月刊サワネ 2004月2月号

a4月1日・消費税が変わる 

b本「エクセレント・カンパニー」 著者トム・ピーターズ 2200+税 555

cサンクコスト

d賞与ゼロ、年収400万 

 

 

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a4月1日・消費税が変わる

 

4月1日から、一般消費者に対しては、税込みの価格表示をしなければならなくなります。(事業者に対しての表示は変更なし)

 

9,800円(税抜)

10,290円(税込)

 

ポイントは税抜価格 9,800円で販売されている商品であれば、値札等に消費税相当額を含めた「10,290円」を表示することです。

以下のサイトで詳細がわかります。

http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/sougakuhyoji/sougakuhyoji.htm

レジなどの設定を変更する必要も出てくると思います。準備をお願いいたします。トップに戻る

b本「エクセレント・カンパニー」

著者トム・ピーターズ 2200+税 555

 

「飴と鞭」ということばがあります。人を動かすには、「褒美と罰」が必要だということですが、実はこのことば、あまり好きではありません。人を動物のように表現し、思い通りにしたいという意思がみえみえの感じがするからです。で、同じことなのですが、この本に出てくるスキナーさんという人は、別のことばを考えました。

プラスの強化=褒美

マイナスの強化=罰

そうして、「マイナスの強化=罰」については、「マイナスの強化を繰り返すことは、戦術としても拙劣で、その効果は薄い」し、「罰を受けた人は、それによって誤った行動をしなくなるかというと、そんなことはない。どうすれば罰を受けなくてすむかを学ぶのが関の山だ」と言いました。また、マイナスの強化がもたらす行動の変化は、思ってもみなかった望ましからぬ方向へ向かうことが多いとも語っています。

 

「マイナスの強化=罰」はだめで、「プラスの強化=褒美」がよいと勧めたのです。

 

 そこで、プラスの強化をうまく使うためには次の五項目が大切だといいました。

1.具体的で中身がある:経営の数値ではなく、行動を目標とする。たとえば、「売上20%増」ではなく、「2月15日までに岡山工場を生産態勢にもっていく」

(コメント)「売上20%増」では、具体的な行動につながりにくいです。行動しなければ、数字につながりません。ですから、この例の目標には、もっと小さく分けた目標がいると思います。たとえば、1月31日までに機械設置とかです。

2.すぐする:バナナしかなければバナナをほうびにする。フォックスボロという会社では、あるエンジニアが、試作品をもって深夜社長室に飛び込んだ。社長はその試作品をみて大いに喜び、なんとかこれに報いたいと思って、あちこち探し、机の中からバナナを取り出すと「取っておいてくれ」と渡した。以後同社では、最高の賞として「金のバナナ」バッジが与えられることになった。

(コメント)「褒美は立派なものでなければいけない」という考えが間違いで、タイミングこそが大切だというわけです。決算賞与などはなかなか効果が持続しないという考えもあります。

3.小さな成功に報いる:大きな成功というのはそうないのだから、小さな成功でもまめに報酬を与える。

(コメント)ここで大切なのは、「小さな成功」をあたりまえのことだと思わないこと。「小さな成功」も成功なのです。そんなことは、できてあたりまえ、というのはこわいと思います。

4.経営者の関心:ほうびのかなりの部分は、経営者からのさりげない関心という形をとるべきだ。

(コメント)「小さな成功」を成し遂げたと本人は思っているのに、社長は無関心。そういうのはだめだということです。

5.予想外:ほうびが定期的、定型的になると、インパクトが次第に薄れる。予想外の強化を間歇的(きまぐれ)に与える。

(コメント)慣れると効き目が薄くなるということです。思いがけなさの演出、これは難しそうです。

以上の5項目ですが、やろうと思えばやれそうじゃないでしょうか。

このプラスの強化がうまくいくと、やらなくてはならない仕事のリストに、自分からすすんですべき事柄を書きたしていくようになるのです。つまり「やる気」がでてくる。

ということで試してみられませんか。

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cサンクコスト

サンクコストということばがあります。

   「サンクコスト」sunk cost、日本語では「埋没原価」といいます。 もう使ってしまった費用で、取り返すことのできないもののことを言います。

たとえば、レンタルビデオを借りてきた。そのビデオがぜんぜんおもしろくない。でも、もちろん、もうレンタル料は払ってしまっていて、そのお金は返ってきません。

 ビデオを見ていてもおもしろくないときは、テレビを見ることも、外に遊びに出かけることもできるのですが、どちらにしてもレンタル料は返ってきません。

  この場合、レンタル料はサンクコスト、埋没原価です。

ビデオを見る、テレビを見る、外に遊びに行くという三つのどれを選んでも、レンタル料は返ってきません。つまり、三つのどれを選ぶかということについて、レンタル料は関係がないのです。

レンタル料を払ったからと言って、つまらないビデオを見続けるのは、ほんとにつまらないことです。

大金を使って、新規事業を始めた。経営しているうちにどうも儲かりそうにないことがわかってきた。しかし、せっかく大金をはたいた、ここまでやって来たのだから、もうしばらく続けよう。

この場合新規事業立ち上げの経費、累積した赤字がサンクコストです。

  こういうのは、すでに取り返しのつかないものになった費用、サンクコストを取り返そうとして、「せっかく」お金を使ったのだからと言いつつ、犠牲を増やす例です。この「せっかく」というのがくせものですね。

もちろん、どの場合でも、「せっかく」と言いつつしたことで、いい結果が出ることもあるでしょう。しかし、気をつけなければいけないのは、どうするかを判断する時に、「取り返しのつかない費用=サンクコスト」を取り返そうとして、 判断が狂うことです。

そういう判断をしなければいけないときに、「サンクコスト、サンクコスト」と唱えましょう。

 

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d賞与ゼロ、年収400万 

足利銀行の新経営計画

 

経営破綻し一時国有化された足利銀行は、行員の賞与を全額カット、給与を昨年三月比で12%ベースダウンさせる新経営計画を発表しました。 これで、 行員の平均年収は398万円となり、1997年のピーク時から47%減、ほぼ半額となるのだそうです。人件費総額は2005年度末までに三割減となります。

 いったん破綻しないとこういう思い切った手段が取れないものなんですね。死ぬ気になってやる、とか、いったんつぶれたつもりでやれば、かなりのことができるのだと思います。

 

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