Chapter 5

 

 どんどんどんどんどんどんどんどんどん!!!

 

「こらあ!あいだー!さっさと開けなさい!!」

 

 市内のとあるギャラリーの入り口で、金髪の見目麗しき女性が自動ドアをどんどんと

叩いている。側では背の高い青年が、まるで悟りを開いたお釈迦さんのような表情で彼

女の行動を見守っていた。正確には、手出しが出来なかったのかもしれないが…。それ

でもドアが壊れる前には止めるつもりでいるらしい。

 

「なんでわざわざ自動ドアのスイッチ切ってんのよ!信じらんない!!」

 

 師走の風が、彼女の髪の毛を時折ゆらす。

 しかしそれ以上に、ドアを叩くときの勢いでゆれる方が若干多い様だ。

 

「いくらばかシンジでも、これ以上北風に晒されたら風邪ひいちゃうじゃない!!あん

たの親友が肺炎にでもなったらどーすんのよ!!」

 

 なんだかわけの分からない理由で、自分の名前を出されたシンジもさすがに苦笑する。

 まあこれが、アスカらしいといえばらしいのだけれど、せめてもう少し何とかならな

いだろうかとは彼の弁。

 

「アスカ、心配してくれてるのかもしれないけど、そろそろドアを叩くのは止めた方が

いいかなー…、なんて…」

 

「何言ってんの?!あんた寒くてもう我慢できないでしょ?!」

 

シンジの取ってつけたような制止勧告に、ぱっとアスカも振り返る。瞬間、ポニーテー

ルがくるりんとまわった。

 

「いや…。別にそう寒くもないけど…?」

 

 それは事実だ。でもね…。

 

「さ・む・い・わ・よ・ね?(にっこり)」

 

「はい…。さむいっす…。」

 

 アスカがにっこり笑って念を押すときの意味は、長い付き合いのシンジには充分すぎ

るほど分かっている。昔はこの微笑みに騙されたものだが、いまはそういうわけにはい

かない。

 

 

やれやれ…、ほんとは自分が早く中に入りたいだけじゃないか…

 

 

 そっと心の中でささやかな抗議をしているシンジのことは、いまやイスカンダルまで

ほっぽって、アスカがもう一度ドアをノックしようとすると、

 

 

しゅぅぅぅぅぅぅん…

 

 

 静かなモーター音とともに自動ドアが開き、ドアを叩こうとしたアスカがそのまま前

方によろめいた。

 

「わ!」

「おっと…」

 

 幸いシンジがすぐに彼女を後ろから抱き留めたため、アスカもそのまま倒れ込むこと

は無かったが、2人してそのままヨタヨタとギャラリーの中に入ってしまった。

 前方に人の気配を感じる。

 先ず目に入ったのは、白いバスケットシューズとインディゴブルーのオーバーオール。 

 そのまま顔を上げると、そこにいたのは、

 

「いらっしゃい、アスカ、碇君。」

 

 二人を出迎えたレイは両手を腕まくりして、ご丁寧に軍手まではめている。どうやら

やる気満々らしい。

 

「やあ綾波、もう来てたんだ。早いね。」

 

 つんのめったアスカを後ろから抱きかかえたシンジがレイに挨拶をする。

 すると、

 

「ったく、どんどんどんどんうるさいなあ。綾波とはえらい違いだぜ。」

 

 奥から出て来たケンスケの腰には、キャンバス製の七つ道具袋が太いベルトで装着さ

れている。20世紀の大工さんや左官さんが使っていたようなあの代物だ。袋の中には

カッターやトンカチ、テープなどが入っていた。

 

 一方アスカは、恥ずかしさからか、早速反撃を開始した。

 

「うっさいわね!なーんでそこでレイが出てくんのよ?!ああっ!!まさかあんた鍵を

締め切ってレイに悪さしてたんじゃないでしょうね?!」

 

「な〜に馬鹿な事言ってんだ。そんなことするわけねーだろっ。第一そんな格好のまま

凄まれたって迫力なんかねーよ。」

 

「え゛?」

 

 はっと我に返ったアスカが最初に見たものは、自分の腰にしっかりとまわされたシン

ジの腕と、両手を口元に当てて必死で笑いをこらえているレイの姿。ついでにへへんと

笑うケンスケの顔だった。

 

「も、もう大丈夫だから離してよっ。」

 

 アスカは真っ赤になってシンジの腕から離れた。

 シンジも今は苦笑するしかない。

 

「はいはい。まあ、自動ドアが壊れなくてよかったよ。それより、…」

 

 アスカを開放したシンジは、改めてケンスケの方に向き直った。

 

「いよいよだな、ケンスケ…。」

 

「………ま、なんとかここまで漕ぎ着けたよ。」

 

 そう言うとケンスケは、ふたたびポケットから煙草とジッポを取り出した。

 煙草に火を付け、視線をまだ包装の解かれていないパネルへと移す。

 いかにも彼らしい仕種だ。

 二人がここまで話したとき、ふたたびドアの開放音が聞こえ、師走の風とともにまた

別の一団がギャラリーに到着した。

 

「遅うなってもうた!おう、みんな揃っとるやんか。」

 

 トウジを先頭にヒカリ、そして入り口のところで一緒になった、カナエとシンゴの4

人だ。

 

「ほら、鈴原一家の御到着よ!ヒカリ、いらっしゃい!!」

 

 早速アスカとレイがヒカリの側に駆け寄った。

 

「ははっ、鈴原一家はよかったな。」

「でも、言いえて妙だぜ。」

 

 続いてケンスケとシンジもトウジ達の所へと近づいていく。

 

「碇さん、惣流さん、綾波さん、お久しぶりです!!」

 

 シンゴも嬉しそうに挨拶をする。

 ここに、6ヶ月ぶりにみんなが再会した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんな、暮れの忙しいところを集まってくれてありがとう。感謝してるよ。」

 

 普段は少々気障なところもあるケンスケには珍しく、神妙な顔でみんなに礼を言う。

即座にトウジがケンスケの脇腹をひじで小突いた。

 

「なに言うてんねん。こんどはおまえのでびゅうやないか。」

 

「トウジの言うとおりだ、ケンスケ。なあ、高杉君。」

 

 そう言いながらシンジはシンゴの首に自分の腕を回し、彼をぐいっと引き寄せた。

 

「そうですよ、相田さん。ってぼくがこんな事言ってもいいんですか?」

 

 シンゴはシンジの顔を上目遣いに覗き込んだ。

 すると、

 

「かまうもんか。もう君もりっぱにぼくらの仲間さ。な、トウジ。」

 

「そうや。学校ではそういうわけにはいかんが、この面子の時には遠慮せんでもええ。」

 

「ほらね、ちゃんと先生の許可もでてるだろ。」

 

 シンジとトウジのやり取りの後は、ケンスケが締めくくった。

 

「ありがとよ、高杉君。これからもよろしくな!」

 

「先生…。碇さん…。相田さん…。……こちらこそっ!!」

 

 次々にシンゴの肩を叩く3バカトリオ。

 シンゴは3人にぱっと頭を下げた。しかし、そのせいでシンジたちの表情が見えなか

ったのが、彼の悲劇だった。シンジたちは瞬時に目配せをすると、

 

「それっ!これが歓迎のあいさつだっ!!」

 

  がばあ!!

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

  どかばこばちぼこ!!

 

 シンジの号令一過、シンゴは3バカトリオに手荒い歓迎を受ける羽目になった。

 

 

 

「ちょっとちょっと!なに男どもだけで完結してんのよ?!」

 

「そうや!だいたいシンゴも調子に乗り過ぎやで!一番年下のくせにっ。」

 

 両手を腰に当てて3バカトリオ+ワンを睨みつけているのは、もちろんカナエとアス

カだ。このふたり、髪の毛と瞳の色を除けば本当によく似ている…、とはヒカリの話。

とりあえずレイも、カナエちゃんもたいして変わらないんだけど、と思いながらもうん

うんと相づちを打つ。

 

「今日の目的、ちゃんと分かってんでしょうね?!」

 

 早速ヒカリがトウジの耳を引っ張り上げる。

 

「あたたたたたたた!!堪忍してぇな、イインチョー!」

 

 久しぶりの光景に一同も大爆笑。静かだったギャラリーは、にわかに騒々しくなった。

 

 

 

 

 きょう、彼らが集まったのはほかでもない。ケンスケの写真展の準備だ。

 ケンスケの知り合いが年末年始と故郷に帰省するため、正月の三が日の間、無償でギ

ャラリーを貸してくれることになったのだ。これはケンスケにとって渡りに船だった。

早速持ち前の行動力を発揮してチラシやポスターを作り、宣伝を始めた。

 

「まあ、テーマがテーマだからな、役場の福祉事務所や市内の福祉施設にもチラシを置

かせてもらったんだ。」

 

 なかには、『お正月の間に開いても、見に来てくれる人がいるのか?』と言うものも

いたが、

 

「確かにそうかもしれないけど、正月だったらこの街に帰ってきてる連中もいるしね。

そいつらにも見てほしいんだ。」

 

「そのことやったら心配すんな。わいが第壱中学校の同窓会に言うて大々的に宣伝した

るわい!!」

 

「それにミサトさんも乗り気になっちゃってさ、ネルフの広報部でも宣伝するって言っ

てたよ。」

 

 とまあ悪友達の有形無形の援助もあり、この年末を利用してギャラリーの準備をする

ことになった。しかしネルフっていったい…?

 

「で?なにから始めたらいいの?」

 

 レイと同じように、両手に軍手をはめたアスカが腕をまくりながらケンスケに言う。

 

「そうだな。じゃあまず女性陣はこのパネルの包装を解いてくれないか。包装紙は撤収

の時にもう一度使うから、ダンボール箱にたたんで仕舞っておいてほしいんだ。」

 

「Ja!それじゃあレイ、ヒカリ、カナエ、取り掛かろ!!」

 

「「「了解!」」」

 

 アスカの号令とともに女性軍は早速作業を始めた。

 

「さて、それじゃあ俺達は力仕事だ。その前に…、惣流、どれでもいいからパネルを一

枚取ってくれ。」

 

「これでいい?なにに使うの?」

 

 一番手元にあったパネルをケンスケに渡しながらアスカが尋ねると、

 

「パネルの位置を決めるのさ。」

 

 にっこりとケンスケは答えた。

 

 

 

 

 

「へえ…。部屋の中はこんなになっているんだ………。」

 

 展示室の中に入って来たシンゴは、部屋の中をぐるりと見渡した。

 まだなにも懸けられてはいないアイボリーの壁。

 無機質なパーテーション。

 壁際の天井からは、展示品を釣り下げるチェーンが垂れ下がっている。

 ここにいまから、相田ケンスケの世界を造り上げていくのである。

 まさにそれはクリエイティブな作業だ。

 

「高杉君はこういうのは初めてかい?」

 

 倉庫から脚立を運んで来たシンジが問う。

 

「ええ。なんか不思議な感じですね。ここがいまからどんなに変わっていくのか…。」

 

「ぼくも展覧会は何度か行ったことはあるけど、準備をするのは初めてなんだ。だから

実は結構今日のことは楽しみにしていたんだよ。」

 

「へえ、そうなんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは入り口近くに陣取った女性軍。パネルの包装を一枚解くたびに、品評会が行

われていた。

 

「ねえねえヒカリ。これ鈴原の練習中の写真?」

 

「あ、そうそう。このとき初めて鈴原の練習を見たの。」

 

「へー!で、どうだった?」

 

 興味津々といった感じのアスカの問いに、ヒカリが答えるのにわずかに時間があった。

 

「…いまだから言うけどね…。初め、あいつが車椅子に乗っているのを見たら、ちょっ

ぴり複雑な気持ちだったの…。」

 

「ヒカリ…。」

 

「……ごめんねアスカ。」

 

「…ううん、いいよ。…それで?」

 

「ふふ。ところがね、あの熱血バカがさぁ『どや?ヒカリ。これがわいのタイガー号や!

かっこええやろ!』なーんて偉そうに威張ってるの。それで、ホントに楽しそうにバス

ケットボールを追いかけているの。それをみていたらモヤモヤも吹っ飛んじゃった。

 だから、わたしも決めたの。あいつの選んだ道だから、わたしも精一杯応援しようっ

て。ずっとあいつについて行こうって。」

 

「うん、………そっか!」

 

「ありがとう、アスカ。」

 

 レイはカナエとともに、微笑みながらアスカたちを見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、今からパネルの位置決めをするぜ。シンジ、このパネルを持って壁際に

立ってくれ。」

 

「OK。…………これでいいかな?」

 

「トウジ、おまえはシンジの前に立ってみてくれないか。」

 

「よっしゃ。」

 

「それでな、車椅子に乗っている時の視線になるまで腰を落としてみてほしいんだ。」

 

「んーっと…、こんなもんかいな…。」

 

「その位置からパネルを見たら高さはどうだ?」

 

「……やっぱすこし高いな。見にくいわ。」

 

「だろうな。シンジ、すこしパネルを下げてみてくれないか。」

 

「了解。…………このくらいかな?どう?トウジ。」

 

「お、その高さや。そのくらいやったら車椅子に乗った人でも見やすいと思うで。」

 

「よし。シンジ、そのまま絶対に動くなよ!天井からの高さを測るからな。」

 

「わ、わかった。」

 

 

 

 

 なるほど…。車椅子の人が見やすいように、わざと低くパネルをはるんだ。普通の人

は低いと思ったら自分の視線を低く下げればいい。

 さすが相田さんだな。ちゃんとそういうことまで考えていたんだ。

 やっぱり3バカトリオって凄いや…。

 

 と、シンゴは今日の日記に書くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あとはパネルを取り付けるだけだね。」

 

 作業が一段落し、脚立から降りて来たシンジがケンスケに言う。

 

「そうでもないさ。パネルを付けた後は今度は照明の調整もしなくちゃならないからな。

これからが本当の作業だよ。それに受付やなんかの準備だってあるし…。」

 

「そーかー。なかなか大変なんだな…。」

 

「あほかシンジ。なに他人事みたいに言うとんねん。」

 

「あはは…ごめん。」

 

「それより、もう腹へって辛抱たまらん。昼飯食おう!!」

 

 トウジは軍手をポケットにねじ込むと、さっさとロビーに向かう。

 

「あいつが学校の先生だなんて、いまだに俺は信じられないよ…。」

 

「ケンスケ、いくらなんでもそれは………あるな。」

 

「ふたりとも無茶苦茶いいますね。教え子の前で。」

 

 のこりの2バカと+ワンもトウジの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あまり立派なものはないけど、つまんでね。」

 

 ロビーのテーブルの上には、ヒカリの作ったおにぎりやサンドイッチが並んでいる。

別に席が用意してあるわけでもなく、各自かってにつまんで食べる、いわば立ち食い形

式だ。シンジたちがロビーに出て来た時には、すでにトウジがぱくついていた。

 

 6ヶ月ぶりに集まると、やはり話題は先日のトウジの試合のことが中心となった。

 結局、県大会はスカイホークスが制したこと。

 しかし国体では、そのスカイホークスも2回戦で敗退したこと。

 

「へぇ…。あのスカイホークスがねぇ…。」

 

 また、シンゴ達の第壱中バスケット部が5年ぶりに県大会に出場したことも話題とな

った。

 

「やったじゃん、シンゴ君!」

 

 アスカもまるで自分の弟のことのように喜んだ。

 

「そう、よかったわね。」

 

 聞きようによってはそっけないが、レイのその言葉の奥にある優しさをシンゴは知っ

ている。

 余談だが、カナエが今度受験する予定の市立第壱高校のバスケット部が最近メキメキ

と力を付け、シンゴもいずれは壱高のバスケット部でプレーをしたがっているという未

確認情報もあった。が、本人達のコメントはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、それじゃあもうひと働きするで!!」

 

 食事を終えて、気力充実したトウジはやる気満々だ。

 

「ケンスケ、今度はどうすればいい?」

 

 シンジも負けちゃいない。

 

「いよいよお待ちかねのパネルの設置作業だ。二人一組になって手分けしてやろう。ま

あ、誰と誰が組むなんてヤボなことはいわねえよ(にやり)。」

 

 ちなみに、ケンスケのその言葉に真っ先に反応したのは、カナエとシンゴだったのは

言うまでもない。

 すでにアスカとシンジはギャラリーに入り、トウジもシンゴとカナエを引き連れてそ

こに向かった。

 そしてヒカリとレイが食事の後始末に取り掛かり、紙コップを片づけていたレイが、

自動販売機の後ろに置いてあったものに気がついたのはその直後だった。

 

「あら?さっきは気がつかなかったのに…。なにかしら?」

 

 ただ、黒い紙に包まれていたその板状のものは、はっきり言ってかなり大きい。

 

「相田君、これなあに?」

 

「え?ああ、これか。」

 

 すたすたとレイのところに歩み寄ったケンスケは、腰に下げた袋からカッターナイフ

を取り出すと、板状の物の包装を器用にといた。

 

がさごそ…………

 

「じゃーん。どうだい?」

 

「へえ…………」

 

「…そんなまじまじと見ないでくれよ。実は自分でもちょっと恥ずかしいんだ。はは…」

 

「もしかして自分で作ったの?」

 

「まあね。業者に頼んだら金もかかるしな。」

 

「でも、素敵。」

 

「そうかな?」

 

「うん。そうだ、あとでこれと一緒にみんなで記念写真を撮らない?」

 

「まあ、いいけどさ。」

 

「そうしましょう。カメラ、持ってきてるんでしょ?」

 

「そうだな、みんなにも手伝ってもらったし、そうしますか。」

 

「じゃあ、みんなにも…。」

 

「ちょい待ち。惣流達に知られるとまたワイワイ言い出すから、準備が全部終わってこ

れを取り付ける前に撮ろうぜ。」

 

「ふふっ…。そうね。」

 

 

 

 そしてレイはヒカリのところに、ケンスケはギャラリーへと戻っていった。

 その黒い包みに覆われていたものは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−true ending−

 

 

 

 

 

 


あとがき

 

 これで本当に第八話を終了します。実は、SHADOでは96年に『永山竜叶遺作展 

in UBE』そして98年の『特別展:庵野秀明の世界』の二つのイベントを企画運

営しました。まったくの素人集団のイベントでしたが、永山にしても庵野にしてもSH

ADOの中心人物でしたから、メンバーが必死になったのは言うまでもありません。本

質的にみんなお祭り好きだ、というのもありますが…。

 今回の外伝はその時の準備で、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら家庭も仕事もほ

ったらかしていたころの自分を思い出しながら書きました。

 

 

 

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