「ちえこ、起きてるか? 早く風呂に入らないと冷めちゃうぞ」   僕はちえこの部屋を、ノックした。返事がない。   「ちえこ?」   僕はそっと、ドアを開けてみた。   ちえこは、ベッドの上で読みかけの本を横に置いて眠っている。   僕が、入った事にも気づいていない。   ブラウスの上の方のボタンが外れて、やけに乱れている。   立てた膝でまくれあがったスカートが、やけにエロチックだ。   妹のちえこは、兄の僕が言うのもなんだが、15才のとびっきりの美少女だ。   宮沢りえや、後藤久美子なんかめじゃない。それに、あいつらのようにすれていな  いところが可愛い。それに、僕によくなついてくれている。   この前も、僕が大学から帰ってくると、風呂上がりの乾ききっていない長い髪を揺  らして、腕に抱きついてきてくれる。パジャマ姿だから、もちろんノーブラだ。   わかってるのか、わかってないのか、胸を僕の腕にすりつけてくる。   小柄で童顔なので、服を着ていると、小学生に間違えられることもあるらしいのだ  がこれでも、高校1年生なのだ。だから、兄とはいえ、柔らかい胸を僕の腕にすりつ  けてくると、やっぱり、感じてしまう。まずいなぁと、思いつつ股間が膨らんできて  しまう。   時々、セーラー服のまま僕の部屋に来ることがあって、その時も、わざと、胸が見  えるような姿勢をとってみたり。こっちの方が、どぎまぎしてしまう。   もしかしたら、こっちの反応をみていたずらしてるのかもしれないが、僕にとって  はうれしいいたずらだった。   だから、僕が無防備な妹を見てむらっときたとしても、わかってくれるだろう。   幸い、今日は、父も母も親戚の結婚式で遅くまで帰ってこない。   僕は、後ろ手にドアをそっと閉めた。まだ、気づかない。   罪悪感が沸き上がってくる。でも、それも、好奇心と欲望によって抑え込まれてし  まった。   ちえこは今、ベッドの上でドアとは反対の壁を向いて、左足の膝を立てたまま眠っ  ている。   足の方から見ると、下着が見えるに違いない。僕はそっと近付いた。ちえこはどん  な下着をつけているのだろう。今までにも興味はあったが、兄ということで、そんな  欲望を抑えていた。それが、今になって吹き出してきたのだ。   ふと、気になって、横に置いてある本を見て驚いた。ちえこはこんな本を読んでい  たのか! それは、成人向けの文庫で僕も本屋で1,2度立ち読みしただけで、恥ず  かしくて買えないものだった。あの可愛らしいちえこが、こんなものを読んでいたと  は・・・・・。   じゃぁ、まさか、さっきまでちえこは・・・・・   「う、うん・・・・」   気づかれたか!?    しかし、気が付いた様子はなかった。ちえこの足は伸ばされ、顔はドアの方を向い  たが、また、穏やかな寝息をたてて眠っている。手は、ベッドの上に投げ出され、大  の字になったようなかっこうで、足は、開いたままだった。   よく見ると、ブラウスのほとんどのボタンは外されフロントホックのブラジャーも  ホックが外れているのがわかる。   僕は、もう、こらえきれなくなった。   ゆっくりと、ちえこに近づき、ゆっくりと、ブラウスをスカートから外した。   ブラジャーのホックが外れているせいで、形のよい胸があらわになった。ピンク色  の乳首が立っている。やはりさっきまで、していたのだ。   そっと、掌で触れてみる。柔らかい・・・・・。ふんわりと、ここちよく手に吸い  ついてくる。誰にも触られたことのない柔らかい乳房・・・・。   乳首を爪で引っかいてみる。柔らかくなりかけた乳頭が、また、堅く立ち上がって  くる。   「ん・・・・」   片手で、右の乳房を揉みながら左の乳首を舌でなめてみる。汗の味と少女のかおり  がする。   舌で、乳首のまわりをなぞるようになめる。そっと、優しく噛んでみる。   「あん・・・・・」   まずい、ちえこが起きてしまう。しかし、ここまで来たらやめられない。   もう、はちきれそうになっている。   乳首を口で吸ったり、舌で愛撫したりしながら、右手は下の方へとのびていった。   すべすべした肌、ももに手が届いた。スカートの下からそろそろと、手を入れる。   パンティを手にする。その部分はぐっしょりと濡れていた。濡れた部分パンティの  上からゆっくりと後ろから前へと指がすべる。数度行き来をした後、肉芽に触れる。  いつからここをいじるようになったのだろうか。少し成長しているようだ。   少し、強くこすってみる。   「あうぅ・・・・」   ちえこが快感に目をさました。   「おにいちゃ・・・・」   「ち、ちえこ・・・・ ごめん。そんなつもりじゃ・・・・」   「おにいちゃんのえっちぃ。やだ、あたし、こんなの・・・・」   ちえこの目には涙がうるんでいるようにも見えた。   「おにいちゃんのばかぁ」   そう言うと、僕の胸の中に飛び込んできた。突然の事に驚いた僕は床に倒れてしま  った。   「おにいちゃん。すきだ、すきだよぉ。    そんなことしなくったって、いつでも、させてあげるのに、こんなのやだ」   ちえこは泣きじゃくってる。   僕はどうしていいかわからず、ただ、ちえこを抱きしめていた。     ひとしきり、泣き終わると、うるんだ目で僕を見上げた。   「おにいちゃん。お願い、あたし、体が火照るの。責任取ってね」   そういうと、僕のモノに手をのばした。   どこで覚えたのか、服の上から上手に愛撫している。さっきの事に驚いて小さくな  っていたものがみるみる大きくなってくる。   「ちえこ・・・・」   そして、僕はちえこにキスをした。口の中に舌を入れると、初めはおっかなびっく  り、でも、いつも本で読んでいるせいかすぐに、同じように舌を絡ませてきた。その  すきに、僕はブラウスをはぎ取り、ブラジャーも外した。スカートも、パンティも。   唇を離し上から下まで、なめるように見つめた。   「きれいだよ。ちえこ」   「おにいちゃん・・・・・」   ちえこが、僕の服を脱がせてくれた。   さすがに、ブリーフを脱がすのはためらったようだった。ブリーフのしたのものを  みて目を丸くしていたが、   「これが、そうなのね・・・・」   というと、僕が止めるまもなく口に含んでしまった。   「あっ・・・・ うっ・・・」   ちえこの小さい口で、大きくなった僕のものをなめている。   僕はちえこの頭に手を置いたまま髪に指を絡ませ、ちえこの頭の上下運動に任せた  カリの部分にちえこの可愛い歯が当たって、妙に感じてしまう。   僕は前かがみになってゆっくりとちえこの背中に指をはわせていった。   雪のような肌の上を僕の指が滑って行く。こぶりだがしまったお尻を越えて僕の指  がちえこの股間へと侵入する。太股のあたりは愛液でぐっしょり濡れている。   「ちえこ・・・・・」   僕はゆっくりとちえこの頭をぼくのそれから離した。   「おにいちゃん?」   ちえこが僕の顔を怪訝そうに見上げる。   「僕だけが気持ちよくなっちゃぁ悪いだろ?」   そういって、僕はちえこをベッドの上に抱え上げ、僕が下になってちえこを上に乗  せてやった。もちろん、ちえこのおしりが僕の顔の上に来るように、だ。   ちえこのこの部分はぐっしょり濡れて、その中央部は真珠色に輝いていた。まだ、  誰にも触れられた事のないつぼみが僕を誘っていた。大人のそれのように黒ずんでも  いないし、妙に大きくなってもいない。   「さぁ、ちえこ、さっきみたいになめてごらん。ちえこもすぐに気持ちよくしてあ  げるから」   僕は、ちえこのつぼみから出る蜜を舌ですくいとった。   「あぁぁぁぁん」   悩ましげな声をたててちえこはのけぞった。   「おにいちゃん・・・・ それ、すごく気持ちいい・・・・・」   ちえこは赤く染まった顔でうっとりと僕をみた。   僕は舌で愛撫してやった。ちえこも僕のものを一生懸命なめている。   「ん、ん・・・・・」   「ちえこ・・・・ 我慢できない。でる・・・・・」   僕はちえこの口の中いっぱいに放出した。   ちえこはぼくの精子を飲み込んで、口の横から溢れたものを手ですくいながら僕を  見てにっこりわらった。   「おにいちゃん、好き! また、しようね」   僕はちえこを力いっぱい抱きしめた。   そして、僕のものが再び力強く立ち上がるのを感じていた。