サンマーク出版 1260円 158ページ
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a.税制改正 今回の改正で重要なもののうち二つだけお知らせします。訪問させていただいたときにも説明いたします。ご不明の点は電話をいただければ幸いです。なお下記二件のいずれとも4月1日以後開始事業年度から適用となります。 1-交際費 交際費は一定の金額が損金にならず、税金がかかっていましたが、今回改正がありました。 1人1軒当たりの飲食費が5000円以下の場合、交際費としなくてもよくなりました。ただし、これは取引先、得意先との接待のみで社内では適用されません。 1軒当たりですから、一晩に何軒行っても、一軒一人当たりの飲食費が5000円以下だと交際費にしなくてもいいわけです。雑費などの科目で処理してください。なお、そのためには定められた書類の保存が義務付けられています。詳細は後ほどお知らせいたします。 2-社長給与のうち 一定額が損金不算入 今までにまったくなかった形の課税です。社長の給料のうち一定の金額が損金にならない、つまり、税金がかかるようになります。 税金がかかるのは一定の会社だけです。 課税されるのは 事業年度末で次の両方にあてはまる場合です。 ・同族関係者が90%以上の株式を所有 ・常勤役員のうち同族関係者が過半数 これらにあてはまる場合でも次のいずれかに該当すれば課税されません。 直前3事業年度の平均で判定します ・社長給与と会社所得の合計額が800万円以下 ・上の合計額が800万円超3000万以下で、社長給与の割合が50%以下 社長給料800万円支払った後の会社の所得が100万円だと、税金が100万円ほどになります。詳細はまた澤根から説明させていただきます。 b.本「千円札は拾うな」著者安田佳生 サンマーク出版 1260円 158ページ 刺激的な題ですが、目次もあっと驚く名称が並んでいます。 著者の主張は「はじめに」に見事に集約されています。どんなことを言っているのでしょうか。 なぜ千円札を拾ってはいけないのか。 それは、千円札を拾うと目線が下がり、他のものがみえなくなるからだ。金持ちになる人、金持ちになった人は千円札を拾わない。それは、千円札よりもっと価値のあるものが見えているからだ。 千円札の横に一万円札が落ちていたら、そして、どちらかを拾えと言われたら、千円札を選ぶ人はいないだろう。 しかし、現実には目に見える一万円札というのはほとんどなくて、見えない一万円札に気づくかどうかが大切になってくる。気づかなければ、その一万円札は石ころにしか見えない 千円札は拾うべきものというのはひとつの常識だ。この常識を捨ててより価値あるものを見つけるのが大切なのだ。 成長とは変化すること、変化するとは捨てることだからだ。 本書全体を通じて、捨てること変化することの重要性を説いています。2点ご紹介します。 1-勤勉は悪、努力は報われない ここでいう勤勉や努力とは、人よりも長い時間同じことをやり続けること、頑張り続けることだ。これでは、今の時代同業他社に勝つことはできない。頑張らないで成果をあげるやり方を見つけることが大切なのだ。 人と違う結果を出すためにはどうすればいいのかについて、新しいやり方を考え、実行することが「勤勉」であり、最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが「努力」である。変化し続けることが今の時代に求められている「勤勉さ」なのだ。 2-残業をやめれば給料は増える 「忙しくて休めない」「仕事時間は減らせない」という人は、仕事の量に対して仕事時間が中途半端に足りないのがいけない。だから、「休日出勤でなんとかなる」と思ってしまい、現実にそのとおりになる。これがいけない。 残業をやめ週休3日にすればよいのだ。 こうすれば、どんなに頑張っても仕事はこなしきれなくなる。頑張ってもどうにもならない。そうなると、人はがむしゃらに頑張るのをやめ「頭を使う」ようになる。 これが何かを劇的に変えるために必要なのだ。 さて他にも刺激的な文章がいっぱいあるのですが、少しだけご紹介します。 ・ビジネスは頑張って努力して100メートルを9.5秒で走るより、まったく別の方法で100メートルを5秒で移動したものが勝つ世界なのだ。 (まったく別の新しい方法を考え出すことの重要性を説いて) ・永久に売れる商品がないように、永久に買ってくれる顧客もいない(新規顧客の重要性、大切すぎる顧客の危険性について) ・社員の決済能力を向上させるコツは、社員がプレッシャーに感じる額の決済をさせることだ ・「捨てられるものの量」がその人の「変化値」を決めている c. キキダス・マーケティング キキダス:訊き出す→効き出す→危機出す なのだそうです。 ナカヤママコトさんという方のセミナーを聞きました。冒頭からびっくりしました。 自分で考えようと思うな。人に訊け。 こういうのです。 ナカヤマさんは、コピーライターの仕事をしています。また、量販店の売り場コンサルタントなどもされています。そういった仕事が入ったとき、売り場に一般のごく普通の消費者の方をつれていき、いろいろな意見を訊き出すのだそうです。そうすると深く役にたつ考えが得られるというのです。それはたとえば、100人の人に集まってもらって浅く聞くよりも1人の人に深く聞いた方がずっと役にたつ。 コピーライターの世界でも、できる奴は自分で考えない。すぐに人に会いに行く。 ナカヤマさんも、すぐに人に電話して会いに行くのだそうです。相手はごく普通の消費者です。そうするといろいろなアイデアを発見することができる。 これが「訊き出す」です。 訊き出したことを編集し、まとめて、対策を打つと効果が現れ始める。 これが「効き出す」です。 そうして、結局 危機脱出「危機出す」となるのだそうです。 「訊き出す→効き出す→危機出す」 駄洒落ですが、「訊き出す」ことの大切さがはっきりわかるフレーズです。 社外のいろいろな人に自社の商品サービスについての考えを聞いてみましょう。 d. 無料電話 スカイプ スカイプというソフトがあります。無料でダウンロードでき、マイクとイヤホンがセットになったヘッドセットをパソコンにつなぐと電話ができるのです。 スカイプをダウンロードしているパソコン同士では通話料が無料です。カメラをつけることもできます。 遠距離の取引先と通話する機会が多い会社で、相手側にもこちら側にもパソコンが手近にある場合には絶対にお勧めです。 また、仕事とは関係なくても、遠距離のご家族との通話にも便利です。 ダウンロードはここからできますが、「スカイプ」で検索したら簡単です。 <http://www.skype.com/intl/ja/helloagain.html> |
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