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支えあい、助けあい、高めあう。岡山高教組

反核・平和、9条改憲NO!教え子を戦場に送らないとりくみ


2023年のとりくみ

イスラエル大使館宛に即時停戦求めるFAX 送付

岡山高教組は11月29日、イスラエル政府に即時停戦を求める要請FAXを送付しました。 FAX全文はこちら(新しいウィンドウに開きます)。

5・3憲法集会で内田樹さんと沢知恵さんがコラボ

「輝け 日本国憲法!集会」が5月3日、岡山市立市民文化ホールで開催され、約400人が参加しました。
高教組からは18名が参加するとともに、憲法のつどい岡山実行委員会の事務局として役割を果たしました。昨年はオンライン併用でしたが、今年はコロナ禍前の形態に戻しての集会となりました。
集会では、武道と哲学のための学塾、凱風館館長の内田樹さんが「九条と自衛隊」と題して講演し、歌手の沢知恵さんが「うたに刻まれた隔離の歴史」と題してコンサートを行いました。  
内田さんは、憲法九条は戦前・戦中派の人びとにとっては誇りだったが、その後は歴史修正主義の毒が回っていると語りました。沢さんは、岡山大学大学院教育学研究科でハンセン病療養所の園歌をテーマに修士論文をまとめた経験をもとに、大島青松園や長島愛生園の歴史を紹介しながら、美しい歌声を聞かせてくれました。

高教組も参加する国民平和大行進が716日に岡山県入りし、26日に広島県へ引き継がれました。昨年の夏はコロナ禍のため、隊列を組んで歩く平和行進ができませんでしたが、今年は、歩く平和行進が復活しました。ただし、感染症と熱中症への対策のため、行進は午前中のみとなり、要所ではスタンディングなどのアピール行動が行われました。

2021年度のとりくみ

高教組の各支部は、各分会へ平和行進への参加を呼びかけ、多くの仲間が参加しました。特に、倉敷まきび支援分会では、平和担当者がタペストリーの作成を呼びかけ、青と黄色の用紙に組合員のメッセージが記されたNO NUKESタペストリーを完成させ、平和行進に参加しました。

今年は、122日に核兵器禁止条約が発効し、20217月末時点で署名国数が86、批准は55か国に達しています。唯一の戦争被爆国である日本の政府こそ、ただちに核兵器禁止条約に署名し、国会に批准を求め、核兵器廃絶を求める国際世論の先頭に立つべきです。残念ながら、現在の日本政府は、核兵器による威嚇を肯定する核抑止=「核の傘」論に固執し、条約に背を向けています。一方、岡山県においては、27の市町村のうち20の議会が、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める意見書を採択または趣旨採択するなど、核兵器廃絶を求める世論は大きく広がっています。