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MOドライブ Logitec LMO-PB636FU2 と
BUFFALO MO-PL640U2 を買ってみた
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ある日、いつものようにMOドライブにディスクを入れると、デスクトップで認識しない。再起動してもダメ。
別の本体につないでみても、他のディスクを使ってみても同じだ。
どうやらドライブが壊れてしまったらしい・・・。

おまけにきっかけとなったディスクも読みとり不可にしてしまった。(←ディスク・ウォーリアでの再構築もダメ。マウントしないのだから当然フォーマットもできないのだ・・・)
というわけで・・・
MOドライブがないと仕事に差し支えるので、買いに走ります。
通販で注文してもよかったのだけれどすぐに欲しかったので、とりあえず防府市内のB電器やデ○デオを回ってみましたが、ロクなものがない(←ノート用の小型ドライブしかなかった)。
仕方ないので、となりの山口市内のもう少し大きなB電器まで足を運んで、ようやく思うようなものを手に入れました。
iMac、iBookに似合いそうな白い奴・・・
管理人が購入したのは、Logitec製の[LMO-PB636FU2]という製品。
薄さ23mmというとてもスリムなMOドライブで、縦置きも横置きも可能な、白くて清楚なイメージのデザインです。
640MB対応で3600rpmと今どきのドライブとしては多少遅いのですが、回転速度と読み/書き速度は比例しない(ハズ・・・)ので、あまり気にしません。
なんといっても管理人が気に入ったのは、IEEE1394(Fire Wire)とUSB2.0&1.1のどちらでも接続が可能で、しかもIEEE1394はバスパワー対応なので電源が不要という点です。(※USB接続時は付属のACアダプターが必要)
なにかと電源類が多いパソコン回りを少しでもスッキリ出来れば・・・という魂胆だったのですが、実はこれにはオチが・・・。
縦置きするとこんな感じ。
奥行きもMOディスク2枚分くらいで、なかなかコンパクト!
横置きするとこんな感じ。
ディスクが入れやすいように、スタンドによって若干角度がつく。
設置してみる
バスパワーだからFire Wireケーブル1本で簡単接続だね!
といきたかったところですが、バスパワーではどうも安定しなくて(←本体から直接つないでいるにもかかわらず)、マウントできたり出来なかったりするので、結局ACアダプターをつなげてしまいました。(笑)
マニュアルでは対応機種の中にG4も入っているのですが、管理人の所有する2台のG4では両方とも安定して使えませんでした。
メモリや周辺機器もたくさんつなげているので、そっちの方に電源をとられるのかな?とも思いましたが、まさかその程度でねぇ・・・。
背面はこんな感じ。
上から順に、パスパワー・セルフパワーの切り替えスイッチ、USB、IEEE13944ピン、IEEE13948ピンの各ポート、ACアダプター。
電源がきていると、インジケーターが点灯する。
バスパワー時は本体が起動している間だけだが、セルフパワー時は常時点灯となる。
それでいいのか・・・?
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使ってみる
電源問題が解決したところで、本格的に使ってみます。
ディスクをガチッと押し込むタイプなので、けっこう力を入れる必要があり、しかもスタンドについているゴム足のデザインの関係で、横置きの時にはディスク挿入時にドライブ自体がつられて動いてしまうことがあるので結構気をつかいます。
縦置き時にはしっかりゴム足が踏ん張ってくれるので動かないのですが・・・。
基本的に縦置きで使うことを想定されているのでしょうか?
管理人も最初は横置きで使っていましたが、あまりに不便なのでなんとか縦置きできるスペースを作って現在は縦置きで使っています。

ひとつ感心したことは、この手のディスクを「ガチッ」と入れるタイプのドライブは、出てくるときも「ガコッ」というのが多いのですが、この製品は68K時代のマックに付いていたFDドライブのように「ニョロ〜」と出てくる(←わかってもらえるかなぁ〜)タイプだったこと。
なんとなく気持ち良いのです。
実はもう1台買ってみた・・・
仕事用にG4マックをもう1台立ち上げる必要がでてきて、それにはMOドライブが付いていなかったので、仕方なく買いました・・・。
予定外の出費なのでなるべく安く・・・ということで、購入したのがBUFFALO製の[MO-PL640U2]。
640MBでUSB2.0 & USB1.1対応、回転速度4050rpm、ACアダプターがいらないバスパワータイプ、MOディスクサイズで超コンパクトというやつです。
しかも、予算20,000円でお釣りがくるくらい安い!まぁ、ノート用のモバイルMOドライブという性格が強い製品なので、いろいろと妥協が必要です・・・。

というのも、キャッシュの容量が少ないのか読み書きが比較的遅い!
そして、セルフパワーのUSBハブを使用していても時々認識しないなど、基本的にPC本体と1対1で接続する製品なので、デスクトップ機との相性は悪いような気がします。
デスクトップで使うのならACアダプターは必須のような気がしますが、これが別売ということで付属していません(!)
前だしのLogitecの[LMO-PB636FU2]は2万円台半ばで購入できたので「ケチケチせずにこれをもう1台買うべきだったかっ!?」と、ちょっと後悔・・・。
どうにも使い勝手が悪かったらそのうち買い換えるかも(?)
側面の大きさはMOディスクを2回り大きくした感じ。
コンパクトで軽いので、持ち運びには便利かもしれないが、据え置いて使う場合には軽いのが逆に不便か・・・?
USBポートが1基しかないシンプルな背面。
ACアダプターのポートにはプラスチックのピンが差し込んである。

総括してみる
ちょっと前には5〜6万円位したMOドライブも、いまは手頃な製品が多くでてきて、とても身近になりましたねぇ〜。
もっともMOがこんなに普及しているのは日本だけ!なんですが・・・。
特にマックの場合は印刷・DTPユーザーの圧倒的支持があるわけで、しばらくはこの状況は変わらないでしょう。

もっとも大容量バックアップという目的では、CD-Rが最も普及率が高いわけで、容量で言えばDVDに勝るものはなく、保存用メディアとしてのMO(磁気メディア)はすでに廃れたストレージなのかも知れません。
MOの利点はメディア単価が比較的安くて、保存安全性が高く、何度も書き換えが出来て、印刷業界では最も互換性が高いメディアであるという点につきます。
手軽なバックアップメディアとしてスティック型USBストレージが各社から発売されていますが、もしもクレジットカード大の磁気(またはIC)カードでMO並の容量・値段(もちろん耐磁性能つき)なんていうのがでれば、MOディスクに取って代わられるのかもしれませんね。(←どこか作らないかなぁ〜)

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