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 【特別決議】 第231回評議員会 2010.2.20

教職員の要求実現とともに,高校生の就修学保障,就職保障を大きく掲げ,広範な労働者・県民と連帯して10春闘をたたかおう!

 09衆院選では,貧困と格差を生み出した自公政権を国民の手で退場させることができました。20年にわたる教育全国署名運動を反映し,新政権は公立高校の授業料無償化,また全国一斉学力テストの抽出調査への切り替えなどをすすめています。一方で授業料以外の教育費負担軽減,ゆきとどいた教育と長時間過密労働解消のための教職員増,そして教員免許更新制の廃止など,すみやかにすすめるべき課題も山積しています。今,春闘では私たちの要求をいっそう前進させなければなりません。

 2年にわたる検討を経て今年度実施された「岡山高教組修学援助会」には,43名の応募がありました。家計の急変により「授業料の減免を受けても教材が買えない」「修学旅行費用の積み立てができない」など,どの申請書にも厳しい状況が語られています。このとりくみへの理解と協力をさらに広げるとともに,国や自治体による給付制の奨学金制度の確立が必要です。
 こうした中,「授業料滞納により卒業できない高校生を救え」の声が国を動かし,「生活福祉資金貸付制度」の特例措置を引き出すなど,就修学を保障するわたしたちのとりくみが実を結び始めています。4月からの「高校授業料無償化」をきっかけに,誰もがお金の心配なく学校に通える社会の実現を急がねばなりません。
 一方で,今春卒業予定の高校生の就職内定は,いわゆる「就職氷河期」をも下回り,「2次の求人がまったくなく,1次で不合格の生徒への手立てがない」など,生徒・教職員ともに見通しのたたない厳しい状況が続いています。卒業と同時に「失業者」となる高校生を生み出さないため,とりくみの協同をさらに広げることが求められています。

 

 岡山高教組は,高校生の就修学保障,就職保障に全力を尽くし,彼らが「希望の春」を迎えられるよう全力をあげてとりくみます。また,多くの新しい仲間を職場に迎え,いのちと健康を守る働きやすい職場づくりをめざし,大幅な教職員増,「教員免許更新制」の廃止,「新しい教職員評価システム」の中止など,私たちの切実な要求実現に向けて,広範な労働者・県民と連帯して10春闘をたたかいます

 

  以上,決議します。

2010年2月20日   
岡山県高等学校教職員組合第231回評議員会