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PM-950Cのインクカートリッジを分解してみる
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みんなで地球環境を守るのだ!
 事の始まりは1通のメール。たまたま当サイトをご覧頂いた(?)神奈川県のHさんからのご指摘は、ドライバの表示するインク残量と実際の残量は違っており、使用済みカートリッジを分解してみると、まだ大量にインクが残っている、というものでした。以前より独立カートリッジ式はランニングコストが高いのでは?という疑問はあったのですが、インク単価が高い上にインクが残っている状態で廃棄するようではコスト的に割高になることは必死。ましてや資源の有効利用、環境保全の見地からも決して良いことではありません。そこで、今回できる範囲で徹底的に調べてみることにしました。
■それは本当なのか?
 PM-950Cでは、インク残量が少なくなるとプリンター上面の[インク・スイッチ]が赤く点滅を始めます。また、プリンタードライバー(Epson Print Monitor)がインクの残量が少ないという警告をだしはじめます。この時点ではまだまだ印刷することができますが、いよいよ無くなってくるとインクの交換を促すアラートダイアログが表示されてプリントコマンドを受け付けなくなります。こうなるとインクを交換しなくては何もできなくなるのですが、飯島さんのご指摘によると、こうして取り外した(空であるはずの)カートリッジを振ってみるとチャプチャプと音がするということでした。管理人もこの時点で7本中3本をすでに交換していたのですが、そのようなことには一切気が付きませんでした。(というか、気にしていなかった)空カートリッジを貯めている箱から(←うちは印刷頻度が非常に高いので、空カートリッジが大量に出る。そこで、ある程度貯めてからまとめてリサイクルBOXに捨てに行くことにしている)PM-950Cの使用済みカートリッジを引っ張り出してみると、たしかにチャプチャプとまだインクが入っていそうな音がする・・・。これはどういう事なのかと思い、今までこんな事を思ってもいなかったし、やったこともないのだけれど、分解してみることにしました。
■分解って楽しい!
 やってはいけないことをするのって、ちょっとワクワクしますよね・・・。はがすなと書かれているラベルを剥がしてみました。(写真1)黄色い液体が流れ出してきました・・・失敗。改めて、カートリッジの外周を走っているモールドの沿ってカッターの刃を入れていくと比較的簡単にフタと中身に分かれました。(写真2)少量ですがインクがこぼれますので、もしやってみようと言う人は、それなりの準備をしてからの方が良いかと思います。
(写真1)ラベル側を剥がすとコポコポと溢れてきますのでご注意を・・・
(写真2)ケースの内側に若干インクが溜まっていることがあります。分解するときにフィルムに傷を入れてしまうとアウト!
 中はこのようになっています。透明フィルムでシールドされていますのでインクがこぼれ出すことはありません。(写真3)プリンターが動かなくなるまで使った、ライト・マゼンタのインクカートリッジを分解してみたのですが見た目で約1/3ほどインクが残っています。スポイトで吸い出してペットボトルのキャップに移してみました。(写真4)けっこうあります・・・。計量スプーンで計ってみると、約3mlありました。次に、ケースをきれいに洗浄してタンクにインクのかわりの水を満たしてみます。約12ml入りました・・・。計測データからも約1/3が消費されないまま残っているということがわかりました。
(写真3)こんなに残っているのに使えないとは・・・ちょっと衝撃的。
(写真4)キャップに移してみると、その残量の多さにさらに驚かされる。ネジ溝が2つ見える。
 ついでに前だしのイエローも分解してみます。(写真5)こっちの方は警告がでた段階で正直に交換したので、ライト・マゼンタよりは若干残量が多いようです。さきほどの要領で計ってみると約5ml残っていました。全容量12mlの約半分が使われていないことになります。しかも写真をよく見てもらうとわかりますが、タンク内の部屋の形状のせいか、液面が右の部屋と左の部屋では異なっています。
(写真5)イエローはさらに残量が多い。
上から2つめのネジ溝が隠れてしまった・・・。
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