ねてようやくターミナルが違うことがわかりました。ターミナル間の移動は歩いても可能ですが、SkyTrainというシャトルが走っているくらいですから、子連れのわれわれには気の遠くなるような距離です。Cカウンターをようやく見つけてほっと一安心。周りをじっくり見ると、チャンギ空港は広いだけでなく、とてもきれい。免税店もものすごい数あるし、夜の11時近いというのにものすごい人です。往路のバンコク空港とはえらい違いだ。以前一度来たことがあるのですが、乗り換えとかでなかったので、その広さを実感できなかったんでしょう。買ってきたあげパンとミネラルウォーターで少しおなかを満たして搭乗です。JAL722便はほぼ満席に近い状態です。乗ってすぐ機内食が出ますが、子供たちはそれまで持たずにお休み。朝も5時頃、パンとジュースのサービスがあるのですが当然起きません。

7/26(第7日)

朝、6時過ぎに関空へ到着です。ペナンでいうと5時ですから眠いです。それにしても朝早いというのに日本は暑い。むっとくる感じは湿度のせいかも。私たちがいない間に梅雨が明けたのか、いわゆる日本の真夏ですね。はるかと新幹線を乗り継いで倉敷へ10時過ぎに到着しました。う〜ん、やはり日本は暑い。コンクリートとアスファルトが暑さを増している一因なのかも。

その後の話

翌日、豚肉とニンニクを買い込んで、バクテーを作ってみました。ペナンでも食べたことがないので味付けに不安はありましたが、1時間ほど煮込んで、最後に適当に塩としょうゆで味を調えたところ美味!! たっぷりいれた豚肉もあっさりしていて、話に聞く漢方臭さも気になりません。もう一度作ってご飯にかけて食べてみようっと。どこか近くでバクテーの素、売ってないかな。