Kmart Corporationの研究ページ





    KMART(USA)
    ■Kマート破産法申請

    ダイエー中内氏が最後までこだわり、日本の小売業が,目指してきたチエーンストアの見本と言われたKマートが遂に破綻を迎えた。 90年代初頭まで拡大を続けた「売れ筋拡大」「死に筋排除」のワンパターンの戦略と 対ウォルマートとの勝算のない価格競争が最悪の結果を招いた。当然低価格を提供するためには合理的経営は必須である。 しかし、顧客を見失い情報システムや物流体制の整備に遅れをとったKマートは最後まで迷路から抜け出す事はできなかった。

    2001年度売り上げ361億ドル 店舗数2.141(Big Kmart , Traditional Kmart , Super Kmart ) 70年代後半から80年代にかけては全米小売業ランク第2位と当時1位のシアーズ社を脅かす程の存在であった K-MARTは、経営効率を重視するあまり 儲からない(回転率の低い)商品を「カット」し商品全体を「絞りこんだ」事で 顧客の期待を裏切り、WAL-MARTに首位の座を奪われました。 あわててアイテムの拡大を行いましたが、フォローできない状況となり 結果として品切れ多発の坪効率の低い売り場を作ってしまったと言われています。 特に通路に平台を並べての特売品で売上げを作ると言う日本のスーパーには 耳の痛い販売方法が売場をぐちゃぐちゃにしてしまいました。 そのために荒利率25%、来店頻度はWAL-MARTの半分と言われています。 カナダでも苦戦を強いられているようで経営状況は、今後しばらく大変のようです。 (追加情報 97/06/24日経流通新聞 Kマートカナダでの事業から撤退 123店舗を1億8500万カナダドルで売却。) しかしながら現在は商品分類の明確化と計画的なフェース構成でわかりやすい売り 場になっていると思います。 リニューアル店舗が多いだけにきれいな店舗の印象があります。 以前のように通路一杯に並べられた平台がなくなって、床に引かれた赤線の中に 什器がきれいに収まってしまったからでしょうか? 日本の量販店が常に追い求めてきた元祖チェーンストアであるK-MART。 ローコストを実現するオペレーションには学ぶべき点が多いと言えます。 価格については、特に差がないとしたら、 WAL-MARTとの決定的な差は品揃えの浅さにあるのかもしれません。 系列のThe Sports Authorityと OfficeMaxも急成長している 注目業態です。


    米K-MARTの新しい方向性
    米国第二位のディスカウントストアKマートが デザイン、品揃え等実に9割以上の項目を変更し 「ビッグKマート」での展開を開始した。 消耗頻度の高い食品の品揃えの強化と 「マーサー・スチュアート・エブリデイ」の ブランド名で展開するホームファッション商品 などソフトラインの強化による既存店の改装により 99年度現在の店舗数は、1.860店舗に 達した。Kマートの取り組む変革は以下の通り
    ●信頼性の高いNBを強調した、価格・品質両面での優れた商品構成
    ●消耗頻度の高い商品と日常的なベーシック商品のミックス
    ●PBの更なる強化
    ●広告品等プローモーション商品を欠品させない
    ●競争的価格の提供
    ●楽しく買い物できる清潔で明るい、そしてサービスの行き届いた店作り
    この変革でKマートがどのように変わっていくのか注目したい。

    どうやら既存の店の看板を付け替えるところから「ビックKマート」に 転換し、生鮮を除いた家庭用品・子供用品・スナック食品 を三本柱に品揃えを考えているようである。全店2000店の大半が同タイプになる予定。 西海岸LA地区ではほぼ全店の改装が完了した模様だ。


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