月刊サワネ 2004月7月号

a早朝起業  著者 松山真之介 1365円 204

bブログ:社長の最大の仕事 

c電気代削減

d 欠点に目をつぶる

 

 

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a本「早朝起業」

 

著者 松山真之介 1365円 204頁

数年前から週末起業ということが大きく取り上げられるようになりました。仕事を持つサラリーマンが週末を利用して起業するということです。本の題名は、週末ではなく早朝にしてしまおうというものです。

 週末起業とか早朝起業とか、経営者には関係なさそうなことばですね。

 ところが、私はおおいに関係があると思うのです。会社の社長も週末起業とか、早朝起業をしなければいけないと思うのです。

 それは、世の中の変化と結びつけて考えます。世の中の変化についていくために、変化に先んじるために大きな企業、中堅企業ではさまざまな開発研究をしています。でも、小規模零細企業にはそんな時間も余裕もカネもない、ということになっています。

 そこで、週末起業、早朝起業です。

 将来の会社の業績に結びつけるために、今の仕事とはとりあえず関係のないこと、あまり関係のないことをする。でも、日常の仕事時間は、日常の仕事に追われていてできない。そこで、通常の仕事をしない時間を週末、早朝に作って、そこで今の仕事とはあまり関係のない仕事、先を考えたことをするのです。

 この本の著者はサラリーマンです。数年前に早起きを勧める本を読み、三日坊主でもいいや、と早起きを始めました。やがてメルマガ(インターネットで発信する雑誌)を発行し、本も出版します。自ら早朝を利用して会社勤務以外の仕事を自分でしているのです。勤務時間以外の時間を「自分を磨く」ために使ったわけです。

 経営者も、勤務時間以外は「通常の仕事以外の仕事」あるいは「自分を磨く」ことをすればいいと思います。

 著者は時間の作り方として次の三項目で活用するのだといいます。

1         通勤時間

混んでない時間に通勤し、車内の時間を有効に使う

2         食事の時間

1人で食べないで人と食べる

3         テレビの時間

ぼんやり見ている時間を失くす。(意図的に一生懸命見ているときは良しとするのだそうです。)

 さて、早朝起業、週末起業できそうでしょうか。

 

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bブログ:社長の最大の仕事

ブログという言葉をご存知でしょうか。ぼくもつい最近知りました。世の中、ほんとに新しい言葉がどんどん出てくるので大変です。

 さて、ブログとはインターネット上で公開することを目的に書く日記です。だれでもが簡単に日記を書け公開できる仕組みになっています。

 例えば楽天もそうです。楽天というサイトに登録することでインターネット上に無料で日記を公開することができるのです。このブログのサイトが最近急激に増えているようです。今年2月から3月ですくなくとも5つのサイトが立ち上がりました。

「ブログを書くことがCEOの最大の仕事になる」という人がいます。ベンチャー企業や、新興市場に上場している会社では、社長がブログを書いて、自分の個性をアピールするのが有効ではないだろうかというわけです。

 中小零細の会社でも同じことがいえるのではないかと思います。新たに取引を始める場合、ブログがあればいくらかその会社の社長の実態がわかります。ブログは書いているうちに膨大な量になるので、性格や人間性を日記にうそを書いてごまかそうと思ってもなかなかできないでしょう。ブログを読んで、相性のよさそうな人を取引先に選ぶ、そういうことがもう始まっているかもしれません。

参考までに楽天はここです。

http://plaza.rakuten.co.jp/

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c電気代削減

 

従業員10人の小さな工場で電気代を月額60万円から50万円に減少させた会社があります。電気代の計算方法に目をつけたのです。同社は「高圧電力契約」を結んでいます。この契約では、基本料金は実際に使用した最大値を基本に決められることになっているそうです。そこで、最大電力に注意を払うようになり、多数の機械が同時に動くことのないように注意しました。さらに、設備点検業者と相談して、電力量をリアルタイムに把握できる監視装置を導入、使用電力量が高くなるとブザーがなるようにしました。

 最大電力に注意を注ぐことで使用電力量も下がったそうです。

店舗や小さな事業所の主力になっているのが「低圧電力契約」ですが、これには、「ブレーカー契約」と「負荷設備契約」の二通りあるのだそうです。電子式ブレーカーを使用して、ブレーカー契約に変更すると契約電力が大幅に下がるといいます。

以上は、日経ベンチャー6月号「年100万円も夢ではない経費削減の最新手法」を参考に執筆しました。

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d 欠点に目をつぶる

 

車の中で講演CDを聴くことが多いのですが、今回は日経ベンチャーの付録CDがおもしろかったので紹介させていただきます。

中里スプリング製作所という会社の社長のお話でした。

 この方は「小さな会社でもいいから、従業員が生き生きと楽しく働ける職場を築けないだろうか」と考えさまざまなことを実践されてきたとのことです。

・社員の欠点には目をつぶり、長所を伸ばす

「欠点に目をつぶる」なんてとんでもないことだと思われる方がほとんどなのではないでしょうか。しかし、中里さんは、「部下の欠点を細かく指摘すれば、社員を萎縮させてしまうだけだ」といいます。なるほど、そうかもしれないと思います。社員が自分の欠点を指摘されて気づいても、欠点なんてほとんどなおらない。もし、なおすにしても本人は大変な努力をしないといけないでしょう。そのせいで仕事がなおざりになってしまうかもしれません。

禁煙に挑戦する人が知人でときどきいますが、禁煙のやりはじめって、はた迷惑らしいです。ストレスがたまってあたりちらしたりすることもあるようです。禁煙は自分で身につけた習慣を見直すこと、それでさえたいへんなのに、いつ自分の体にくっついたかもわからない「欠点」をなおすのはたいへんなことだと思います。それなら放っておいた方がよいかもしれないと思えます。

そして長所を伸ばすことでカバーする。

・社員の提案やアイデアはどんどん採用する

中里さんは、「社員がやる気をなくす最大の原因は、仕事に自分の意見が反映されないこと」だといいます。だから、「現場の最前線にいる末端の社員の意見をすぐに取り入れる」ことが大切だと言います。

・会議の席替え

会議は席順が大体決まっていて話す人も同じことが多いのでおもしろくない。だから毎回、席を変えるといいそうです。そして、議事進行も社員が行うと、会議はワイワイガヤガヤと楽しい雰囲気になるのだそうです。

もっと詳しい記事はインターネットで見ることができます。

http://nvw.nikkeibp.co.jp/nvw/sairoku/

(日経ベンチャー6月号 講演CD)

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