月刊サワネ 2001年10月号

a「40歳から何をどう勉強するか」 著者 著者 和田秀樹1300円+税 236頁

b契約書 

c社長がやるべき『収益体質』

d景気

 

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a.「40歳から何をどう勉強するか」著者 和田秀樹1300円+税 236頁

 

1999年ドイツで行われたケルンサミットで、「ケルン憲章-生涯学習の目的と希望」が採択されました。「現在のような流動的な社会で個人が生き残るためには、生涯を通じて高い知的レベルを獲得したり、維持したりできないと食べていけない。生涯学習はまた、国家開発の基礎である。したがって、国として生涯学習のインフラ整備に取り掛かる。」というのがその内容です。

著者は言います。

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変化のスピ−ドが速くなったために、今までのように学校で学習したことだけで、生きていくことができなくなったというのです。高齢化して、学校を出てからの現役市民でいる時期が長くなった上に、勉強したことの有効期限がどんどん短くなりつつあるのだから、とにかく勉強を続けないといけない。

*勉強は健康長寿に良いらしい

*「歳をとると記憶力が低下する」はウソ

記憶の神経細胞は中高年になっても増え続ける。復習することによって、記憶力が高まる。

*「歳をとるほど賢くなる」が脳科学の常識

*40歳からは「頭が悪い」と思った時点で本当に悪くなる。

*中高年は「知力」という点で有利である。

 勉強は健康長寿に良いらしいという項でつぎの話が出てきます。 「作家にせよ政治家にせよ、歳をとっても頭がよさそうにしている人は長生きである。・・・こういう長寿の作家や政治家が、必ずしも健康的な毎日を送っているわけではなく、平気で徹夜をしたり、飲酒、タバコなどの習慣を続けている人が多いのを見るにつけ、歳をとってから頭を使うことがいかに身体にいいかと思わずにはいられない。」あ、勉強していれば不摂生をしててもいいんだと思うのは、ちょっと浅はかかもしれませんが、おもしろいですね。

どこかの英会話学校のコマーシャルで、英会話学校に通えない理由をどんどん否定されるというのがあります。

「通う時間がない」には

「自宅でテレビでできるから大丈夫」

「お金がない」には

「国の補助が8割出るから大丈夫」

などですが、それに似た感じです。しかし、いろんな条件がクリアされても、一番大切なのは「やる気」でしょう。これがなければ、始められないし、続けられません。

パソコンにしても、40歳でアレルギーの人もいれば、60歳を越えても達者な人もいます。やはり、本人のやる気しだいと思います。

この本は何を勉強するのかと言うテ−マにも触れています。 「なんのために学ぶか」「長く続けられるか」が重要だと著者は言っています。

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b契約書

ある会社がコピーとファックスが古くなり調子が悪くなって、泣く泣く新品をリ−スで導入しました。契約書に印鑑を押していって、ここにも押してよ、という欄を良く見ると、連帯保証人の押印欄だったということでした。

みなさん、良くご存知のことと思いますが、特に会社の場合では、連帯保証人になるかならないかは大違いです。会社契約の場合で会社が倒産すると代表取締役は出資金額の範囲内でしか責任を負いませんが、代表取締役が会社の連帯保証人になっていると、どこまでも返済義務を負います。

そのように重要な欄を指して、説明も抜きで名前を書かせてしまうというのは、とんでもないことですが、もっととんでもないのが、その契約書に印鑑を押してよ、と言ったのは、立派な会社の社員で、決して、いいかげんな詐欺を行うような会社の社員ではないことです。契約書は、文字がいっぱいあって、しかもその文字が小さいのですが、ゆめゆめ、めくら判を押してはならないと思ったのでした。

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c社長がやるべき『収益体質』

井上和弘さんという方の講演のレジメを友人に頂きました。すべて内容はすばらしいものですが、その中から抜粋します。

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デフレ時代の中、資産は持ってはいけない。モノのサイクルが短くなってきているので、購入するとそれにしがみつく。借りていればその時代にあったものへのシフトが損失なく素早く行える。

 いまはそういう時代なのである。

 以前とは違うことをいち早く察知し、行動に移してもらいたい!

事業に必要でない既存の資産は早急に処分し、不要&不良資産が銀行借入とセットになっているような「肥満体質」から「戦える体」

 

3、たたむ、削る、変えるの覚悟

地元の名士だから、、、同業が何て言うか、、、、

見栄のある人、イイ格好する人は縮小できない!!

資産はすべて自分のものと思っているかもしれないが、実は銀行からの借り物、仕入先からの借り物ではないのか?債務を返済してやっと自分のものになる

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以上が抜粋です。

 

たたむ:つまり、その事業をやめるということです。会社の1事業であったり、会社の全部ということも考えられます。その事業を継続してメリットはあるのか、回復の見込みはあるのか。たたむ時には思い切って「たため」です。「地元の名士だから、同業が何て言うか、見栄のある人、イイ格好する人は縮小できない!!」

 また、特に大事だと思うのですが、新規事業を始める時は、どうなったら、事業をたたむのか、撤退するのかをあらかじめ、事業開始前に決めておかなければいけないと思います。「たたむ」というのは勇気のいることです。ためらっているうちに傷が深くなる。だからこそ、始める前に、「たたむ」タイミングを決めておかないといけないと思います。もっとも、これから新規事業を始めようというお客様にこれを言うと、みなさん、必ず、少なからず、嫌な顔をされます。それでも、言わなければいけないことと考えています。

削る:「経費は全部必要だから使っている。不必要な経費などない。」というところからスタートです。削れないところから削る。公私混同はいけませんが、心の中でだけは混同してください。会社のお金は自分のお金。自分の血。会社のお金が出て行くときにはしっかり痛みを感じてください。

変える:今までとは世の中が違うのだから、経営も変えなければいけない。今まで以上に儲けようとしたら、あるいは今まで儲かってないのだったら、今までと同じ方法ではだめだよ、そういうことです。

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d景気

アフガニスタン空爆で、米国内ではショッピングセンターへの客足が落ちるなど先行き不安が広がっているようです。「限定戦」との楽観的な見方もありますが、企業の多くは「社会不安で業績がさらに減速しかねない」(自動車部品メーカー)と危機感を抱いています。

今年後半の米経済成長率はマイナス1〜2%に落ち込むとの見方が強まっているそうです。個人消費は米経済の7割近くを支える大黒柱だけに、影響が大きいでしょう。

 一方では、奥田碩日経連会長は空爆前の3日の会見で、「米国の軍事報復が短期間で終われば消費者に安心感を与え、景気回復にはプラス材料になる」との見方も明らかにしました。

 どちらにしても、私たちには景気をどうこうすることはできません。だから、景気頼みはやめておきましょう。

「たたむ、削る、変える」です。

 

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