月刊サワネ 2000年2月号

a. 「出版社なんかもういらない!インターネット『印税』生活入門」著者  立石洋一 950円+税  メディアファクトリ

b.売上を増やす

cヤフー株1億円

d.景気

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a. 「出版社なんかもういらない!インターネット『印税』生活入門」

著者  立石洋一 950円+税  メディアファクトリ

著者は、インターネットで小説を売っています。インターネットで小説を売るというのは前例が無く、著者が試行錯誤して作ってきたノウハウをこの本で公開しているのですが、小説を売る話としてだけでなく、もっといろんなことに応用できそうな気がします。

  1. メリットとデメリットを考える:売り始める前に徹底的にこれを考えました。そして、この程度のリスクなら大丈夫だということでスタートしたわけです。当たり前のことですが、なかなかできないことです。
  2. 読者への想像力:「インターネットでホームページを見ている人は、何を求めているのか?どんなことを考えているのか?どんな場所で、どんな状態で画面に向かっているのか?さらに具体的に、どんな服を着て、何を食べ(飲み)ながら画面を見ているのか?そんな風に読者像をリアルに思い浮かべ、その読者になったつもりで、自分のホームページを見直すのだ。何が悪いか、どうしたらいいかが、見えてくるはずです」想像力を働かせましょう。お客様になったつもりで、自分の店、会社を考えましょう。
  3. 違うものの中に同じ物を発見する:「マイ・フェア・レディ」と「フランケンシュタイン」は同じ話であると著者は言います。どちらも「博士が人造人間を作る話である」と。また「桃太郎」と「西遊記」と「オズの魔法使い」は実は同じ話である。「なにかの目的で異境へと向かう主人公に、キャラクターの違う3人の従者が加わって旅をする」という話だ。このことを発見して、著者はシナリオを書くようになりました。この話を仕事の話に使うとこうなります。「当社は、会計事務所である。だからディズニーランドと同じである。どちらもサービスを提供する。ディズニーランドの良い所をみならおう。」「当店は小売店である。だから製造業と同じである。どちらも、仕入と販売がある。特に製造業の品質、経費、納期を重視する考え方は非常に大切だ。」
  4. 買う側、お金を払う側に立ってものを考える:著者は、ネットで小説を売ることは決めたものの、具体的にはどうやっていいのか全然わからない。その方法を考えた時の基本の考え方がこれです。個人がネットで物を売るときの胡散臭さをどうやって取り払うか。そこから、信用してもらうための仕組みを作りはじめます。
  5. インターネットは、マスコミと異なり、1対1、あるいは1対多という、コミュニケーション本来のあり方を取り戻した媒体である。:著者はインターネットの読者から来たメールに懇切丁寧に対応します。また、小説の読み方についても、手取り足取りのマニュアルを用意しています。インターネット通販全般にも言えることでしょうが、手取り足取り、手間暇をかけなければ、育たないもののようです。

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b.売上を増やす

お土産で頂いたお菓子の中に、アンケートはがきが入っていました。ちょっとおもしろいので全文をご紹介します。

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博多菓子工房「二鶴堂」は本当においしいものを存分に味わっていただけることこそ最高の贅沢と考え、様々に工夫を凝らした味わいの粋をお客様にお届けしたいと努力しております。そこで、新しい声をいただきたく、いくつかのおたずねにご協力ください。以下の質問にご意見を賜りたく思います。

@味 A.ふつう B.おいしい C.物足りない

A甘み A.甘すぎるB.ちょうど良いC.物足りない

B量・大きさ

A.多すぎる   B.ちょうど良い  C.物足りない

Cあなたのご推薦のお菓子がございましたら、お聞かせください。

Dお買い上げになられた場所がわかりましたらお聞かせください。福岡空港、博多駅、三越その他(    )

Eその他お気づきの点がございましたらお聞かせください。

 

ご協力ありがとうございました。切手を貼らずにポストへ

通信販売のカタログ  A.送ってほしいB.不要

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当たり前の質問もありますが、全体に店の熱意を感じます。特に、Cはすばらしい。Dでは、どこに行けば買えるのかということまで、さりげなく伝えています。また、最後の通販のカタログにふれているのは、一見客をリピータ−にする良い工夫だと思います。

100円ショップが繁盛しているようですが、全品100円の食堂というのもできたらしい。場所は東京JR中野駅近くで、座席数は24席、1日の客数は150−200人で、平均客単価は500−600円だそうです。経営は企業向け給食業者ですが、同社は今後全品100円の惣菜店と、全品500円のスープ専門店を開店するということです(日経ビジネス2月号)

喫茶店:月に数回昼食を食べる喫茶店で、650円のランチを食べたら、50円のサービス券をもらいました。行き始めて10年以上たつのですが、はじめてのことです。一年くらいまえからメニューもだいぶん多彩になっていました。

レストラン、弁当店宅配(山陽新聞2/1):すかいらーく、ガスト、ほっかほっか亭などの一部が宅配を始めたそうです。新たな顧客獲得を新しい形で始めたのです。

 

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c.ヤフー株1億円*

インターネットのヤフー株が1株=1億円を超えました。うーーん、すごい。最初記事を見たとき1億円がなんの金額か、あまり額が大きすぎて理解できませんでした。インターネット関連はあいかわらず元気がよいようです。アメリカでは、アメリカンフットボール全米一を決める30日夜のスーパーボウルで、テレビ中継のCMにこれまで常連だったコーラや自動車用品に代わって、インターネット関連企業が大挙進出し、全スポンサーのほぼ半数を占め、「CMは経済の流れを反映する」との原則をあらためて裏付けたそうです。

1日の日経朝刊第一面は「ソニー、家電ネット販売」でした。当初年100億円弱が目標だそうです。

また、弱い面も出て来ています。

 インターネットを使った米小売り大手のアマゾン・ドット・コム社は28日、従業員の約2%にあたる約150人を解雇するそうです。アマゾンは、急成長を続け、売上は急激に増えていますが、赤字を続けており、株価は最高値から4割余り下落していました。

米景気はインターネット関連企業の急成長が刺激していますが、実際は同社のように黒字転換が予想より遅れている会社が多いそうです。

いずれにしても、世の中インターネットを避けて通ることはできなくなってきました。

 

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d.景気

サマーズ米財務長官は30日の記者会見で、「日本は回復の兆しはあるが、この先数年で何が起きるか見守る必要がある」と述べたそうです。なにか、気持ちの悪い表現ですね。

良いこと:経済企画庁が28日発表した昨年12月の消費動向調査によると、今後半年間の消費意欲を示す消費者態度指数(季節調整値)は、前回の9月調査に比べて1.4ポイント改善して41.3となり、同指数は4半期が2期続けての上昇だそうです。

悪いこと: 総務庁が28日発表した1999年12月の家計調査(速報)によると、サラリーマン世帯の消費支出は一世帯当たり41万8221円で、物価変動を除いた実質で前年同月比4.7%減少。 8月以降5カ月連続のマイナスです。下落幅も1998年3月の5.7%減以来の大きなものとなりました。

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