Toys"R"Us,Inc.の研究ページ


    「コンセプト2000」(C-3)の展開
    「トイザラス」は、 全米に1400(Kid"R"Us/Babies"R"Usを含む)店舗をチェーン展開する 子供のライフスタイル提案店舗といえる。 商品構成の特徴は、玩具に限らず0歳〜15歳までの子供の生活に必要な 生活関連用品(スポーツ、衣料、文具等)を2万アイテムを扱う強力な カテゴリーキラーである。急成長を遂げてきた同社が創業以来初めてリストラ実施したのは25店舗の閉鎖、 2億7000万ドルの特別損失計上、上場以来初の減収となった95年の事である。 ファミリー客を取り込むために玩具売場を充実させ ロスリーダーとしてトイザラスよりはるかに安い価格(ほぼ原価)で 玩具を販売し始めたウォルマートやKマート、ターゲットのDS3社 の安売攻勢で価格競争に巻き込まれ、DS3社のシェアが29%まで 跳ね上がったのに対して同社は20%まで低下したと言われている。 これを機に同社は低価格の競争から脱却すべく新しい店舗コンセプトを 打ち出し店舗のリニュアルを開始した。 それが「コンセプト2000」という新型店舗展開 現在10%の店舗が店舗のリニューアルを終え2001年までに全店が コンセプト2000タイプになっている予定である。 同店のコンセプトは「イージー・ショッピング」+「子供にやさしい品揃え」 で什器が高く広くお目当ての商品がどこにあるのか分かりにくい点 や顧客に威圧感を与える倉庫型の商品陳列方法を修正し、アイテム数を 15000SKUから11000SKUに低減させる事で 棚を低くし、通路幅を拡大、休憩場所も設置するなどで店舗面積は2倍に拡大 した明るい店作りに取り組んでいる。 一方ウォルマートは、1998年全米玩具売上高占拠率で18,5%を上げ、トイザラスの17,5%を追いぬき 首位の座を奪取した。これに対してトイザラスは99年7月、首位を奪回すべく 知育玩具部門の強化や新タイプ店舗「C-3」(2000年末までに約700店を計画)、インターネット販売への 参入「トイザラス・ドット・コム」を計画している。 尚「C-3」タイプの国内一号店は99年4月愛知県春日井市に「高蔵寺ニュータウン店」が オープンした。

    ■トイザラスの衝撃
    販売シェア 2000年には、20%?
    91年12月に一号店を開店して以来、 96年11月初の四国出店となった松山店で51店。 今後も年間13〜14店出店し、当初予想通り2000年には、100店にする計画だ。売り場面積3000uとケタ違いの広さと豊富な品揃え、 問屋を通さないメーカー直接取引をてこにした低価格販売のパワー。 一切の業績を開示しない同社だが、業界内の情報を総合すると、97年1月期の売上高は、700億円強。 98年1月期には、1000億円に達する見込みだ。
    2001年9月現在 全国133店舗 売上高1752億円

    ■トイザラスの成長要因
    トイザラスは、カテゴリーキラーの元祖ともいうべき企業である。また、革新性という意味でも代表格である。それまでせいぜい150〜200坪程度しかなかった状況のなかで 1000坪を超える圧倒的なスペースと玩具という商品別MDに限定せずに育児をテーマに商品を再構築した。また店舗立地もテナント料のかからないRSCの外で展開したので結果として30%とほぼ半分の荒利益率で成り立つ驚異的な経営フレームをつくりあげた。

    ■ベビー用品店を展開
    トイザラスは、 ベビー用品専門店「ベビーザラス」の展開を始める。 既存の福岡県新宮町の新宮店にインショップとして出店。 売場面積約2670平方メートルのうち約940平方メートルを使用。 ターゲットは0歳から三歳児でベビー衣料から紙おむつ、ベビー用家具 、ベビーカー等を扱う。 これを実験店として位置づけ、運営方法を確立化した上で、多店舗化に 乗り出す考え。 米国ではベビーザラスは、8月現在83店舗展開されており、 すべて3000平方メートル級の単独店形式。 一つ上のエイジゾーンを押さえた「キッザラス」と合わせて またたくまに全米最大の子供衣料販売チェーンとなっている。
    日本初の単独店「ベビーザらス新浦安店」は2002年12月3日オープン。


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