財務の基本的チェックポイント
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格付け(金融機関が貸出先に対してする)の実務面での利用方法
実質(修正)貸借対照表による分析と格付けが原則
企業イメージの決定
取引方針の決定
金利(プライシング)も格付けにより決定
割引手形の信用判断
保全(担保)交渉の判断材料
☆財務指導による「格付け」の改善は企業にもメリット大
(融資審査時の)決算書の基本的チェックポイント
【注意:あくまで一般論です】
「その他の流動資産(仮払金、貸付金)」を利用
している会社は問題先が多い(社外流出)…公私の区別がない
←
『特定社債保証制度』で保証協会もチェックしているポイントのひとつ
「投資等」も注目点
←
関連会社等への社外流出(不健全資産?)
月商に見て売掛金が多額ではないか?(月商比多額なケースが増加…不良債権?粉飾?)
売掛金の内訳明細の「その他」が異常に多いとか、年々増加していないか?
「未払金」が多額な場合は要注意
←
滞納、延納等が隠れている可能性あり
役員借入は商工ローンや市中金融からの借入の懸念(役員の資産背景をチェック)
経常収支比率が90%を切る状態が2期以上続くと倒産懸念(粉飾懸念)
売上の増減と総資産の増減が一致しているか?
売上総利益率の変化に注目(売上減少時に比率上昇?)
個人への流出…役員報酬、貸付金、事業主貸等をチェック
資金繰り表や5期連続バランスは
「運用・調達」
に注目
『科目内訳(明細)』は「出さない」のではなく、
「出せない」ケースが多いと判断
せざるをえない
借入金利子負担率と適用金利の整合性をチェック
役員報酬額と収益の整合性をチェック
決算書と税務申告書の整合性をチェック
「キャッシュフロー計算書」の分析に今後注力
外部資料(外部格付け)によるチェック
帝国データバンクによる調査
点数により判断
→
「
51点
はひとつの分岐点」(近時、点数低下傾向)と言われている(帝国データバンクより)
計数要因と定性要因に大差がある場合、悪い方の点数に注目
←
調査マンの本音が出る箇所のひとつ
定性要因の
経営者(ヒト)の点数に注目
→
一桁の人は少ない
代表者の人物像の
「カリスマ性に富む」「積極的」「個性的」
等は、良い意味ばかりで記載されているとは限らない
…『調査報告書』の裏を読む必要
「経営事項審査」
結果はインターネットで取得可能――――(建設設土木関係です)
☆
http:
//www.ciic.or.jp/
注目は
「
Y
評点」
←
平均点(偏差値
50
)は
700点
(
485
点が偏差値
40
点、
915
点が偏差値
60
点のイメージ)
「
Y
評点300点以下
のゼネコンには下請けもつかない」と言われている
立替工事比率
25%以上
は問題内在懸念あり