月刊サワネ 2004月8月号

a頭をよくするちょっとした習慣術』  

著者 和田秀樹 祥伝社黄金文庫 p.220 

bリースと税 

c財務から活動へ

d長い話は悪なのだ

 

 

澤根哲郎税理士事務所のホームページに戻ります

 

 

 

 

a本「頭をよくするちょっとした『習慣術』」著者 和田秀樹 祥伝社黄金文庫 p.220 

 頭に悪い影響を与えるのは、「やる気が出ない」とか「何をしていてもつまらない」とかいった感情のふれだと著者はいいます。

 

 この感情のふれを乗り越えるために必要なのが、「習慣づけ」である。習慣づけには、ふたつある。「行動を変える」「モノの見方を変える」ということだ。

 

 人には、生まれついての能力の差なんかほとんどない。「頭がいい、わるい」の差をつくるのは「習慣」だ。

 

 以上のように著者は習慣の大切さをのべています。

 

 さて、行動については、行動療法の話をしています。

 

行動療法

 行動療法というのは、トラウマなどのための精神科の治療法です。「どんなに親が憎たらしくても、どんなにトラウマがあって心が不安になっても、今やるべきことに集中するように、仕向けていくことだ」

 ある種の行動によって行動を変えて、その行動を習慣づけると、だんだん症状が改善されていくということです。つまり、むつかしいこと、ややこしいことを考えずにとにかく好ましい方向に行動を変えていき、それが習慣になるまで続けろということでしょう。

 

 つぎにモノの見方を変えるということですが、人にはそれぞれ何らかの思い込みがある。思い込みを持ってモノを見ていると、どんどんそういうふうにモノが見えてくる。

この「思い込み」を脱するために何をすればよいかというと、メモを取るのである。

 

書くと客観的になることができる。

それを見ていると落ち着く

 

 以上のように思い込みから脱する手段としてメモを勧めています。

 考えているだけだと、それは頭の中の作業です。頭の中にあるうちは、「自分」です。自分を客観的にみることはむつかしい。でも、いったん紙に書いてしまうと、自分の体から離れてしまって、それは、「紙」になってしまう。書いてあるものは自分ではない、別のものです。

 ですから、クールに眺めることができる。そして、思い込みから脱することができるというわけです。

 

 まず行動をかえる。

 まずメモをする。

 

この二つで、習慣を変えることに挑戦してみましょう。

 

トップに戻る

bリースと税金

 リース税額控除という制度があります。パソコンなど一定の物で一定の金額以上のものをリース契約した場合、一定の金額を税金から引くことのできる制度です。

(一定ばかりで申し訳ありません。何を言っているのかわかっていただければ幸いです

が。)

 このリース税額控除があるからといって不用のものをリースで購入する必要はありません。でも、必要なものがあって、リース契約をしようという場合には気をつけなければならないことがあります。

 それは

 リース期間です。

 リース期間が、そのものの耐用年数を超える場合には、この税額控除の適用はありません。

 普通のパソコンだと耐用年数が4年ですので、リース期間は4年でないと税額控除ができません。取得する資産の種類によっていろいろが変わってきます。

 このことは、機械とかパソコンのリース業者が知らないことも多々あります。

 リース契約をされる場合には当事務所に確認していただければ幸いです。

 トップに戻る

  

c財務から活動へ

 「財務分析」の罠というのがあります。損益計算書や貸借対照表の数値を見て、この数値がよいとか、悪いとか、延々と分析するのです。

 

 あるいは、同業他社の数字を見て、「あそこはどうしてこんなにいいのかな」と考えます。

 

 そして、たいていが分析で終わってしまいます。

 

 あるいは、「粗利益率が悪いから高くしろ」とかいうこともあります。

 

 しかし、財務の数値は、活動の結果です。数字だけを操作することは不可能です。

 

 数値を変えようと思ったら、活動を変えなければなりません。

 

 必要なことは、数値ではなく、活動について考えることなのです。

 

 損益計算書をずっと眺めても売上は上がらないし、販売管理費の内訳書をにらんでも経費は減らないのです。

 

特に、成績が悪いときは、その悪い数字を見ても暗くなるだけです。数値の分析はそこそこにして、何をするのか、を5W1Hで考えた方が雰囲気も明るくなるでしょうし、楽しいでしょう。

5W1H

=誰が、なにを、いつ、なぜ、どこで、どのようにするのか。

 トップに戻る

d 長い話は悪なのだ

 なぜ「悪」なのでしょうか。それには大きく分けてふたつの理由があります。

 話をする目的は、話し手の情報を聞き手に伝えるものです。うまく伝えるためには、うまく話すこと、うまく聞くことの二つのことが必要です。ところが、話すことも難しいし、聞くことも難しい。

 

 話が長くなると、

・ ポイントがわからなくなる

・ ポイントのない話になってしまうことがある

・ 聞く側が集中できなくなる

 

 最近のよいビジネス書、売れている本には、章ごとのポイントや、本全体の流れ・重点が書かれていることが多いように思います。

また、ビジネス関係に限らないのですが、すべて学術論文には要約がついています。

 どんなにむずかしい話でも要約できない話、短くできない話はありません。

 ポイントを決めた短い話がよい話です。どうしても長くする必要があるときは、ときどき、ポイントに戻り、ポイントをめだたせる工夫をしましょう。

 

トップに戻る