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「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどいin長野



8月17日(金)〜19日(日),「憲法と子どもの権利条約がいきて輝く教育と社会を確立しよう」をテーマに「教育のつどい in 長野」が開催され,全国からのべ約4,200名の教職員,保護者,生徒などが参加しました。岡山県からは,司会者,レポーター,一般参加者合わせて16名が参加しました。
開会全体集会は,現地の人々も今ではなかなか聞けない「善光寺木遣り」という祝い唄でスタートしました。開会あいさつに続いて、日曜朝のニュース番組のコメンテーターとしてもおなじみの青木理氏(ジャーナリスト、長野県出身)による講演、現地企画(朗読劇とミニコンサート)が催されました。朗読劇「こわしてはいけない」では、戦前からの長野教育の歴史を振り返り、満蒙開拓への送出や、国体護持のための「松代大本営」、戦後の憲法・平和教育のあゆみが紹介されました。地元出身のシンガーソングライター清水まなぶさんによる歌「回想」は、祖父の戦争・収容所体験をベースに作詞され、実際の写真や映像とともに流れる生の言葉に「2度と戦争を起こしてはならない」という強いメッセージが込められたものでした。
2日目、3日目は、教科や課題別に分かれた分科会において、活発な学習と討論がおこなわれ、岡山からは4本のレポートが提出されました。分科会では、レポート発表(研究や実践の報告)に加えて、それらのレポートに対して共同研究者(多くは大学の研究者)からのコメントがなされたり、感想や課題解決に向けての意見を共有することで学習を深めました。

民主主義は、勝ち取るもの。だまってたらもらえるものではない。 ―青木理氏の講演より―

共同通信社勤務時代に金大中(ノーベル平和賞受賞。日韓関係に寄与)にインタビューした。金氏は、近代アジアの優れた政治家のうちの一人だと思う。その金大中が言うには、「日本は、自分の力で民主主義を勝ち取ったことは一度もない」とのこと。韓国の50代〜60代は、軍事政権を民主政権にしてきた時代を知っており、「訴えれば変えられる、あきらめちゃいけない」という思いや成功体験が比較的多くの人に共有されている。その世代が社会の中心にいる韓国の市民は、キャンドルデモで、政権を変えることに成功した。民主主義は、自分たち一人ひとりが考えて、動いて勝ち取るもの。だまってたらもらえるものではない。