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退職後も輝いて!岡山県高校・障害児学校退職教職員の会

全退教(全日本退職教職員連絡協議会)のとりくみ

第31回全退教総会(2021.6/3・4)
zoom開催

◇討論での岡山高退教の発言要旨
◇31回総会あいさつ 長谷川英俊

第31回全退教総会 ZOOMで開催

6月3日・4日の二日間、第31回「全退教(全日本退職教職員連絡協議会)」総会が、初めての試みとしてzoomで開催されました。
岡山高退教としては、高教組会議室をお借りし、また、パソコンやプロジェクターなどの機材も利用させていただく事で、不慣れなZOOM総会に参加することができました。初日は、萱栄次会長、小川澄雄事務局次長、山本和弘事務局次長が参加、二日目は、さらに、小林軍治副会長、藤原斌事務局局長もくわえて5名が参加しました。
2日目に行われた討論で、岡山は萱会長が2番目の発言者として登場、概要次のような発言を行い、多くの参加者の共感を呼びました。

写真は会議の模様(岡山高教組会議室にて)。

zoom総会での、岡山高退教の発言(要旨)
禍転じて福と「なる」−会員との繋がりを大切にした会報の発行

会議二日目に行われた討論での、岡山高退教萱栄次会長の発言要旨をご紹介します。

写真は、発言中の萱会長。顔が画面に映し出されています。

【発言要旨】

・コロナ禍の中で、県や支部での総会や諸行事ができないので、会報の記事がない状況で各支部の会員の方々の原稿協力で発行が実現できた

・大会議案への賛否を問う返信はがきの中で、近況報告を受けた方77人分。 その他各支部の方々からの寄稿27人分。計114名の声を 年4回の会報で届けた。 ・今年の会報はお互いの様子が分かり読みやすいとの声が相次ぎ、いつも以上に好評だった。 ・「禍を転じて福と為す」という言葉があるが、期せずして「福となった」と言うべきかも知れないが、コロナ禍の中での「わざわいを福に変えた」報告です。


全退教第31回総会あいさつ  全退教会長 長谷川英俊


* 2年ぶりの総会にあたり一言、ご挨拶申し上げます

全国の皆さん、お元気ですか!
オンラインのお陰で、2年ぶりにみなさんにお会い出来たこと、何より嬉しく思います。この間の皆さんのご苦労に敬意を表し、一言ご挨拶申し上げます。

1,時代の分水嶺と向き合って

京都は山科、旧東海道筋に地域の人から「滝川村」と言われた里があります。
我が家から2キロほどの里の主・滝川家には、京大滝川事件の滝川幸辰氏の娘さんが最近までご健在でした。
滝川事件が今に繋がっているこの時に、菅政権は「日本学術会議事件」という暴挙に走りました。思想を処罰し、教師の良心を獄に繋いで戦争へと走った時代かと見紛うばかりの「事件」は、私たちが時代の分水嶺に立っていることを示唆しています。
「学問の自由」「表現の自由」に牙を剥く政治は、台湾有事を煽り、沖縄が戦場になることも念頭に戦争法発動の機会を伺っています。また、国民投票法の成立、9条の明文改憲へ動きを強めています。
しかし、歴史に目を閉ざす強権政治に未来を拓くことはできません。
先の日曜日、私の地元で生活困窮者への食糧支援行動が取り組まれました。食
材を求めて駆け付けた175人は学生と一般の方が半々、退学や失業の波間に沈みかねない人々です。
世界のコロナ死者は350万を超えています。その現実を尻目に、「利権の祭典」と化した五輪に突進する政治は、主権者国民から「NO」の怒りの声を突き付けられています。
他方で、草の根市民のたたかいが社会の歯車を動かし始めています。私たちも一翼を担って、35人学級実現の重い扉をこじ開け、核兵器禁止条約の発効という大きな山を動かしました。何より、市民と野党の共闘が新しい政権をめざすフェーズに入っています。
「たたかわずして命も老後も守れない」。政治を変え災禍を乗り切る道こそ大道だと確信します。


2, 結成30周年を全退教のさらなる前進のなかで迎えよう

子どもたちはいま、黙食、黙掃、黙動を強いられ、GIGAスクールで人や自然と対話し学び育つという一番大切なものを細らされながら学校に通っています。
私たちの先達は、天皇制国家にあって、子どもを愛し未来に希望を託してたたかってきました。戦後は、教え子を戦場に送るな!のスローガンを瞳のように大切に歩んできました。そして30年前、「子どもたちは私たちの希望」と変わらぬ思いを原点に「要求実現を願うゆるやかな交流の場、安らぎの場」として全退教を結成しました。以来、退職教職員の願いを掬い取る全国の豊かな活動を通して信頼を集め、平和を求め、子どもと教育を守れと願う拠り所として存在を高めています。そして今、各退教はコロナの下でも前進できる退教めざして、苦闘しつつも新たな地平を切り開いています。
日本海に面したある退教の会員は106人。原点に立ち返ろうと、会長を先頭に手分けして会員宅を訪問…元気かと声かけ、会報を手渡し、会費を頂き近況を原稿に、と求め、未加入だった会員の奥さんは会に加入されました。
人の繋がりこそ生きる力。取り組みの先にはたくさんの仲間が待っています。
退職後も多くの会員が教育現場で子どもと接しています。その実情も踏まえ現職教組との共同・支援に心を砕きましょう。
全国のみなさん、大きく豊かな全退教を築く道に踏み出すなかで結成30周年を元気に迎えようではありませんか。 

3、都議選、総選挙で野党統一推進勢力の前進を

最後に一言申し上げます。
総会後の数か月、私たちはこれまで経験したことの無い激動の日々を迎えることとなりましょう。その局面を攻勢的に切り開くことが出来るかどうかは、市民と野党共闘の前進にかかっていると私は考えます。
4月の衆参3選挙は、市民連合が市民と市民、野党と野党、市民と野党を繋いだこともあって、圧勝しました。これを受け、立憲民主党と日本共産党は、初めて総選挙協力の協議を開始することで合意しましたが、一日も早い実現を願うばかりです。
目の前の大きな山を乗り越えた時、憲法が生きる社会への新たな前進が始まりましょう。そのことに希望を託して、歴史的な都議選、総選挙で野党統一推進勢力の躍進を必ず勝ち取ろうではありませんか。

 2年ぶりの総会、積もる話を交流しながら、実りある総会にしていただきますようご協力をお願いし、ご挨拶とします。以上


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